松木です。
パオラ・ジャノッティさんという方が本日5/22から
ロードバイクで「10日間日本縦断チャレンジ」をしているそうです。
この記事を読んでも、情報量が少なすぎて、
逆に疑問ばかり浮かんできてしまいました。
そこで、パオラさんについて調べてみました。
やはり、クレイジージャーニーな人みたいです‥‥
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パオラ・ジャノッティさんについて
パオラさんは、イタリア人女性サイクリスト。
レースなどで活躍しているわけではありませんが、
メーカーからサポートを受けたり、イベントに呼ばれたりして、
タレントに近い形で世界的に活動されているのだと思います。
日本で言うと「ちゃりん娘」みたいな感じではないでしょうか?
パオラさんのインスタグラムの写真やfacebookを見てみると、
どの写真も笑顔で、
「自転車を通して人生そのものを楽しんでいる」
のが伝わってきました。
同時に、クリッシー・ウェリントンという
一人の女性トライアスリートを思い出しました。
クリッシーさんはトライアスロンのアイアンマンで
4度の世界一を成し遂げたプロアスリートでした(2012年に引退)。
世界一を決める大事なレース中でさえも笑顔で走っており、
「苦しいはずなのに、何て楽しそうに走るのだろう」と思いました。
雑誌などのインタビュー記事を読んでも、
とてもポジティブに物事を考えて、
「ハッピー」という言葉が好きな、とても陽気な人。
4回世界一という成績よりも、
「生き方」がとても深く印象に残っている選手です。
同じように、パオラさんも
とても明るく、人生を心底楽しみながら、
周りの人も巻き込んで元気にしてしまうような人なのじゃないかと思います。
女性最速でギネス認定されたロードバイク世界一周
2014年、パオラさんは、
上の29400kmという果てしない道のりを、
144日間かけてロードバイクで走破しました。
中東アジアやアフリカなど、
走るのに適していない危険なところは避けていますが、
アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアは完全に横断。
帯同するサポートカーはあるものの、
毎日200km以上走り続けることは、
体力はもちろん、並みの精神力じゃ不可能です。
それこそ「底抜けのポジティブさ」みたいなものがないと
苦しい局面を乗り越えることはできなかったでしょう。
こちらが、その際の動画です。
万全のサポートがあったとは言え、
色んな困難があったことがうかがえます。
ずっと整備された道とは限らず、
時には砂利道を走ることもあったでしょうし、
周りに何の隔てのないような地域では、
強い風や砂埃にさらされたはずです。
それから、
この挑戦中、自動車と交通事故を起こし、
首の骨を損傷、救急搬送されたそうです。
2分9秒のあたりで、
その際の様子とレントゲンの写真がが映っていますよね。
そのため、一時中断、治療・通院をしたそうですが、
その後、チャレンジを再開し、
144日間という女性最速記録で、ギネス認定されました。
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昨日行われたチネリキャンプにパオラさんも参加
2日前、淡路島で「チネリキャンプ」というイベントがあり、
それにパオラさんも参加されていたそうです。
チネリ自転車、あるいはチネリのアクセサリー、
ハッチンソンのタイヤ、サンマルコのサドルを使っているなら
誰でも応募・参加できたようで、いわゆる「オフ会」みたいな雰囲気のイベントです。
みんなで淡路を3時間走った後、
ミシュランの星を持つシェフの料理を食べながら
パオラ・ジャノッティさんを始めとして、
チネリの副社長などのメーカー関係者とも交流できました。
参加費、料理は無料で、
一部の人は大阪から淡路島までのバス交通費まで無料という
参加条件の敷居が低い割に、すごい良い待遇のイベントです(^^)
今回の日本縦断挑戦について
北海道最北端宗谷岬をスタートし、
鹿児島まで10日間で走り切る予定です。
仮に、鹿児島の最南端佐多岬まで走った場合、
およそ2700~2800kmの行程。
つまり、平均して毎日270~280km走ることになります。
サイスポの記事によると
急ぐというよりは「走る時間を長くする」というタイムスケジュールで、
起きている間は、とにかく進むことで身体の負担を減らす作戦です。
信号のストップや細かい休憩を考えると、
一日で正味12時間ぐらい走ることになると思うので、
平均時速23~24km/hでしょうか?
ロードバイクなら、無理のないペースだと言えます。
インスタグラム、フェイスブックに挑戦の様子を毎日アップしていくそうですから、
日々チェックして、パオラさんの日本縦断を追体験し、
彼女からポジティブなエネルギーを分けてもらってはどうでしょうか?
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