松木です。
猛暑に見舞われた三連休。
山崎さんの呼びかけで曽爾高原合宿に行きました。
秋は「ススキ」で有名な曽爾(そに)高原ですが、
夏は「避暑地」としても最適な場所。
「暑すぎて外を走る気なんか全く起きんぞ……」と、
暇を持て余しそうだったところでの提案に、即参加決定でした。
(「バーベキュー」という言葉にも、強烈に惹かれましたw)
拠点はここ。
曽爾高原近くで農業や狩猟をされている山下さんのお宅。
緑の山々に囲まれた地域。
夜になれば蛍が飛んでいますし、空を仰げば満点の星空。
耳をすませば川のせせらぎが聞こえ、
朝にはニワトリの鳴き声が、目覚まし時計代わりです。
都会とは別世界に思える自然が、ここにはあります。
去年の合宿時にもお世話になりました。
山下さん宅から11時頃ライド開始。
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「CWASPアタリ前田」予備合宿@曽爾高原
走り初めて10km。
曽爾高原に次いで有名な観光地「香落谷(かおちだに)」。
渓谷の雄大な景色の広がる中、
ひんやり冷たい空気とマイナスイオンを全身に浴びながら走ります。
山崎さんのボケに対して秒で突っ込みを入れる田川さん。
毎週のように全国に転戦している塚ちゃん(1000km圏内は守備範囲)。
IN THE WOODSの岡本さんと、いつも陽気な綾さんの最強コンビ。
それに山崎さんと自分。
この時、山崎さんが前引いてくれていたので写ってません(笑)
スタートして20kmちょっと。
徐々に緩めの登りが……
「塚ちゃん登り頼むわ!!」
「えっ、これ登りですか??」
おぉ、自分にとっては十分登りなんや(-_-#)ピキッ
ふふふ、大したことないやんけ。
全然余裕で付いて行けるわ!!
くっ、口だけやな~(`д´ゼエゼエ
「引けるときに引いときます~」と、積極的に前に出てくれる山崎さん。
前日の練習で脚がダルかったので、ホント助かりました~(^^)
先ほどナメた口を利いた塚ちゃん。
お返しに、前方に見える坂で、
”いきなり全身全霊アタック”(←大人げないw)で、一瞬で葬り去ってやりました(笑)
38km地点、道の駅「御杖(みつえ)」にて休憩&昼食タイム。
この時点で13時30分。
南の道、山下さんの家に戻る方向へ向かうと、
遠回りして曽爾高原を登ったとしても15時30分頃に着いてしまいそうで、
ちょっと物足りない感じが……
「東に行くとロングコースなんですが、どうします?」
「松木くんに任せます。」
「では、行ってみたいので、そっち(東)行きましょう!」
暑い中、初コースでロングということに
少し不安を感じながらも好奇心が勝ちました。
すごく気持ちが良い道があったり、
突如として、見たこと無い景色が広がったり、
美味しそうなパン屋やカフェが見つかったり。
”走ったことがない道”というのは、
どうしようもなくワクワクするんですよね(^^♪
走りづらかったり、しんどいだけの
”ハズレ道”だったりすることも多いですけど、それもまた一興。
この時は、みんなまだまだ元気です。
まさかこの時は「回収車」が出動する事態になろうとは、
露にも思ってませんでしたね……
62km地点のコンビニで休憩。
にしても暑い!!
14時30分で気温はピークに。
堪らず岡本さんと綾さんも冷水を頭にドバドバと。
ですが、ここからが長かった……
166号、通称「和歌山街道」。
平均0.5%の緩い登り基調が、ダラダラ~と40km続きます。
そして、ループ橋を登ってから3kmの長いトンネル、
そこから下るまでの計50kmの一本道を、ひたすら西へと。
途中、自販機こそポツポツあれど、
コンビニなんて見当たらなかったように思います。
容赦なく照り付ける太陽によって枯れかけたので、
「塚ちゃん悪い、次の自販機で止まらせて~」とお願い。
しばらくして山崎さんと田川さん。
ただ、岡本さんと綾さんは「川に入ってる」とのこと。
ああ~そう言えば無性に入りたくなった川があったなぁ。
それにしても大丈夫かな?
その後、長かった166号とおさらばして、28号を北上。
また峠か……
今日の気温で、このコースはかなりハードやわ。
ドえらいコースに案内してしまったぞ(^^;;
山崎さん走行後談、
「最後の峠、松木くんへの怒りが原動力になりました」と(笑)
結局、山下さんの家に戻ったのは17時30分手前ぐらいでした。
15~20分ほどして山崎さんと田川さん。
川に入っていた岡本さんと綾さんは、まだしばらく帰ってこなさそう。
岡本さんに電話してもつながらず、
熱中症で動けなくなっていたりするとマズイかも……
ということで「回収車」出動!!(山崎さんのワゴン車)
道を逆走し、二人の捜索に取り掛かりました。
そして、28号を越え、再び166号線へと入った辺りで、
岡本さんと綾さんを発見!!
