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前日の記事DAY3の走行データ DAY3 出会いは突然に(旧学校宿→吉野川沿い→小便小僧→祖谷のかずら橋→歩危農園)7時15分頃に起床。疲れてたんで8時にセットしていましたが、どうやら体内時計の方が勝つみたいですね! 前日は全く作業が終わらずバタンキュ〜してしまいました。 少しでもブログやルート作成、観光地調査の遅れを取り戻すべく、朝からかちゃかちゃパソコンに向かった後、9時過ぎに調理室で朝食を作りに行きました。 昨日スーパーで買った食材でこしらえた卵ケチャップトーストとた〜ぷりジャムトースト(...

DAY4の走行データ

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DAY4 デカ盛り対決(歩危農園→大歩危遊覧船→ひばり食堂→ゆとりすとパーク→高知市内)

「チュンチュンチュン」

「んっんーー、ふわ〜〜٩(๑´O`๑)۶」

 

7時半過ぎ、朝日と鳥のさえずりで自然起床。

 

久しぶりに7時間睡眠。

この三日の平均は4時間だったので、ぐっすり寝れましたねぇ(^_^)

 

相変わらず良いお天気だのう〜

諸々の準備を済ませた後、
左下の調理小屋で卵ケチャップパンを食べて10時過ぎ出発。

 

どんなに早く起きても、やることだらけで
結局チェックアウトギリッギリになるんだよなぁ〜(笑)

 

 

朝調べていて気づいたんですが、
ここはかの有名な景勝地「大歩危(おおぼけ)」のすぐ近くらしい。

 

「小さい頃に家族と来たような記憶がうっすら………折角だし行ってみんべ!」

 

「おぉー、鯉のぼりいっぱいや〜!」

「1、2、3・・・・94、95、96、97!」

 

景色を眺めるだけでも満足できますけど、
さらなる絶景を求めて、遊覧船に乗ることにしました。

 

1、2日目を見ればわかると思いますが、
私はせっかち、欲張りな性格です(笑)

それゆえに「行く事」を目的にしてしまいがちなため、
その地をじっくり味わう時間を意識的につくりたいと思い直しました。

 

「別に必要以上に先を急がなくたっていいんだぞ。」

「”薄い”日本一周じゃなく、”濃い”日本一周にしよう!」

 

そのことを自らに思い出させる意味でも
のんび〜り過ごす時間もある程度は大切だと感じたんです。

 

「わーお(゚Д゚) 間近で見るとこれまたすんげぇーー迫力だわ!」

 

ガイドさんのお話によると、

砂が押し固められて岩ができた
→温度や地殻変動の圧力によって性質変化した岩(変成岩)となった
→吉野川の浸食力によって今のようなギザギザの形(奇岩)になっていった

という成り立ちらしいです。

 

そして「大歩危」というのは、
この地にまだ道路も鉄道もなかった当時、
このような断崖を「歩くのが危ない地」=「歩危」と呼んでいたことに由来します。

 

獅子岩。

「すげぇー、本当にライオンの横顔に見えるやん!」

 

Σ(゚Д゚)!

「川に錦鯉だと…!?」

 

水深が深いところは10mありますが、
最も浅いところは1mもなくて、川底がくっきりと見えましたよ!

 

手を伸ばして触ってみると、

「やっぱ冷たい!」

昨日浸かったところより1〜2℃低くかったかもしれませんねぇw

 

30分の遊覧はあっという間に過ぎて帰着。

 

「いや〜ほんと乗って良かったわぁ〜」

 

大満足の気持ちで この地を後にしました。

 

 

32号線を南西方面へとひた走ります。

 

天気と景色は最高ですが、
ゼロコンマの上り坂基調で、しかも向かい風だったため、
思うようにはスピードは上がらんかったですねー(^_^;

 

………そういえばこの辺で知らず知らずの内に、
徳島県→高知県へと県を越えていたみたいです。

 

その後 走る事1時間。

 

この分岐を”右”に行けば内陸を西に進んで「にこ淵」という
エメラルドグリーンが美しい滝壺にたどり着きます。

………が、圧倒的上り坂な上に走行距離がかなり伸びてしまいます。

 

多少名残惜しい気もしましたけど、ここは”左”(高知市内方面)を選択。

人生とは日々別れ道の連続なのだ(名言風)

 

そして、その先すぐのところにあるのが、、、

 

ひばり食堂です。

前日にライダーの方に教えていただいていたお店です。

 

日曜の昼食時ど真ん中だったため、長蛇の列が!!

