前編の続きです。

 

  1. 最新モデルがクラウドファンディング目前。横隔膜のダンベルAiroFit
  2. 打倒Wahoo Kickr Climb!+20%~-10%の勾配再現可能なElite『Rizer』

 

の二本立てでお送りします(^^)

 

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横隔膜ダンベルAiroFit(スマホ連携モデルPRO発売予定)

デンマークで2019年に産声を上げた
呼吸筋トレーニング機器AiroFit(エアロフィット)
(昨年より「Aoiro.shop」(アオイロショップ)が日本代理店)

 

1日2回、口に咥えて5〜10分ス~ハ~ス~ハ~するだけ
(YouTube動画見ながらでも できなくはないw)

 

個人的に
「ライバル達に差をつける有効なデバイスたりえそうだ!!」
と大注目しております。

 

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Airofitは、世界初の個人用データ駆動型呼吸トレーナーです。
(「データ駆動型」とは過去のデータなどに基づいて
プログラムを組んでくれたり、アドバイスをくれる方式)

 

横隔膜や肋間筋などの呼吸筋をターゲットにすることで、
「身体的パフォーマンス」や「一般的な健康状態」を改善できます。

 

すべてのAirofitトレーニングプログラムは、
好み、身体能力、年齢、サイズ、性別に合わせて調整されています。

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皆がしないからこそ、そこに差をつけるチャンスが埋まっています。

しかも、このAiroFitは、
「短時間」「手軽でハードルが低い」「費用対効果は高そう
の三拍子揃ってるところに魅力を感じてますね~(^^)


AiroFit開発ストーリー

AiroFitの生みの親は、
デンマークのクラシック歌手、経済学者の教養のある
クリスチャン・ポールセン氏。

 

昔、彼の友達はCOPD・喘息のための医療機器(Ambu社製)を使っていた。

 

バドミントンコートでそれを目にしたポールセン氏は、
「それは歌手たちにも役に立ちそうだ!」と思いつく。

 

そこで、その機器をハイレベルな歌手30人に試してもらって検証。

その効果に手ごたえを感じた彼は、
Ambu社からその機器と全ての権利を買い取ってしまい、
クラシックを歌う学生たちに売る商売をすることにした。

 

 

…………数年後、彼の3人の子供の内、一番上の15歳の息子が、
ノルディック競技のジュニアチャンピンシップの出場権を得た。

 

その機会にポールセン氏は、
「AiroFit(の前身の物)はアスリートにも有効だから使ってみないか?」
と息子に尋ねてみた。

 

その提案を承諾した息子は
3ヶ月間AiroFitによる呼吸筋トレーニングを実施。

 

そして、競技のために北欧に遠征にいった息子は、
なんと8個もの金メダルを獲得してのけてしまった。

 

その望外の成績に驚き喜んだポールセン氏は
その時「もっと何かすべきだ!」と強く思った。

 

彼は3名の凄腕のエンジニアを雇って
本格的にAiroFitの開発をスタートした。

 

最初はスマホアプリとの連携などがうまく機能してくれず、
何度も何度も試行錯誤を重ねた。

 

その間、実際にアスリートやその他のユーザーに使ってもらい、
有意義なフィードバックを得られたことは非常に大きかった。

 

そしてついに
3年半の月日を得て『AiroFit』を完成させることが叶ったのだ。

科学的メカニズム

ブースに置いてあったんで、是非それをご覧ください。

「ほぉ~なるほど~」と、ポンッと膝を打ちたくなるはずです(^^)

 

画像クリックでポップアップ
⇒ポップアップした画像をさらにクリックで拡大
⇒拡大した画像を上下にドラッグしながら読む

 

「吸う」だけじゃなくて「吐く」ほうも鍛えられるのが特長です。

 

CO2濃度の高い空気を吐き出さないことには、
O2濃度の高い空気を取り込めませんからね。

 

地味にパワーブリーズを使ってた過去もあるんですけど(⇒その記事
あれは「吸う」筋肉しか鍛えられませんでした。

 

あと、ブースにてAiroFitの呼吸体験もさせてもらったのですが、
パワーブリーズなど問題にならんくらいにコンパクトかつ軽量!
(重さ45g、縦70㎜×横77㎜×厚さ28㎜)

 

これなら仕事や用事で忙しくて練習できなくても
「空き時間に”サッ”とAiroFit取り出して 一発キメとく」みたいな事もできます(笑)

 

それから、呼吸負荷の調整(吸う吐く各6段階ずつ)に関しても
「自信無い人・健康目的」~「プロアスリート」まで幅広く対応できる
ちょ~~ど良い塩梅だと感じましたよ!

