松木です。

 

【2018年モデル】LOOK『785 HUEZ RS』。カーボン技術の粋を集めた超軽量フレーム。

ヨーロピアンブランドの代表格LOOKが新しいフレームを発表。

 

【2018年モデル】LOOK『785 HUEZ RS』。カーボン技術の粋を集めた超軽量フレーム。

 

『785 HUEZ(ヒュエズ) RS』

 

ルックのフレームに付けられる番号は、その特徴を表していて、
3桁目が”世代”を、下2桁は”グレード”を意味しています。

 

そして、「HUEZ」という単語は、
ツールでお馴染みの超級山岳ラルプ・デュエズ(L’Alpe-d’Huez)の一部にも使われていて、
”高い場所”を連想させます(読み方は不明)。

 

「RS」は「Race-Spec」の略でしょう。
※訂正、「Racing and Sport」の略だそうです。

 

つまり、『785 HUEZ RS』の意味するところは、
ルック7世代目(最新)のセカンドグレード(795というハイエンドがある)で、
山岳を得意とする(HUEZ)レースモデル(RS)ということになります。

 

 

ツール・ド・フランスの山岳ステージで
チーム「フォルトゥネオ・オスカロ」が投入予定。

 

果たして『785 HUEZ RS』に組み込まれた技術とは、どういったものでしょうか?

 

※追記 2013年最速店長の乗車インプレ

look・785huezのファーストインプレッション。 §1:785はオールラウンドモデルではない §2:登坂性能はロードバイクにおいて絶対的正義である §3:買うか買わないかの基準 【§1】785はオールラウンドモデルではない ルックのラインアップにおいては、795がトップモデルである。 昨今のフレームメーカーは、およそ①軽量オールラウンドモデル②エアロロード③パリルーベ&フランドル用エンデュランスロードの3つを保持している。スペシャライズドであれば、①ターマック②ヴェンジ③ルーベ、のように。 795はその風貌から②のエアロロードに...

 

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『785 HUEZ RS』の特徴

【2018年モデル】LOOK『785 HUEZ RS』。カーボン技術の粋を集めた超軽量フレーム。 ルック 特徴 ヘッドチューブ 【2018年モデル】LOOK『785 HUEZ RS』。カーボン技術の粋を集めた超軽量フレーム。 ルック 特徴 シートチューブ
(画像クリックで拡大)                   (27.2mmのシートポストと細身のステイ)

 

特に目を引くような変わった箇所はありませんが、

 

「最適なチューブの形」

「最適なフレームの厚さ」

「最適なカーボン素材」

「最適なカーボンの配置と向き」

 

フレームの各部分に持たすべき役割を正確に把握し、
設計・素材・製造、すべての行程で最適化を図りながら
『785 HUEZ RS』は少しずつ形になっていきました。

 

【2018年モデル】LOOK『785 HUEZ RS』。カーボン技術の粋を集めた超軽量フレーム。 0.6mm 【2018年モデル】LOOK『785 HUEZ RS』。カーボン技術の粋を集めた超軽量フレーム。 0.6mm

ゼロコンマ単位で精密に決められたフレーム寸法。

 

場所によっては0.6mmという薄さです。

 

『785 HUEZ RS』=ルックのカーボン技術の粋 【2018年モデル】LOOK『785 HUEZ RS』。カーボン技術の粋を集めた超軽量フレーム。 『785 HUEZ RS』=ルックのカーボン技術の粋 【2018年モデル】LOOK『785 HUEZ RS』。カーボン技術の粋を集めた超軽量フレーム。
(『785 HUEZ RS』の下には、カーボンのグレードを落とした「785 HUEZ」があります)

 

上のグラフを見ると、『785 HUEZ RS』には
かなり多くのカーボン素材が使用されていることが分かります。

 

12Tカーボンが12%、24Tが15%、30Tが50%、
46Tが13%、90Tが10%という割合で使用され、

フォークに90ピース、フレームに260ピース、
合計で350ものカーボンピースが使われています。

 

 

このように5種類のカーボンを使ったシート(通常より薄い0.01mm)を、
適材適所に、細かく、無駄なく配置することで、

剛性を一切犠牲にすることなく、
Sサイズ(およそ53)のフレームで730g、フォーク280gという超軽量を実現。
(「785 HUEZ」は、フレーム990g、フォーク350g)

 

そして、「フレーム強度がEUの安全基準を160%」という頑丈さも兼ね備えます。

 

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『785 HUEZ RS』=ルックのカーボン技術の粋

【2018年モデル】LOOK『785 HUEZ RS』。カーボン技術の粋を集めた超軽量フレーム。

『785 HUEZ RS』は、非常にシンプルな見た目のフレームですが、
その中には、30年間ルックが培ってきたカーボン技術の粋が詰め込まれています。

 

クライミングバイクとして一世を風靡したLOOK「586」。

その現在版といった気がしますね(^^)

坂はもちろん、どんなシチュエーションでも
気持ち良く走れる乗り味の軽量オールラウンドバイクになっているでしょう。

 

 

販売ラインナップとカラーは以下のリンクから確認できます。

『785 HUEZ RS』のラインナップ

「785 HUEZ」のラインナップ

 

『785 HUEZ RS』のスラムeTap完成車重量は5.91kgです。
(おそらく130万ぐらいしますが‥‥)

 

『785 HUEZ RS』のBB65仕様、ZEDクランク付が52万、
『785 HUEZ RS』のBB86仕様が41万。

 

「785 HUEZ」(BB86のみ)は完成車のみの販売で、
Ultrgra仕様は43万、105仕様が34.5万です。

 

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