コースを制する者がZWIFTを制す。
そこで「知っておくと便利な知識」「各ワールドの名所」をまとめました。
実際に走ったり、YouTubeですぐ分かるような事はあえて割愛しています。
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目次
- 1 ワールドに関する基礎/豆知識
- 2 ワールドを任意に入れ替える裏技
- 3 ワールドのルート一覧
- 4 コース上にある計測区間一覧
- 5 コース上にある名所一覧
- 5.1 ワトピア
- 5.2 ロンドン
- 5.2.1 ①タワー・ブリッジ
- 5.2.2 ②ロンドン塔
- 5.2.3 ③30セント・メリー・アクス
- 5.2.4 ④ザ・シャード
- 5.2.5 ⑤フラムルージュ
- 5.2.6 ⑥トラファルガー広場
- 5.2.7 ⑦ナショナルギャラリー
- 5.2.8 ⑧ ザ・マル
- 5.2.9 ⑨アドミラルティ・アーチ
- 5.2.10 ⑩クイーン・ヴィクトリア記念碑
- 5.2.11 ⑪バッキンガム宮殿
- 5.2.12 ⑫ウェリントン・アーチ
- 5.2.13 ⑬ビッグ・ベン
- 5.2.14 ⑭ロンドン・アイ
- 5.2.15 ⑮ハロッズ
- 5.2.16 ⑯テート・ブリテン
- 5.2.17 ⑰バターシー発電所(”飛べない豚”ではない豚の正体)
- 5.2.18 ⑱架空の自転車屋「SPOKE&SADDLE」
- 5.2.19 ⑲架空のカフェ「BROOM WAGON」
- 5.2.20 ⑳架空のカフェ「THE EMPTY BIDON」
- 5.3 リッチモンド
ワールドに関する基礎/豆知識
ZWIFTには、ワトピア、ロンドン、リッチモンド、
インスブルック、ニューヨーク、ボローニャ、ヨークシャー、
フランス、パリ、マクリ島の10ワールド存在します。
ワトピアは常に開かれています。
ロンドン、リッチモンド、インスブルック、ニューヨーク、ヨークシャー
マクリ島は「ゲストワールド」と呼ばれいて日替わり制です。
(ただし、ワトピアを別のワールドに入れ替える事も可能(後述))
ボローニャ、フランス、パリはイベント限定ワールド。
日本時間だと13時に入れ替わります。
(リッチモンドが「冬時間」(11月第1日曜~3月の第2日曜)の期間は14時)
13時以前に始めれば前日のワールドですし、
13時以降に始めれば当日のワールドになります。
プレイ中に13時をまたいでも強制転移させられたりはしません。
ちなみに、ZWIFT内の一日は36分56秒です。
ワールドを任意に入れ替える裏技
カレンダー以外のゲストワールドを走りたい場合は、
Zwift Hacksの各種設定ツール「Zwift-Preferences」を使います。
「Zwift-Preferences」のインストール & 使用方法解説動画↓
ワールドのルート一覧
ルート一覧ページとして「Zwift Routes」が便利です。
「検索」「絞り込み」「並び替え」などの機能が付いています。
調べたいルートが決まったら、右の「Link」をクリック。
すると「Zwift Insider」のコース紹介ページに飛びます。
3Dでコースプロフィールが載っており、視覚的に把握しやすいです。
さらに詳しく知りたいなら、
上の赤枠部分「velo viewer」(又は「Strava」)をクリック。
コース上にある計測区間一覧
コース上には、
最速タイムを叩き出すと1時間リーダージャージの着用が許される
「タイム計測区間」(周回、スプリント、山岳)が設置されています。
ワールド | 区間計測地図 |
Watopia | |
London | |
Richmond | |
Innsbruck | |
New York |
コース上にある名所一覧
ワトピア/ロンドン/リッチモンドにある名所をご紹介。
名所を知っていると、景色を眺めながら走るのが楽しくなりますよ(^^)
ワトピア
ワトピア開発秘話のページでも、
たくさんの名所とその裏話を紹介しました。
ここでは、ワトピア開発秘話では触れていない
10の名所を紹介していきましょう。
※画像クリックで拡大します。
①オーシャンブールバール
「オーシャンブールバール」は、海沿いの、街路樹が植えられた広い道路です。
ワトピア内に「OCEAN BLVD」のモニュメントが置かれた道路は二箇所存在します。
②水中トンネル
ワトピアを代表するエリアの一つ。
沈没船、マンタ、珊瑚、イルカ、クジラ、潜水艦などが見られます。
③バイオドーム
海中トンネル途中に設けられているドーム。
海面下に位置し、人工樹が植えられています。
世界最大の樹木セコイアのトンネルが見所です。
④マリーナ
「マリーナ」は、娯楽用の船を係留している港。
※追記:2018年5月のアップデート後
⑤天文台
遠目にはよく目に入る「天文台」。近づくことはできません。