スマホ連動最上位モデルAiroFit PROが日本上陸

現在代理店の「Aoiro.shop」が販売しているAiroFitは、
正確にはAiroFit Activeと呼ばれているモデルです。

 

これにはスマホ連動機能は組み込まれておりません。
(AiroFitアプリ画面のタイマー通りに吸ったり吐いたりするだけ)

 

呼吸筋を鍛えること自体は問題なくできますが、
「自らのデータ(肺活量等)」「パフォーマンスの変化」を知る術はなく、
当然ながら「各々に最適なプログラムの提案」なんかもしてくれません。

 

2022年3月下旬、スマホ連動モデルはAiroFit PROが、
GREEN FUNDINGでクラウドファンディング開始します。

 

スマート呼吸筋トレーナー「エアロフィット」は運動のパフォーマンスを上げたい、姿勢や体型を改善したい、息切れを解消したいなど、生活の質を上げたいと願う全ての方のために開発されました。小さくて持ち運びやすく、いつでもどこでも簡単にエクササイズができて、トレーニング状況をアプリで管理できる。手のひらサイズの呼吸筋トレーナー「エアロフィット」があなたの呼吸を強くします。

 

AiroFit PRO自体はActiveと同時に発売されていたモデルなんですが、
日本代理店Aoiro.shopさんでは、まだ取り扱われておりませんでした。

 

上のクラウドファンディングで先行割引予約が始まるみたいですから、
開始次第、ソッコーで予約しようと思ってますねぇー(^^)

 

AiroFit PROは定価49,990円ですが、
クラファン早期割引なら23~25%offで3万台で買うことができます。

 

ちなみに、STRAVAなんかと同じで、
AiroFitアプリ内には よりサービスの充実した有料版もアリ(参考値 $7/月、$40/年)
(AiroFitアプリは、7月の発売までに日本語対応されるそうです)


ELITE『SUITO』&『RIZER』スマートトレーナー

エリート『スイート』『ライザー』(ZWIFT内の勾配に合わせて昇降する)
(税込価格は103,500円と131,000円)

 

どちらも乗った経験がなかったので試乗させていただきました。

 

音は静かですね~。

……まぁ最近のダイレクトドライブ式は静かなのは”当たり前”で、
逆に「うるさい!」と感じる物はほとんどありません。

 

それより気になったのは”負荷の掛かり方”。

 

「全周に渡って重め」

 

良いスマートトレーナーの条件として
「程よい自然な抜け」が必要だと考えておりますが、
この『SUITO』に関しては、ちょっと「抜け」の要素足りない感じ。

 

踏んでいない区間(5時~13時の間)も
じわ~~っと脚に負荷がかかっている印象でした。

 

その負荷の掛かり方せいで、脚への負担が大きく感じるため、
300w超(TACX Neo)で踏んでも280w強しか出ておらず、
体感20wぐらい低かったです(※パワー精度は正常で、あくまで感覚の話)

 

良い練習にはなりそうだけど……

まぁトレーナーの負荷の癖は「慣れの問題」もあるとは思います。

 

この『ライザー』の動きもちょい微妙かな。。。

 

WATOPIAの裏ZWIFT KOM下り区間の2~3分、
上下に動いている感じが乏しかったです。

 

5%の登り坂では一瞬”グイッ”と上がってくれましたけど、
10%近い下り坂では「えっ?今下がってる?」となり、やや戸惑いました。

 

『RIZER』の実力を知るには時間不足でしたが、
少なくとも「瞬時に的確に再現する」っていう域には達しておりません。


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