当ブログで 耳にタコをつくらせるほど猛プッシュしているLun『HYPER』

 

例の悪魔的ホイール⇩が届きました。  早速実物を眺めたり、いじくり回したりした所、色々と面白い事が判明。全部いっぺんに話してしまうと結構な長さになるんで、少しずつ話していきますねー(^^) まず今回は「購入までの流れ」「付属品」「実測重量」あたりの事を。 【次回以降⇩】 【2023年NEWモデル】どこで購入したか?Winspace Japanのオンラインショップ「W.V.C.C.Store」より購入。名古屋サイクルスポーツデイズでのブース訪問特典により、10%オフの156,420円でした。 実は、本家Winspaceや中国オ...

 

2022年もハルヒル(50㎜)、全日本最速店長選手権(38㎜)の優勝者が使用しているなど、
ヒルクライム、ロードレースを問わずに猛威を振っておりますねぇ~(^^)
(もちろん走っているご本人様が超速いのは言わずもがなですが)

 

レベチな価格対性能を備え、大手ブランドホイールを殺しにかかっている、この悪魔。

なんと……

 

2023年Lun HYPER D45が魔王化!重量-6%、剛性+15%でより広く、速く、軽く、硬く。

2023年モデルがフルリニューアルされて降臨!!

 

 

前作同様またもホイール業界を搔き乱すつもりですかね(笑)

……いや、新作の完成度によっちゃ勢力図が塗り替えられるかも!?

 

新生Lun HYPERのキーワードは、
ずばり『異形ワイドリム化』です(通称『F-Rapid Design』)

 

【インプレッション】

先日紹介したWinspace社のホイールブランドであるLun(ルン(輪))の2023年モデル新型『Hyper』が届きました。  中国より遠路はるばる日本へと飛んできたばかりの第一便。Winspace Japanの代表石倉さんよりご提案をいただきまして、「是非お願いします!」と有り難くお借りした代物ですm(__)mアリガトウゴザイマス こいつには少なからず………いや、多大なる期待を寄せておりますゆえ、全てのベールを脱がせて秘めたるポテンシャルをさらし出させるべく、み~~~っちりインプレッションしてやろうと思ってます(`・ω・´)キリッ!(先...
実測重量測定とリム・ハブ・スポーク解剖を終え、今回からいよいよ乗車インプレッションです。 ご厚意でお借りしているものとは言え、ネガティブな感想を控えたりはせずに私が感じたことをストレートに話していく所存です。 装着時の見た目前作38㎜。Lun『HYPER』自体は、その特徴的な模様のために派手め。なので、38㎜ぐらいが車体全体に対するホイールの主張のバランスが整っている印象。 新型R45。38㎜に比べて明らかにインパクトが増してます。エアロフレームに合うのはやはりR45のほうか?う~~む、甲乙つけがた...

 

【HYPER2023情報公開ライブ】

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2023年Lun HYPERのラインナップ&主な改良点

 

  • 38㎜、50㎜、65㎜の3種類だったのが、35㎜、46㎜/54㎜、60㎜/68㎜
    ⇒前後異形リム導入で、横風の安定性(前)と空力(後)のバランスを最適化
  • リム内幅19.1㎜/外幅26.1㎜(実測)だったが、内21㎜/外27.6㎜へと+2㎜
    ⇒これにより、取り付け可能な最小タイヤ幅25㎜、最大47㎜へと+2㎜
  • リム幅が広がっても”やや軽量化”を果たしている(以下の新旧比較表を参照)
    ⇒幅が広がるとリム強度が上がるため、リムを薄く=軽く作れたのだろう

 

リム ディスク
旧Lun HYPER 38㎜ 1267g 1374g
新Lun HYPER R33&D33
『33』なのは、前後ハイトの10の桁(35㎜&35㎜)を取って
1229g(-38g) 1330g(-44g)

 

リム ディスク
旧Lun HYPER 50㎜ 1349g 1454g
新Lun HYPER R45&D45
『45』なのは、前後ハイトの10の桁(46㎜&54㎜)を取って
1322g(-27g) 1421g(-33g)

 

リム ディスク
旧Lun HYPER 65㎜ 1498g 1584g
新Lun HYPER R67&D67
『67』なのは、リアハイトが厳密には67.〇㎜だかららしいw
1418g(-70g) 1515g(-69g)

 

Lun『HYPER D45』

 

Lun『HYPER R67』

ハブとスポークも抜け目なく改良

ハブのデザインは若干変更。

旧作は複雑な凸凹でしたが、新作は上図のようにシンプルに。

 

そして、カーボンスポークは以前と同じモデル『ST-01』を継続採用。

しかしながら、ハブに引っ掛ける部分のアルミ形状が円盤⇒T字へと改良され、
スポークが捻じれない一工夫が施されました(通称「T-Lock Anti-Twist」システム)

このおかげで、エアロスポークが最大空力を発揮できる角度を保てます。

 

また、スポークの本数などに変更はないものの
ドライブ側スポークの角度を38°⇒48.5°へと拡大。

これによって「ねじれ剛性(駆動剛性)」がアップ

 

つまり、踏み込んだ際のパワーロスが減り、反応はよりダイレクトに。

その際に足へと伝わる感触は、より”カッチリ”していると思われますね。
(乗り手の脚力や好みによっては「硬すぎ」と感じるかも?)

2023年Lun HYPERの価格と発売日

+2㎜のワイドリム化によって、25~28㎜タイヤとの相性は向上。

コーナリングで車体を倒した際にも
タイヤがいびつに変形しにくくなるので、安定して曲がり切れる。

 

そして、前後でハイト差8㎜を設けたことで
横風ストレス軽減&リア空力改善を同時に実現。

安全なる高速巡航が可能となり、
HYPERの持ち味である”高バランス”は更なる上のステージへ!

 

細部(スポーク角度など)の見直しも徹底され、駆動剛性は+15.7%!!

なのに、ちゃんと27~70g軽くも仕上げられている!!!

 

ただでさえ悪魔だったのが、
いよいよ「魔王的ホイール」へと変貌を遂げたか……

 

2023年Lun Hyperが悪魔的改良!世界最高バランスに磨きがかかる。

価格は税込み22万円。
(前作も21万で継続。主にワイドリムNGなフレーム用に。あと23㎜タイヤを使いたい人とか)

 

新DURAホイールが23万台であることを考えると、
価格面での圧倒的一強感は薄まりつつありますけど、

ハイエンドカーボンホイール市場全体を俯瞰すれば、
まだ十分に安い範疇と言えるでしょう(発売当初の17万が安すぎた!)

 

 

「このホイール選ばん奴いる!?」

 

 

 

初回入荷は8月中旬~9月頃だそうです(^^)

 

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