⑥Scotty Hillside Condo
丘陵地にある別荘のような建物です。
「Scotty」は、ZWIFTのマスコットキャラであるリスの名前です。
⑦The Esses
Essesは「エッスズ」と読み、”S字”を意味します。
ジェットコースターのようなアップダウンとカーブが続く区間の名称で、
レースでは必ずと言っていいほど勝負所となります。
ちなみに、看板のマークはSTRAVAのロゴ。
⑧JWB
The Esses手前にある橋の名前。
柱には「JWB」のプレートが貼られています。
ちなみに、JWBは「Julynn Washington Bridge」の略。
Julynn Washingtonさんは、
国際版ZWIFTライダーズの管理者である女性で、
ジャービス島(詳しくはワトピア開発秘話のページへ)の時代に
何十回も100マイルライドを繰り返した、当時の有名人です。
⑨ドイツ村
中世の面影を残す、色とりどりの建物が立ち並んでいる「ドイツ村」。
看板にある「Willkomen」は、ドイツ語で”歓迎”を意味します。
⑩ラジオタワー
Alpe du Zwift登場前は、ラジオタワーが516mで最高到達地点でした。
ロンドン
※画像クリックで拡大します。
世界最大級の自転車祭「プルデンシャル・ライド・ロンドン」の
2016年開催に併せて発表されたコースです。
現実エリア(ロンドン市内)と仮想エリア(サリー州)から構成されます。
”Box Hill”、”Leith Hill”は確かに存在するのですが、
現実世界ではもっと郊外に位置します。
そこで「地下道」が両エリアを繋ぐ「どこでもドア」のような役割を担っています。
更に、”Fox Hill”と”Keith Hill”という2つの架空の峠を加え、
計4つの峠を都合良く繋いだエリアが、ZWIFT内のサリー州となります。
Cyclistの記事も参考にして下さい↓
①タワー・ブリッジ
ロンドンを代表する跳開橋(ちょうかいきょう)です。
ほぼ毎日、大きめの船が通る度に開いています。
②ロンドン塔
「ロンドン塔」の正式名称「女王陛下の宮殿にして要塞」。
中世に建てられた城塞で、至宝が保管されています。
調べてみると分かりますが、たくさんのストーリーがある建物です。
③30セント・メリー・アクス
とある保険会社の超高層オフィス。
地元の人たちからは、
ピクルス用の小さいキュウリ「ガーキン」と親しまれています。
④ザ・シャード
「ザ・シャード」は、310mあるEUで最も高い超高層ビル。
オフィス、ホテル、レストラン、マンションとして利用されています。
関空国際ターミナルを手がけたことでも知られる
建築家レンゾ・ピアノにより設計されました。
⑤フラムルージュ
「プルデンシャル・ライド・ロンドン」と同じ場所、
ゴールまで残り1km地点に設置されています。
⑥トラファルガー広場
ロンドンを象徴する広場です。
本来、中央にそびえたっているのは
トラファルガーの海戦で活躍したネルソン提督ですが、
ZWIFTを代表する動物のリスに置き換えられていますね(^^)
⑦ナショナルギャラリー
「ナショナルギャラリー」は、トラファルガー広場に面した美術館です。
来客数は、ルーヴル美術館、メトロポリタン美術館、大英博物館に次ぐ、世界第4位。
有名作品だと、ゴッホの『ひまわり』が所蔵。
⑧ ザ・マル
バッキンガム宮殿とトラファルガー広場を結ぶ930mの通り。
「プルデンシャル・ライド・ロンドン」のゴール地点でもあります。
⑨アドミラルティ・アーチ
英国王エドワード7世が、亡き母ビクトリア女王を称えて
1912年に建造した凱旋門です。
ザ・マルの北東にあり、2022年には高級ホテルとして開業予定。
⑩クイーン・ヴィクトリア記念碑
バッキンガム宮殿前にあるヴィクトリア女王を讃えた金メッキの彫像。
ロードバイクに乗せられています。
⑪バッキンガム宮殿
「バッキンガム宮殿」は、イギリス王室の住居。
1~2日に1回行われる衛兵交代式が有名だそうです。
⑫ウェリントン・アーチ
「ワーテルローの戦い」で勝利に貢献したウェリントン卿を称えた凱旋門。
馬4匹の代わりにロードバイクを手にしていますw
⑬ビッグ・ベン
ウェストミンスター宮殿(英国国会議事堂)に付属する高さ96.3mの時計台。
ロンドンと言えば”ビッグ・ベン”というイメージがありますね(^^)
⑭ロンドン・アイ
2000年記念事業で作られた高さ135mの巨大観覧車。
開業当時は世界一の高さでしたが、
現在では、165mのシンガポール・フライヤー、
160mの南昌之星(なんしょうのほし)に次ぐ世界3位。
ちなみに、世界第4位、日本一の観覧車である
「Redhorse OSAKA Wheel」は高さ123mです。
⑮ハロッズ
「ハロッズ」は、1824年創業したイギリス最大の高級百貨店。
夜はイルミネーションが灯って綺麗ですよ!
