「どう見ても長いよなぁ……」
Bテンション調整(アジャスト)ボルト(R9100は無くなった)は、
アッパープーリーとスプロケットの距離を調整するためのもの。
- 締める⇒間隔が開く⇒チェーン詰まりを解消する
- 緩める⇒間隔が近づく⇒変速の反応が良くなる
つまり「チェーン詰まりしない範囲で出来るだけ緩める」のが正解。
(※これをインナー×トップとインナー×ローで行う)
ただ、そのように調整すると、特殊なケース※1を除いては
上の写真のように”ビョ~~ン”とボルトが飛び出してしまいますね(^^;
(※1「30T以上のスプロケ」「ビッグプーリー」「チェーンが長い」等)
「なんだか見栄え良くないなぁ……」
だから切る事にしました(笑)
仮に後日何かパーツを変えた際に「しまった!長さが足りない!」となってしまっても、
シマノ製品、もしくはサードパーティのチタン製のボルトで調達可能ですから問題無し。
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Bテンション調整ボルトを切断する工程
外してみると、素材はアルミっぽい………うん、これなら難なくカットできそう!
サイズはM4で長さの実測がおよそ11㎜。
小ネジを切断する方法はいくつか考えられますが、
電工ペンチを使用するのが最も簡単でしょう。
近所にダイソーがあれば、そこで手頃なのが売ってますよー(^^)
こんな風に「M4」と書かれた穴に
カットしたい位置までねじ込みます。
それからペンチのグリップを握って・・・
バチンッ!!
真っ二つ(笑)
細いし柔らかかったので、あまり力を入れずとも容易く切れましたね。
よし、完成!!
25T⇒28Tに入れ替えた際のために数㎜の調整幅は残しておきましたが、
それでも冒頭の写真と見比べると、随分スマートになったのが分かるでしょう。
こんな改造をした所で1ミクロンも速くならないことは百も承知。
自己満足 of 自己満足の世界。
ただ、自分の納得いく形に手を加えれば加えるほど愛着が沸いていきますし、
それに伴って自転車に乗る事自体に対する”喜び”も増していくように感じます。
だから別にいいんです(^^)
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