4月に発表され、ボチボチ市場に出回り始めているPIRELLIの新作タイヤ
『P ZERO RACE』『P ZERO ROAD』シリーズ
新開発の『EVOコンパウンド』と
より広範囲をガードするアラミド耐パンクベルト『Tech Belt』の投入、
併せて「ケーシング構造の見直し」によって高次元のバランスを実現。
……というのが謳い文句のようだ。
旧作&継続の『P ZERO VELO』シリーズも乗った感触は概ね良好、
『P ZERO VELO TT』に関しては「軽さ」「転がり抵抗」AA級クラスという事もあり
今回の新作にも期待しております(^^)
早速Bicycle Rolling Resistanceが
ハイエンド『P ZERO RACE』の転がり抵抗テストを公開してくれてましたので、
今回はその結果を見ていきましょう!
スポンサーリンク
「転がり抵抗」「耐パンク性」の実験方法
【空気圧】4.1bar、5.5bar、6.9bar、8.3barの4段階
【速度】約29km/h
【荷重】42.5kg(人+車体を85㎏と想定し、片輪なので÷2)
【気温】21.5~22.5℃
【チューブ】Continental『Race』ブチルチューブ(102g)
この条件で、凹凸のあるドラムの上を回転させて「転がり抵抗」を測定します。
そして「耐パンク性」は、1mmのスチールニードルを押し付け、
刺し込むのに必要な力を測定し、その力に応じて点数付け。
(例えば、10点は5点の2倍の力を要することを意味する)
このテストは「路面接地面」「サイド」それぞれ5回ずつ計10回実施し、
その平均を点数としています。
実験結果
クリンチャー部門(チェックマーク)で第22位、平々凡々。
旧作『P ZERO VELO』にもわずかに負けちゃってますねぇ……(^^;
もちろんタイヤの良し悪しを決める要素には
「グリップ力」「乗り心地」「耐パンク性能」「重量」などもある訳ですが、、、
やはり「転がり抵抗」を重視してしまうのがロードレーサーの性(さが)!!
オフホワイトの素朴なロゴは好みなんですけど、
今回の結果なんだったら、オールラウンドタイヤとしては大人しく
オールマイティ『GP5000』か超快適&グリップ『Turbo Cotton 26c』を選択しますねぇ~
スポンサーリンク