松木です。

 

リデア 18T-18TのビッグプーリーRIDEA『C88 AERO』を取り付けて駆動抵抗を比較してみた。

今回は、RIDEA『C88 AERO』を取り付けて、
「ビッグプーリーは駆動抵抗が小さいのか?」
ということを確認してみます。

 

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RIDEA『C88 AERO』について

リデア 18T-18TのビッグプーリーRIDEA『C88 AERO』を取り付けて駆動抵抗を比較してみた。 実測重量 リデア 18T-18TのビッグプーリーRIDEA『C88 AERO』を取り付けて駆動抵抗を比較してみた。 実測重量

DURA-ACE「RD-9070」のケージが41gなのに対し、
リデア『C88 AERO』の実測重量は88g

大きいので、多少重いことには目をつぶりましょう。

 

リデア 18T-18TのビッグプーリーRIDEA『C88 AERO』を取り付けて駆動抵抗を比較してみた。 ケージ アルミ

表のケージはカーボン製ですが、
裏のケージは、変速性能を落とさない強度を確保するためにアルミ製です。

 

リデア 18T-18TのビッグプーリーRIDEA『C88 AERO』を取り付けて駆動抵抗を比較してみた。 プーリーボルト チタン

そして、プーリーボルトはチタン製という細かいこだわりよう。

 

リデア 18T-18TのビッグプーリーRIDEA『C88 AERO』を取り付けて駆動抵抗を比較してみた。 RSPY3X RSPYCX1 カーボンプーリーリデア 18T-18TのビッグプーリーRIDEA『C88 AERO』を取り付けて駆動抵抗を比較してみた。 RSPY3X RSPYCX1 カーボンプーリー

プーリーは、アルミ製ではなく、
”軽い” ”チェーンとの摩擦音が小さい”
といった特徴があるカーボン製ボディ(同価格)のものにしました。

カーボンペダルなんかにも似た耐久性の高そうなな質感です。

 

下側のテンションプーリーのほうだけ裏表がありました。

 

X-SYNC構造 リデア 18T-18TのビッグプーリーRIDEA『C88 AERO』を取り付けて駆動抵抗を比較してみた。

続いて”歯”に注目。

 

X-SYNC構造 リデア 18T-18TのビッグプーリーRIDEA『C88 AERO』を取り付けて駆動抵抗を比較してみた。

わずかに歯が左右に振っているんですね。

RIDEAは、これを「X-SYNC構造」と呼んでいます。

 

シクロクロスのチェーンリングなんかにもよく見られる構造で、
チェーンの暴れを押さえ、変速動作を安定させる効果があります。

実際にチェーンをはめてみると、
左右の遊びが無く、ガッチリつかんでいました。

 

リデア 18T-18TのビッグプーリーRIDEA『C88 AERO』を取り付けて駆動抵抗を比較してみた。 フルセラミックベアリング

プーリーはフルセラミック

 

よく回ります。

オイル不要で、拭き取り&エアーによる洗浄のみでいいので、メンテナンスも楽です(^^♪

RIDEA『C88 AERO』の取り付け

リデア 18T-18TのビッグプーリーRIDEA『C88 AERO』を取り付けて駆動抵抗を比較してみた。 取り付け方

ピボット、上プーリー、下プーリーの位置関係です。

 

18Tの上プーリーがスプロケットに干渉しないよう
下へとオフセットされており、
3つ中心を結ぶと、ほぼ直線になります。

 

リデア 18T-18TのビッグプーリーRIDEA『C88 AERO』を取り付けて駆動抵抗を比較してみた。 CN-HG901 チェーンの長さ リンク数

せっかくなのでチェーンも新調。

11T-15Tのカーボンドライジャパンの場合は108リンクで済んでいましたが、
『C88 AERO』では、116リンク使い切ってしまいました‥‥

 

余談ですが、シマノの「クイックリンク」は
取り付けるのが恐ろしく硬かったです。

チェーンが傷みそうな程だったので、
諦めてKMCのミッシングリンクにしました(^^;

 

 

さて、実際に取り付けていきます。

 

リデア 18T-18TのビッグプーリーRIDEA『C88 AERO』を取り付けて駆動抵抗を比較してみた。 取り付け方法 テンション

上のように、ケージの取り付け穴は4つあります。

テンションの弱め「1L」、標準の「2S」、強めの「3H」、強い「4T」。

 

リデア 18T-18TのビッグプーリーRIDEA『C88 AERO』を取り付けて駆動抵抗を比較してみた。 取り付け方法 テンション

標準「2S」で取り付けした時の、
上プーリーとローギア25Tの距離です。

 

スプロケットから送られてきたチェーンが
自然なラインで上プーリーへと渡っている適正な状態です。

 

リデア 18T-18TのビッグプーリーRIDEA『C88 AERO』を取り付けて駆動抵抗を比較してみた。 取り付け方法 テンション

弱め「1L」で取り付けた場合。

この状態では、
上プーリーとローギアの距離が遠過ぎるため、
変速の反応が著しく落ちてしまいます。

 

リデア 18T-18TのビッグプーリーRIDEA『C88 AERO』を取り付けて駆動抵抗を比較してみた。 取り付け方法 テンション

強め「3H」で取り付けた場合。

逆に、上プーリーとローギアの距離が近過ぎます。

 

この状態で走ると、ガチャンガチャン音がしますが、
以前に一度、このケースの自転車を見たことがあります。

RIDEA『C88 AERO』の駆動抵抗を比較実験してみた

RIDEA『C88 AERO』の駆動抵抗を比較実験 リデア 18T-18TのビッグプーリーRIDEA『C88 AERO』を取り付けて駆動抵抗を比較してみた。

取り付け完!圧倒的存在感‥‥

 

続いては「ビッグプーリーの効果」を
2種類のロードバイクを使って簡単にチェックしてみます。

 

【A】BB:TNIセラミック、チェーン:DURA-ACE、RD:RIDEA『C88 AERO』
【B】BB:CeramicSpeed、チェーン:ULTEGRA、RD:RD-5700純正

 

RD以外はなるべく近い条件・駆動抵抗となるように、
駆動系に関わるパーツはキレイに洗浄・注油しました。

そして、インナー×5枚目の位置でクランクを逆回転し、
両車体の回転の滑らかさを比べてみました。
(今回の比較対象は105ですが、上位グレードであってもほぼ同じ)

 

両者の惰性の違いで、滑らかさの違いも判断できると思います。

 

手に伝わる印象では、
【B(後半)】の抵抗が決して大きい訳ではありませんが、
【A(前半)】のほうはラチェット以外の抵抗をほぼ感じません。

 

 

ある程度距離を乗ったら、次は実走インプレを書くつもりです。

 

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