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松木です。

 

驚愕の結果!2017年コンチネンタル『Supersonic』タイヤ路面抵抗テスト。

圧倒的軽さに加え、
路面抵抗を極限まで抑えた
最強のクリンチャータイヤ。

 

それがコンチネンタル「スーパーソニック」です。

 

乗鞍3連覇中の森本さん、
ツール・ド・おきなわ2連覇中の高岡さんなど、
名だたる強豪ホビーライダーに選ばれる絶対的存在。

 

自分自身でも使ったことはあって、
その間に、峠の自己ベスト、レースでの優勝などを経験し、
実力を底上げしてくれるような良い印象を持っています。

 

 

しかし、その性能を裏付けるような科学的実験結果がありませんでした。

 

「スーパーソニック」を扱ったタイヤ実験がゼロだったわけではありませんが、
どういった実験なのかが書かれておらずに信憑性が乏しかったり、
比較しているタイヤの数が少なかったりして、どれも十分とは言えませんでした。

 

 

ですが、「BICYCLE ROLLING RESISTANCE」が
「スーパーソニック」を扱ったタイヤ性能実験を行い、その結果を公表しました。

 

「BICYCLE ROLLING RESISTANCE」は
タイヤの”路面抵抗”、”耐パンク性能”を測定している第三者機関で、
実験結果には、おそらく世界一の「公平さ」「正確さ」「データ量」を誇ります。

 

各タイヤメーカーの実験結果なんかよりも遥かに信頼できるものです。

 

 

速いと言われながらも
どこか闇に包まれていたように感じていた
コンチネンタル「スーパーソニック」。

 

果たしてどういった結果となったのでしょうか?

 

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コンチネンタル「Supersonic」の特徴

驚愕の結果!2017年コンチネンタル『Supersonic』タイヤ路面抵抗テスト。

 

ラインナップ:20cと23c
公表重量:145g(20c)、150g(23c)
実測重量:23cは180g前後
実測の太さ:25mm
コンパウンド(ゴム素材):ブラックチリコンパウンド
トレッドパターン:中央はスリック、サイドが極細かいヤスリ目
薄さ:中央1.9mm、サイド0.5mm

 

 

「スーパーソニック」は、2017年モデルからマイナーチェンジしています。

 

まず、23cで165gほどであったのが、10g以上重くなっています。

実測の太さは25mmもありませんでしたから、
少し太くなった分重くなってしまっているんでしょう。

 

それから、トレッドパターンにヤスリ目が入りました。

今までは全体スリックでしたが、
コーナリング性のグリップ力を上げる目的で、
サイドだけ模様を入れたのだと考えられます。

 

 

最後にコンパウンドについて、
今までと変わらず「ブラックチリ」です。

ただ、
もっちり感が増したというか、コロコロ感が減ったというか、
尖っていた走行感は少し影を潜めています。

 

2017年のコンチネンタルタイヤ全般がこの傾向にあるので、
”グリップ力”、”乗り心地”という少し弱点だった部分を強化し、
タイヤ性能のバランス向上を図っていることがうかがえます。

コンチネンタル「Supersonic」の実験結果

驚愕の結果!2017年コンチネンタル『Supersonic』タイヤ路面抵抗テスト。

実験は、写真のようなドラムを使って行われています。

ドラム表面の模様が、粗い路面を再現しています。

 

路面抵抗は、4.1bar、5.5bar、6.9bar、8.3barの4パターンで測定されており、
クリンチャーモデルは、ミシュランのラテックスチューブを入れた状態にしています。

 

驚愕の結果!2017年コンチネンタル『Supersonic』タイヤ路面抵抗テスト。

トップ17までを羅列。

 

クリンチャータイヤの中では、
コンチネンタル「グランプリTT」、スペシャライズド「ターボコットン」に次ぐ
3番目という結果となっています。

 

ただし、他の2モデルが25mmに対して、「スーパーソニック」だけは23mm。

 

「BICYCLE ROLLING RESISTANCE」によれば、
同じ25mmという条件にすれば、0.4w前後良くなると分かっているので、

仮に、25cの「スーパーソニック」であれば、
他の2つと同レベルの低い路面抵抗を示すはずです。

 

 

コンチネンタル「Grand Prix(グランプリ) TT」

ところで、
「スーパーソニック」と「Grand Prix(グランプリ) TT」との違いは何でしょうか?

 

2017 grand prix TT グランプリ 驚愕の結果!2017年コンチネンタル『Supersonic』タイヤ路面抵抗テスト。 
(グランプリTTのタイヤ表面)

トレッドパターンはまったく同じです。

 

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違いは、耐パンクベルト「ベクトランブレーカー」の有無です。

 

「グランプリTT」のほうには中央部の突き刺しパンク対策として、
「ベクトランブレーカー」が挟まれています。

 

その違いが、路面抵抗実験と同時に行われていた
耐パンク性能実験にも、わずかながら反映されています。
(「スーパーソニック」が⑦に対して、「グランプリTT」が⑧)

 

 

少しでも軽くしたいなら「スーパーソニック」、
25cを使いたかったり、”耐パンク性”を少しでも上げたいなら「グランプリTT」

というように選べばいいでしょう。

 

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品薄な状態が続いている‥‥

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世界的に長期品薄状態が続いている「スーパーソニック」。

 

数か月前に一瞬製造が再開されたんですが、

その数も少なく、またも品薄な状態になっており、
現状出回っている分がなくなると
当分手に入れることはできなくなると思います。

 

正直言って、耐パンク性能は低いですが、
”速さ”を追求するライダーなら一度は使ってみる価値があります。

 

他の機材に数万使ってもいいですが、
賢い人だったら、タイヤに投資しているでしょうね。

 

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