⑯テート・ブリテン
ミルバンク地区、テムズ川沿いに建てられている国立美術館。
ロンドンには多くの美術館があり、
「ナショナルギャラリー」「テート・ブリテン」以外にも
いくつかの美術館の横を走り抜けます。
⑰バターシー発電所(”飛べない豚”ではない豚の正体)
ロンドンを走っていると、テムズ川の向こう岸に見える、4本の煙突が象徴的な建物。あれは「バターシー(バタシー)発電所」という旧石炭火力発電所です。遠くて見えませんが、A発電所とB発電所から成っています。1983年に完全閉鎖された後は基本ほったらかしだったのですが、現在は着々と再開発が進められています(2018年4月時点)。オフィスや集合住宅、店舗、レジャー施設、バタシー発電所駅などが、この先数年以内で段階的に開業していくらしく、なんとアップルのイギリス本部もココに移す予定だそうです!
そして、何より気になるのが、バターシー発電所の上に浮かんでいる「豚の上にリスが乗っているバルーン」。ZWIFTの象徴的な動物であるリスはまだ理解できるとして「なんでブタなん???」とずっと疑問に感じていました。あの豚、調べてみるとちゃんと”Algie(アルジー)”という名前があります。なんでも、今から41年前、まだB発電所が操業していた1977年。イングランド出身のロック・バンド「ピンク・フロイド」が、小曲「翼をもった豚」を挟んだアルバム『Animals』をリリース。そのジャケット撮影のために、12mに及ぶ巨大な豚のバルーンを、実際にあの場所へ飛ばしたんだそうです(その様子の動画)。下のジャケット撮影当時のエピソードが、なかなか面白いです(笑)
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ロンドンのテムズ川沿いにあるバタシー発電所の上空を豚が飛んでいるジャケット。実際に長さ40ft(約12メートル)の巨大な豚の風船を飛ばして撮影が行われた。 撮影初日は豚が飛ばずに失敗したが、雰囲気のある雲が出ていたため発電所の写真は撮影した。2日目には撮影中の事故でこの豚が「逃亡」してしまい、ヒースロー空港のフライトが停止され、イギリス空軍が探索にあたるという事件に発展した。「空飛ぶ豚」はすぐにケント州の農場で発見され、その農家からは「豚を探してるのはあんたらか?うちの敷地で牛を死ぬほど怖がらせている」と電話があったという。このニュースは翌日の新聞の一面を飾り、バンドは意図せずして大きな宣伝効果を得た。3日目になって発電所の上を飛ぶ豚の写真を撮影できたものの、初日の写真の雰囲気があまりにもいいため、初日の「雲あり発電所」の写真に、3日目のブタを合成した。
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飛べる豚”Algie”の現在ですが、2015年に制作会社Air Artistsがまさかのオークション出品w おそらくその落札者の手元に保管されているのだと思います。
残念ながら、アプデによりAlgieは飛んで行ってしまいました……
⑱架空の自転車屋「SPOKE&SADDLE」
ロンドンに一店舗あります。
⑲架空のカフェ「BROOM WAGON」
ロンドンに三店舗あります。
「BROOM WAGON」は、最終走者の後ろをつける回収車です。
日本語に直すと「ほうきワゴン車」で、
本物のほうきを付けている場合もあるそうです。
⑳架空のカフェ「THE EMPTY BIDON」
ロンドンに二店舗あります。
「BIDON」は日本で言うところの”ボトル”を意味します。
「空のボトル⇒ここで補給してね」というようなメッセージ。
リッチモンド
※画像クリックで拡大します
上のシクロワイアードの記事にあるように
2015年UCI ロード世界選手権の舞台になったことから、
ZWIFT正式配信前の1ヶ月少し前、2015年9月加わりました。
「モニュメント通り」にチョコチョコ銅像が建っているものの、
他に目ぼしい見所は、ほとんどありません。
”風景”や”コースプロフィール”に関しては、
正直物足りなさを感じてしまいますが、
「世界選手権とまったく同じコースを走れる」
というのは、ワトピア、ロンドンには無い魅力だと思いますね(^^♪
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