【鬼軽】2023新型Lun Hyper R45ホイール着弾!実測重量はかってみた

先日紹介したWinspace社のホイールブランドである
Lun(ルン(輪))の2023年モデル新型『Hyper』
が届きました。

 

当ブログで 耳にタコをつくらせるほど猛プッシュしているLun『HYPER』  2022年もハルヒル(50㎜)、全日本最速店長選手権(38㎜)の優勝者が使用しているなど、ヒルクライム、ロードレースを問わずに猛威を振っておりますねぇ~(^^)(もちろん走っているご本人様が超速いのは言わずもがなですが) レベチな価格対性能を備え、大手ブランドホイールを殺しにかかっている、この悪魔。なんと…… 2023年モデルがフルリニューアルされて降臨!! ★即納有り★2023年モデル WINSPACE Lun Hyper 700Cホイール  お買い上...

 

中国より遠路はるばる日本へと飛んできたばかりの第一便。

Winspace Japanの代表石倉さんよりご提案をいただきまして、
「是非お願いします!」と有り難くお借りした代物ですm(__)mアリガトウゴザイマス

 

こいつには少なからず………いや、多大なる期待を寄せておりますゆえ、
全てのベールを脱がせて秘めたるポテンシャルをさらし出させるべく、
み~~~っちりインプレッションしてやろうと思ってます(`・ω・´)キリッ!
(先にR45、10月以降にR33の予定

 

 

ちなみにですが、実物をちょい確認しただけでも

スペック高すぎ!(私が思うに世界一の高バランス)
デザイン改良(高級感がちょい高まった)

なのが判明しております。

 

そのため既に物欲はMAXまでビンビン高まっており、
実際走ってみて特に気になるところが無ければ、そのまま買っちゃいそうですw

 

スポンサーリンク

開封の儀&内容物チェック

【鬼軽】2023新型Lun Hyper R45ホイール着弾!実測重量はかってみた

「なんか箱がオシャレになってるんだけど…」

 

前作では、真っ黒に「ロゴ+Lunの文字」だけの質素なものでした。

ですが新型では、一面にホイールの設計図が描かれています。

 

【鬼軽】2023新型Lun Hyper R45ホイール着弾!実測重量はかってみた

【鬼軽】2023新型Lun Hyper R45ホイール着弾!実測重量はかってみた

これはなかなかに斬新!

つい数値の意味の解読にふけってしまいましたよ~(笑)

 

「(10分後)……いかんいかん、そろそろ開けよう!」

 

【鬼軽】2023新型Lun Hyper R45ホイール着弾!実測重量はかってみた

「You just got faster」=「あなたはたった今速くなりました」

 

このキザな文言に、スペアスポークとアクセサリーの箱(既視感あるわ~)

 

【鬼軽】2023新型Lun Hyper R45ホイール着弾!実測重量はかってみた 付属品

クイックリリース(実測:前57.4g、後61.4g)と交換用カーボンスポーク(長さの異なる3本)

立方体の紙箱にはブレーキシュー(4個合計30.0g)と
25㎜バルブエクステンダー(2個合計2.8g)が入っていました。

 

前作38㎜モデルにはバルブエクステンダーは未付属でしたけど、
それ以外は同じセットであり、物自体も基本変わっていませんねぇ~(^^;

 

しかし、上の段ボール蓋を取り外すと、そこには……

 

【鬼軽】2023新型Lun Hyper R45ホイール着弾!実測重量はかってみた 付属品

ボトル(76.7g/個、右上のキャップ付3.6g)と取扱説明書

これらは無かった!

何気に気を利かせてくれてますやんw

※訂正:ボトルは石倉さんのご厚意で入れて下さったもので、本来は見付属。

 

【鬼軽】2023新型Lun Hyper R45ホイール着弾!実測重量はかってみた ボトル

「FIND YOUR BALANCE」=「あなたのバランスを見つけよ」

 

ぜひ刻んでおきたい、心に響く言葉です(^^)

 

【鬼軽】2023新型Lun Hyper R45ホイール着弾!実測重量はかってみた ボトル

このボトルも安っちいのじゃなくて、
開閉機構付きの比較的良いやつです。

持ち運ぶ際は「閉め」状態で。

ライド中は「開け」状態で、ボトルを握って飲む。

 

 

続いて、取扱説明書(全5ページ)を読んでみましょうかp(。_。)ペラリ
(何かしら発見を求めて、一通り目を通したいタイプ)

 

【鬼軽】2023新型Lun Hyper R45ホイール着弾!実測重量はかってみた マニュアル 取扱説明書

英語、中国語(簡体字と繁体字)、日本語、韓国語の4か国語。

Winspaceは中国メーカーなんで、その周辺の国々を厚めにカバー。

 

【鬼軽】2023新型Lun Hyper R45ホイール着弾!実測重量はかってみた マニュアル 取扱説明書

「お客様がこのマニュアルに何かわからない事があれば、
ご購入のショップまたはWINSPACE JAPANまでご連絡ください。」

 