さっきの鯉のぼりと同じように

「1、2、3・・・32、33、34人も!?

 

ですが絶対に行こうと思ってたので、
躊躇なく駐車場へと向かいました。

 

ずら〜〜っと大型バイクだらけ!!(°◇°〃) ホエ~

やはりライダーの方々に一番人気の食堂みたいですねー(^^)

 

列の最後尾に並んで順番を待ちました。

 

(チクタク、チクタク、チクタク)

 

待つこと1時間5分、いよいよ念願の入店を果たしました。

 

この店はいわゆる「デカ盛り」のお店です。

 

カツ丼という食べ物は、「今日の昼は、カツ丼でも食べるか」というような軽い気持ちで食べてはいけない。 「よし今日の昼はカツ丼だあ」と、気合を入れてから食べなくてはいけない。 そういう料理なのである。 しかしここに、日本一気合を入れなくてはいけないカツ丼があった。 高知県の大豊町という、山中にある定食屋、「ひばり食堂」のそれである。 見ていただきたい。 カツが二枚のったそれは、通常の倍近くあるのではな

 

「ミニ」が並、「普通」が大盛(1合)、「大盛」が特盛(2合/1.2kg)、
そして極め付けの「倍増」が6合で、その総重量はなんと7.2kgだという。。。

 

このお店の定番は「カツ丼」
好奇心を駆り立てるのは「しゅわんぼう丼(いのししのメンチカツ丼)」
今食べたいのは「親子丼」

 

「お待たせしました。何になされますか?」

「親子丼大盛りでお願いします。」

「はい、かしこまりました。」

 

それから、気になることも聞いておきます。

 

「……あの〜、食べ切れなかったら持って帰れますか?」

「はい、容器を渡しますよ。」

 

逃げ道を確保(笑)

 

 

「キツいっす。。。」

 

テーブルの斜向かい側、
感染防止用の衝立(ついたて)越しに聞こえてきました。

 

その衝立はすりガラスのような表面だったため、
くっきりとは見えなかったのですが、
大きい器にまだまだ白米が残っているのが見えました。

 

そして私の向かいの方が、その人のツレのようで、
並盛りに見える器は、すでに空になっておりました。

 

「全盛期なら行けたんちゃう?」

「……そうっすね。。。」

 

腕を組み、背もたれに身体を預けた完全なギブアップ状態で、
負け惜しみっぽいことを口にされています。

 

その5分後、いよいよ苦しくなって観念したのか、
容器をもらって持って帰られていました。

 

20代後半〜30ぐらいのドテン系の方のように見えたので、
自分もちょっと自信が無くなってきたぞ………

 

 

ソワソワした心持ちで待つこと15分。

 

「お待たせしました〜」

 

ドンッ!!

 

人の顔ほどある大きな器に満タンの量。

覚悟はできていたので、写真を撮り終わるやいなや食べ始めます。

 

「よっしゃ行くか!」

 

「がっがっがっ!」

「モグモグモグ…」

 

あっさりシンプルな味付けが美味い!

個人的にはドストライクな親子丼でした(^^♪

 

「がっがっがっ!」

「モグモグモグ…」

 

経験上、デカ盛り系は立ち止まったらダメ。

襲ってくる満腹感で、胃袋的にも精神的にもやられます。

 

「がっがっがっ!」

「モグモグモグ…」

 

器の重さも相まってダンベルほどの重さがあったんで、
顔を器に近づけ、犬のように口へとかっ混んでいきました。

 

「がっがっがっ!」

「モグモグモグ…」

 

残り半分を切ったぐらいでしょうか?

胃袋が膨らみ始めるのを感じました。

だけど止まるべからず!

 

「がっがっがっ!」

「モグモグモグ…」

「ぐびぐびぐび。」

 

奥に埋まっている白米がとんでもなく熱い!

お冷やで口の中を冷ましつつ、さらに食べ進みます。

 

 

「がっがっがっ!」

「モグモグモグ…」

 

器の底がしっかり見え始めました。

一気にラストスパートを仕掛けました!