思ったよりは、まだ大丈夫そうな様子で一安心ε-(´∀`)ホッ
なんでも、川で身体を冷やした後、
166号の3kmの長いトンネルを避けて、
脇道の「高見(たかみ)峠」に入ったそうです。
「高見峠」は、
”関西のマッターホルン”と呼ばれている高見山山頂へと向かう坂道で、
トンネルが開通する30年ほど前までは、国道だったそうです。
「景色はすごく綺麗だったけど、一言もしゃべりませんでした」
と、岡本さんと綾さん。
綾さんは拾いに来てもらおうと提案したそうですが、
岡本さんが「ダメ!」と断って頑張っていたそうです。
お二人とも、本当にお疲れ様でしたm(__)m
温泉にてサッパリした後は、
家の軒先でバーベキューです(^^♪
お腹ペコペコだ~
タン(*´∀`*)
山崎さんが調達してくれた大量のお肉さん達が、
次々に網の上へと並んでいきます。
奥に見えるのは、山下さんが育てたジャガイモ。
間違いない「塩バター」でいただきました。
まるで”ロデオ”のように、肉と炎を自在に操る山下さん。
山下さんは元々料理人をされていたそうで、
大事な高級肉の焼きは、全部シェフにお任せしました(笑)
続いて、綾さんお手製のピザ!!
「トマトソース仕立て」と「ブルーチーズ×はちみつ」の2枚。
大きめのサイズだったんですが、一瞬で皆の胃袋の中へと。
美味しいよぉ~(´;ω;`)ウウウッ
締めは熟成肉。
「赤身なのに柔らかい」というキングオブお肉でした。
こんな感じの楽しい宴を23時30分頃まで。
その後、みんなが疲労と満腹で床に就く中、
田川さんと1時間30分ぐらい、たわいなくも面白い会話をしていたので、
実際に自分が寝たのは、確か2時30分ぐらいでしたね~
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「うっ……寒っ!!」
寒さで、朝5時40分頃に目覚めました。
外に出てみると、日が昇り始め、朝靄が立ち込めていました。
天気は昨日と同じく晴天でしたが、
Tシャツだと、かなり肌寒く感じる気温。
ハンナ、朝っぱらから元気やな~。
とっても清々しい朝。
朝飯前にちょっと走ってみようかな。
昨日は、この大きな通りを写真手前へと走っていたのですが、
右側に見える道へ。
「栂坂(とがさか)峠」。
良い峠です(^^♪
反対側に降りて、もう一度登ってみよう。
「うりゃぁぁぁ!!!」
無駄に全開インターバルをかけるやつ(笑)
「ゼエゼエゼエ……………えっ、ちょっと待って!?めっちゃ綺麗やん!!」
朝靄に強い朝日が反射して、くっきりと無数の木漏れ日が。
インターバル中でも、つい止まってしまうほどに神秘的でしたね。
さて、家に戻って朝食です。
”無農薬”に加えて”無動物性肥料(牛糞など)”というお米に
昆布を乗せて、土鍋で炊いたご飯。
しっかりお焦げも(^^♪
昨日の夜、山下さんが炭火で、
じ~~っくり焼いていた1kgのブロック肉が山盛りに……
「ちょっと焼き過ぎじゃないですか??」と
みんなが若干訝しげな視線を投げかけていましたが、
すみません……完璧でした。
土鍋で炊いた白米に、
このお肉を「これでもか」とふんだんに乗せ、
その上に烏骨鶏の卵を割る綾さんΣ(゚ロ゚;)エェッ!?
これは贅沢の極みやで……
他にも、自家栽培のほうれん草入りのお味噌汁や、
同じく自家菜園の小松菜、大根の漬物。
こちらは、奈良県の伝統野菜「半白(はんじろ)キュウリ」。
このキュウリを”ごま油”と”塩”を付けていただきます。
昨日あれだけ食べたにも関わらず、
6合のご飯が、みんなの胃袋へと消えていきました(笑)
ご馳走様でした(^^♪
朝食後、私服にサンダルというラフな格好で、
近くにあるという山下さん農場予定地を見に、軽くひとっ走り。
……のつもりが、なかなかの激坂で、汗だくになる(^^;
しっかりピースを決める山崎さん。
ダンシングで逃げる田川さん!
そして、それを追う岡本さん!
絵になる綾さん。
「山下さんのトラックにつかませて欲しかった~」と嘆いてました(笑)
農場見学後は、
近くを流れていた川で水遊び!
「ひゃー冷たぁー(≧▽≦)」
「ここ、膝までありますよ~」と、テンションの上がる山崎さん。
「絶対気持ち良い!」と、岩床で寝そべる岡本さん(笑)
そして、家へと戻って合宿は終了!
皆さん、色々と本当にありがとうございましたm(__)m
今回の合宿は、急遽決まった、言わば”予備”合宿。
1か月後のお盆には、”本”合宿を開催予定。
もっと人数も多くなるはずです。
川で冷やしたスイカを軒先でシャクシャク食べたり、
夜には打ち上げ花火とかやりたいな~とか、色々妄想が膨らみます。
今からもう楽しみです(^^♪(もちろんちゃんと走りもしますよ)
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