わざわざ”WINSPACE JAPAN”と書かれているあたり、
メーカーと日本代理店WINSPACE JAPANの連携がしっかりしているのが感じ取れるんで、
購入後のアフターケアにも安心感が持てますね(^^)b

 

「カーボンリム専用ではないブレーキパッドを使用すると、
ホイールが損傷し、保証が無効になる場合がございます。」

 

ここを別の読み方をすれば、
カーボンリム用であればブレーキパッドはなんでもOKということ。

 

【鬼軽】2023新型Lun Hyper R45ホイール着弾!実測重量はかってみた マニュアル 取扱説明書

タイヤ装着手入れなどについて。

ここは当然気を付けるべき内容ばかりなのでスルー。

 

【鬼軽】2023新型Lun Hyper R45ホイール着弾!実測重量はかってみた マニュアル 取扱説明書

ハブメンテナンス保証期間(2年)について。

 

「ベアリングを損傷する可能性があるため、
WD40またはその他の洗浄剤を使用しないでください。

WD40というのは、アメリカの大手メーカー。

 

「再注油するにはすべてのエンドキャップの内側に防水グリースを塗布します。
Kluber NB52などの高品質の潤滑材を使用して、ラチェットリングの内側を軽く覆います。
通常、ラチェット爪や爪スプリントに潤滑剤は必要ありません
が、
必要な場合は、ミシンオイルなどの非常に軽い潤滑剤のみをお勧めします。」

Kluber NB52というグリスを調べてみると、
そのあまりの値段にビビりましたΣ(◎-◎;)!?


 

ちなみにラチェット内部を確認してみると、説明書の内容とは異なり、
べったりとグリスが塗りだくられてましたねw(これが高級グリスなのか……)

 

結局のところ
「ラチェット部分にはたっぷりめのグリス(ラチェット音軽減効果もあり)
その他のベアリングには防水・防錆目的で薄めにグリス塗布」でOKでしょう。

 

最後にスポークテンション表

このLun『HYPER R45』の赤枠の箇所を確認すると、

「前輪のスポークテンションは90~110kgf」
「後輪フリー側のスポークテンションは120~140kgf」
「後輪反フリー側のスポークテンションは、センターが出る必要量」
「縦振れ、横振れ、センターズレは0.2㎜以内

 

スポークテンションの数値に関しては、
「結構しっかり張っているな~」という印象。

実際にホイールのスポークを握ってみても”たわみ”は少ないです。

 

それから0.2㎜という最高精度で組んでいるのは素晴らしい (*゚∀゚*)bビッ

ホイール実測重量をはかるべし!

「クソかっけぇーな……」

 

持ってる前作38㎜と比べると、存在感あるリムハイトな上に(前46㎜/後54㎜)

HYPER横の小さな「Lun」「HYPER R45」のワンポイントの追加によって
嫌味なくデザインが洗練されている印象を受けます。

 

重量計測にあたっては
チューブレスバルブ53㎜(5.4g)と73㎜(6.3g)は取り外しました。

 

ただしリムテープはそのままにします。

前作38㎜では24.8㎜のリムテープが貼られており、前後2本で17.4gでした。

そして、新型ではリム内幅は2㎜広がっているため、
このリムテープが26.8㎜かつ前作と同一素材と仮定するならば、

 

17.4g×26.8㎜/24.8㎜=18.8g≒19g

 

よって1本あたり9.5gと考えることとします。

 

『HYPER R45』の公表重量は1322g

これよりも軽ければアタリ、重ければハズレ。。。

 

………ホイール重量を測る時は、なんだか緊張しますよね(^^;ドキドキ

 

いざ実測!!

 

 

【鬼軽】2023新型Lun Hyper R45ホイール着弾!実測重量はかってみた

前輪547.5g-9.5g=538g
(計測用のプラスチック台の重量はあらかじめ除いてます)

 

「あれ?なんか軽くねぇか……」

 

【鬼軽】2023新型Lun Hyper R45ホイール着弾!実測重量はかってみた

輪742.5g-9.5g=733g

 

合計1271g(公表−51g) オオアタリキチャ━━(゚∀゚)━━!!!

 

こりゃ~逆詐欺も良いところだわ(笑)
(どんなに重い個体でも1300gは行かないでしょう)

 

ちなみに、持ってる38㎜は実測1259g。

リムハイト全然違うのに ほぼ同じってマジですか???

また、50㎜(HYPER R45の前身)は実測1301gでしたから、
リム幅+2㎜でも、ちゃんと30g軽量化を達成しております(‘∇^d)ナイス

 

 

今回はここまで!

ホイール重量に関しては文句無しに100点満点💯

次回はリム、ハブ、スポークを細かくチャックしていきますね~(^^)

 

スポンサーリンク