松木です。
2年後の東京オリンピック。
自転車ロードレースのコースが決定しました。
当初は3月発表予定でしたから、各種調整に難航したようですね(^^;
【コースプロフィール概要】
10kmのパレード走行後にリアルスタート。
レース距離234km、総標高標高4865m。
【区間を示したマップ】
これだけではスタート周辺、
それから山中湖、富士山麓、富士スピードウェイの付近が、全然分からない……
そこで、情報をかき集めてルートラボを作成。
細かい道などもほぼ100%合っているはずですので、
試走、観戦ポイント検討などにお役立てください。
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目次
- 1 ルートラボ
- 2 通過していく9つの名所
- 2.1 0km:スタート地点「武蔵野の森公園」
- 2.2 8km:境内を走る「大國魂(おおくにたま)神社」
- 2.3 10km:リアススタート地点「是政橋(これまさばし)」
- 2.4 13~26km:多摩界隈のサイクリストには有名な「南多摩尾根幹線道路」
- 2.5 52~95km:国道413号線「道志みち」
- 2.6 95~104km、215~219km:富士山の絶景スポット「山中湖畔」
- 2.7 140~160km:南富士エバーグリーンライン⇒富士山スカイライン
- 2.8 203~210km:関東屈指の激坂「明神(みょうじん)峠・三国峠」
- 2.9 176~184km、194~202km、残り6km:「富士スピードウェイ」
ルートラボ
通過していく9つの名所
0km:スタート地点「武蔵野の森公園」
府中市民憩いの場である「武蔵野の森公園」からパレード走行が始まります。
8km:境内を走る「大國魂(おおくにたま)神社」
厄除けの神様が祀られる、由緒ある「大國魂神社」。
神社の周囲ではなく、なんと境内を通過するそうのだそう!
10km:リアススタート地点「是政橋(これまさばし)」
多摩川に架かり、府中市と稲城市を結ぶ全長約400メートルの大きな橋。
ここから234kmに及ぶ、各国の威信を賭けたレースの火蓋が切って落とされます。
13~26km:多摩界隈のサイクリストには有名な「南多摩尾根幹線道路」
全長17km弱、キレイな路面、広い道幅、程よいアップダウン。
この道路をずっと走っていくのではなく、
グネグネと縫うように進んでいきます。
レース当日は道路を完全封鎖するでしょうから、
多くの観戦者が詰めかけ、大賑わいしそうですね(^^)
52~95km:国道413号線「道志みち」
山中湖へと続く、バイク乗りにも人気の国道です。
1.5%ほどの緩い坂道が40km近くひたすら続き、総獲得は900m弱。
特に、終盤の急になる箇所は「山伏(やまぶし)峠」と名付けられています。
そして山伏峠を越えれば、山中湖は目と鼻の先です。
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95~104km、215~219km:富士山の絶景スポット「山中湖畔」
1周13km強の山中湖畔。
選手はここを2度訪れますが、
前半に北側を、後半に南側を走ります。
富士山を望める絶好のロケーションで、
移動すれば2回選手たちを見られるので、
ここも熱い観戦スポットになるでしょう。
山中湖を離れてすぐ、100m強UPの三級山岳
「籠坂(かごさか)峠」が待ち構えます。
140~160km:南富士エバーグリーンライン⇒富士山スカイライン
「南富士エバーグリーンライン」をひたすら登った後、
富士山麓の国道152号線「富士山スカイライン」を下っていきます。
「南富士エバーグリーンライン」は、
6~7%とそこまでキツい勾配ではないものの、
「道志みち」同様、獲得が900m近くある中盤の難所。
自然と集団が縮小されていくこと間違いなし!
ちなみに「南富士エバーグリーンライン」は”有料道路”ですから、
自転車で試走してみることは出来ません。
203~210km:関東屈指の激坂「明神(みょうじん)峠・三国峠」
距離6.7km、獲得標高688m、平均勾配10.5%。
18%の壁が立ちはだかり、
地面に”イカリング”が見える難所中の難所「明神峠・三国峠」。
(峠が二つある訳でなく、途中で名前が変わる)
世界トップクラスのクライマーでないと、
この坂で先頭集団に残るのは、まず不可能です。
176~184km、194~202km、残り6km:「富士スピードウェイ」
一周4,563mのサーキットコース「富士スピードウェイ」。
終盤に2度通過。
さらに金メダリストが生まれるゴール地点にも設定されています。
「富士山」⇒「富士スピードウェイ」①⇒「富士スピードウェイ」②
⇒「明神峠&三国峠」⇒「富士スピードウェイ」③
なかなかに変速的ですね(^^;
2年後のこの地、果たしてどんな結末が待っているのでしょうか……
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