 

「がっがっがっがっ!」

「モグモグモグモグ…」

「がっがっがっがっ!」

「モグモグモグモグ…」

 

 

 

「ふぅー、ごちそうさまでした!」

 

14分で無事完食!

ここ3日間、消費カロリーに対して十分食べられていなかったのもあって、
個人的には、たらふく美味しく食べられて大大大満足でしたねー(^^)

 

ただ、おそらく重いカツ丼なんかだと、
普通に苦しんだか、ひどい胸焼けに襲われていたと思われます。


 

ひばり食堂から再出発して数分の近場に
次なる目的地がありました。

 

特別天然記念物 杉の大杉です。

 

前日見た加茂の大クスの樹齢は1000余年でしたけど、
この大杉はその3倍の推定3000年!

 

この大杉は北(57m)と南(60m)の二株の大杉からなっており、
その二株が根元で合着していることから、
別名「夫婦杉」とも呼ばれているそうです。

 

自然とは程遠い鎧のごとき補強の跡が、
「3000年間、台風や大雨に耐え抜いてきた生傷なんだろうな〜」と想像されて、
逆に”歴史”を感じましたよね(^^)

 

ここから先、ある種で本日のメインイベント。

真ん中ちょい右上にちっちゃく見える風力発電機の近くまでヒルクライムです。

 

この道路は「梶ヶ森スカイライン」と言います

 

勾配は終始8%、獲得標高450mのなかなかの激坂ですよ(;´Д`)ハァハァ

 

また、毎年ではないようですえど、
スポーツカーやロードバイクの
ヒルクライムレースが行われていたりもするようですね!(;´Д`)ハァハァ

 

 

・・・苦しみに耐え抜くこと40分。

ゴールである「ゆとりすとパーク」へと到着しました!

 

日曜だってのに”ガラガラ”でした。

あんまり人気スポットじゃないんでしょうかね?^^;

単に時間帯や季節の問題かもしれませんけど。

 

早朝〜午前には、雲海が発生することがあるらしく、
その場合、このデッキから雲海を一望することができます。

 

麓から見えた風力発電機。

もっと間近で見れるのかと思いきや、結構遠かったですねーw

 

それより青空に放射線状に伸びる巻雲のほうが、はるかに壮観でしたよ(^^)

 

 

一通り見て回った後に下山して、再び32号線に戻りました。

 

「結構いい時間になってるなぁ〜」

 

この時点で16時。

日が傾き始め、ちょっと肌寒さを感じたのでジャケットを羽織りました。

 

ここまでずーーーっつ緩い登り基調。

その終わりが根曳峠(ねびきとうげ)のてっぺんに当たります。

 

高知市側は5%ぐらいの坂道でカーブも緩いため、
テクのある人なら ほぼノンブレーキでも下れそうな気がしました。

 

高知駅に辿り着きました。

アンパンマンがラッピングされた電車に、坂本龍馬ほか二人の像。
(やなせたかしの出身県)

 

高知らしさが全面に出してんな〜と(笑)

 

 

その後、泊まるビジネスホテルに荷物を置き、
カマキリを借りて夜の街へと繰り出しました。

 

「ひろめ市場」

ここは1998年に誕生した屋台村です。

 

高知の名物や郷土料理を提供するお店を中心に

世界の味を提供する飲食店、
一般販売している生魚店や精肉店、
ユニークな雑貨店や洋服店などなど、

その多彩な店舗は60以上にも及んでいます。

 

「うっわぁ〜、楽しそうに飲み食いしてるな〜」

 

もちろん料理はどれも美味しそうでだったんですけど、
それ以上にみんなで歓談しているの事のほうが羨ましい(*´□`*)イイナー

 

美味しい料理+気の許せる仲間=最高!!

 

「このワイワイガヤガヤの雰囲気の中で一人食事するのは……」

 

……なんだか想像するだけでも寂しくなってきたんで、
何も頼まずにホテルへと そそくさ帰りましたとさw


DAY5の走行データ

DAY5 移動日、写真のみ(高知市内のビジホ→56号で須崎市まで→197号で「せいらんの里」)

 

DAY6へ続く…

 

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