全抵抗の内訳
空気抵抗 | 転がり抵抗 | 駆動摩擦抵抗 | |
15km/h | 50% | 45.5% | 4.5% |
30km/h | 79% | 17.5% | 3.5% |
40km/h | 85% | 12% | 3% |
急勾配の坂道でもなければ、
「空気抵抗削減」が常に最優先事項。
特に、”体”は空気抵抗全体の75%を占めるため、
ポジション、ウェアには特にこだわるべき。
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空気抵抗
機材面では、ハンドル、フロントホイールなど
前面に近いパーツほど効果は比較的大きい。
逆に、半分より後ろのパーツのエアロ効果は誤差程度。
空気抵抗削減効果ランキング(42km/h)
削減w | 速度up | 40kmTTでの短縮時間 | |
1位:エアロフォーム (DHバーを最速とする) |
30~40w以上 | 1.5~2.0km/h以上 | 120~155秒以上 |
2位:エアロフレーム (S5を最速とする) |
10~25w | 0.5~1.3km/h | 40~105秒 |
3位:エアロジャージ (スキンスーツを最速とする) |
10~20w | 0.5~1.0km/h | 40~80秒 |
4位:50mmホイール (CLX 50を最速とする) |
10~20w | 0.5~1.0km/h | 40~80秒 |
5位:すね毛処理 | 19.2w | 0.88km/h | 70秒 |
6位:エアロヘルメット (Ballistaを最速とする) |
5~10w | 0.25~0.5km/h | 20~40秒 |
7位:シューズカバー | 8.2~9.5w | 0.38~0.44km/h | 30~35秒 |
8位:エアロハンドル | 3w | 0.14km/h | 12秒 |
9位:エアロボトル | 2w | 0.1km/h | 8秒 |
10位:ゼッケンの隙間 (4つ⇒8つ) |
1.5W | 0.07km/h | 6秒 |
ドラフティングによる空気抵抗削減効果
35km/hで60%、40km/hでは半分以下になる。
40km/hなら、30cmで47%、1mで52%、2mでも63%。
現実世界のおける風向きの割合
0-5°:50.53%
5-10°:28.39%
10-15°:13.85%
15-17°:7.25%
斜めからの風も無視はできないが、
速く走るためには正面からの風がやはり重要。
エアロに関する24記事
エアロロードランキング
2016年モデルのエアロロードを対象にした
ドイツ誌「TourMagazine」のシミュレーション結果。
距離100km、獲得標高1000mのコース。
ライダー75kg、出力200w、ホイールZIPP404、タイヤ4000sⅡで統一。
「エアロ」と「総重量」から計算されている。
空力 | シミュレーション結果 | |
1位:Madone 9 | 1位 | 3時間21分37秒 |
2位:S5 | 3位 | +6秒 |
3位:AR FRD | 3位 | +19秒 |
4位:Aeroad CF SLX | 5位 | +32秒 |
5位:旧Propel | 6位 | +44秒 |
6位:Venge Vias | 1位 | +50秒 |
7位:Foil Premium | 7位 | +58秒 |
8位:TMR 01 | 7位 | +64秒 |
9位:Transonic SL | 12位 | +73秒 |
10位:795 Aerolight | 9位 | +76秒 |
11位:旧Reacto | 10位 | +76秒 |
12位:G6 Pro | 11位 | +80秒 |
2018年モデルの「Propel Disc」「新型Reacto」「Orca Aero」「Aircode」
は含まれていないが、シミュレーションすれば上位に食い込むはず。
エアロロードに関する4記事
軽量化
軽量化に関する5記事
クライミングバイク『2013 SUPERSIX EVO Hi-MOD』約5.95kg
フレーム54サイズ:約840g(S5 1065g)、フォーク、ヘッドパーツ込み約1400g(S5 1680g)
コンポ:9100 STI372g、FD71g、RD160g、CS-9000/12-25T約190g
チェーン:CN-HG900
BB:TRIPEAK PF30→24 セラミック 134g
フロントシングル:RIDEA シングルチェーンリングボルト 6g/4個
ブレーキアウター:ALLIGATOR I-LINK GREEN 約30g/m(15~20g軽量化可)
ブレーキインナー:AICAN
シフトワイヤー:JAGWIRE ブルー
ブレーキ:ZERO GRAVITY 約210g(ナット、シュー込み)
ブレーキシュー:前輪/BLACK PRINCE 後輪/カンパ純正
ホイール:KSYRIUM PRO CARBON SL TU 公表1190g
タイヤ:CORSA SPEED 193g
前クイック:LIXADA チタンクイック 25g
後クイック:MAVIC チタンクイック 45g(ノーマル65g、LIXADA27g)
ハンドル:MIRACLE HB014 192g
ステム:UNO 7 100mm 108g
トップキャップ:X-ON 9g
サドル:TOUPE PRO 126g
シートポスト:TNI LW168 172g→カット後151g
ペダル:KEO BLADE 公表180g
ベータチタニウム化:ステムM5×15/6本1.7g、シートクランプM5×10/1本
使用ギア:菰野34-12/25、伊吹山50/34-12/25、富士50/34-12/25、乗鞍34-12/25、大台ケ原50/34-12/25
転がり抵抗
第三者機関「Bicycle Rolling Resistance」による路面抵抗テスト
ベストなタイヤを選択するためのヒント
ベストなチューブを選択するためのヒント
「FLO」が公開している”路面抵抗”と”前タイヤ空気抵抗”のトータル抵抗
最適な空気圧に関する考察
駆動摩擦抵抗
「ロードバイクトレーニングの科学」よると、
チェーンを最適な状態にすると、5w(0.3km/h、27秒)削減できる。
潤滑剤13種類比較インプレ・チェーンの洗浄方法
世界最速のチェーン潤滑剤
ビッグプーリーに関する6記事
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