松木です。
ついに届きました……
日本の高温多湿な気候に対応したBIORACERの逸品×2が!
ライドはまだですが、
実物を吟味し、そして着てみた感想を先に話しますと、
期待を超えてハラショー(b-_^)ビシッ
こちらのウェア、完全予約商品だったために現在入手できないのですが、
来週末に開催される『Mt.富士ヒルクライム』のBIORACERブースにて
数量限定で販売されるとのことですから、宜しくチェックすべし!
今回は物を見ないと知り得なかった
『メッシュワンピースストラトス』の実物インプレッションです。
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実測重量
まずは手持ちのBIORACERロードワンピース。
プロのお下がりで無線ポケットなどの余計な装飾が付いていますけど、
Sサイズで307g。
続いて、BIORACER『メッシュワンピースストラトス』
Mサイズで237g。軽い!!
全体の半分以上を占めるメッシュ生地が効いています!!
「20~30g軽くなっていたら嬉しいな」ぐらいに望んでいたのですが、
-70g減は嬉しい誤算ですね(^^)
Sサイズは更に軽量な225gでした。
※追記:XSサイズは218g
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適材適所に使い分ける5種類の生地
写真だけだと分かりづらかったのですが、
下のように生地が配置されておりました。
それぞれを簡単に説明していきます。
肩~腕は、ライクラに似た素材に縦縞が入った「AirStripe」
縦縞部分は非常に薄くなっているのですが、
この凸凹が空力学的に整流効果を生み出します(その理論についてはこちら)
最近では各メーカー「AirStripe」を模したウェアを出していますが、
適当に配置しただけでは、大した効果は得られない事が分かっています。
つまり「縞模様=エアロ」と考えてしまうのは少し短絡的で、
せめて風洞実験を行っているウェアメーカーじゃないと信憑性に欠けると言えます。
上半身の大部分&脚の側面は、このウェア最大の売りである「AirMesh」
「薄く」「伸びる」生地で、嫌な圧迫感を感じずに呼吸しやすく、
また肌触りの良い着心地、”ピタッ”としたフィット感もサイコー。
「涼しそうなんだけど、スケスケで見た目はヤバくならないか??」
という心配をしていたんですけど、
ディープブルーと幾何学模様のおかげで”スケスケ感”はほぼ無し!
丸見えだと変態呼ばわりされかねない乳首も
「BIORACER」の白文字の下にくるので目立たず。
これならインナーウェアが無くても卑猥に見える事はありませんが、
斑点状の日焼けを避けたければ、やっぱり着た方が良いでしょう(^^)
ちなみにですが、お尻の上に位置するAirMesh。
ここが透けてしまうと、半ケツみたいになってマズいですが、
ライクラとの二重構造になっていますのでご安心を(笑)
この部分は言わば”化粧メッシュ”です。
下半身の大部分を占めるのが「STRATOS(ストラトス)」
これは初めて見ましたね。。。
一瞬「ライクラなのかな?」と思ったのですが、
ツヤが無く、また触り心地もザラザラしています。
さらに、手で引っ張ってみると、
ライクラよりも伸縮力があって”ゴム感”が強い。
BIORACERの「STRATOS」の説明↓
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紫外線から肌を保護しつつ通気性が非常に高く、汗を素早く排出しながら撥水効果が抜群という高機能素材『ストラトス』を採用。暑い時期は走行中にクーリングで水をかけることが多いですが、通常使われているライクラ素材は水を吸って重くなってしまう上、足に張り付き動きを妨げがちです。その点ストラトスは生地が水を弾くので、体感気温を下げつつ身体の動きを邪魔しません。
そして、安価で薄手のライクラ素材を使い軽量化を謳ったワンピースが多い中、ビオレーサーの提案は異なります。軽量化よりも、コンプレッションが効いたストラトス生地で筋肉を疲労させないことがレースでは有効です。薄手のライクラ素材では締め付けが無く、疲労の軽減には疑問が残るからです。
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触ってみると「ああ~そういう事か!」と納得しましたね(^^)
「強い撥水力+コンプレッション機能」という特長を持つのが「STRATOS」
脚の裾部分は「パワーバンド レッググリッパー」
なんか必殺技みたいな名前だなw
「ズレない」「局所的に圧迫しない」という特徴を持つ生地ですが、
これは他メーカーでもよく採用されていますから、特に目新しさは感じません。
自社開発パッド『Smooth UNI』
BIORACERのパッドのラインナップの中で
最もオーソドックスな『Smooth UNI』が縫製されていました(詳しくはこちら)
裏返した写真がこちら。
シンプルですが、触ってみると”ある程度の厚み”と”十分なコシ”があります。
パールイズミなどに見られる
”複数”の素材を”立体的”に配置した「3D構造」がパッドの主流。
ですが、BIORACERはその常識に疑問を投げかけました。
- 3Dパッドだと「厚み」が出てペダリングを妨げてしまう
- 伸縮性の優れた”単一”素材の”平面”パッドにすれば、股関節周りの動きに追従できる
- 素材間のつなぎ目を無くなれば「ストレスフリー」「フィット感」「軽量化」にも貢献
分厚く、立体的で「お尻が痛くなりにくそう」だけでは甘いという事か……
BIORACERのパッドはそこから一歩先へと考えが進んでいるようですね(^^)
予想していたよりも軽く、
写真で見るよりもクールで、
ロード用よりも着心地良く、
想像以上に機能的でもある。
試着しただけでベタ惚れやで……
走るのがとても楽しみ(^^♪
大切にしたいので、正直あまり普段使いはしたくないんですけど(笑)
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