例の悪魔的ホイール⇩が届きました。
早速実物を眺めたり、いじくり回したりした所、色々と面白い事が判明。
全部いっぺんに話してしまうと結構な長さになるんで、少しずつ話していきますねー(^^)
まず今回は「購入までの流れ」「付属品」「実測重量」あたりの事を。
【次回以降⇩】
【2023年NEWモデル】
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どこで購入したか?
Winspace Japanのオンラインショップ「W.V.C.C.Store」より購入。
名古屋サイクルスポーツデイズでのブース訪問特典により、10%オフの156,420円でした。
実は、本家Winspaceや中国オンラインショップAliexpressなどでは
日本代理店経由で購入するよりも安い$1200≒13.6万で購入可能です(※現在は不可)
こちらは箱に貼られていた通関のシールです。
「海外通販からのホイール購入には関税がかからない」みたいな話も目にしますが、
この『Hyper』に関しては関税&通関料9,900円がかかっていたようです。
この関税込みでも個人輸入の方が安く済む訳ですけど、
名古屋でお世話になった石倉さんから買いたい気持ちもありましたし、
今回は「W.V.C.C.Store」にて購入させていただいた次第です。
何かトラブルがあった際にコミュニケーションが取りやすい
日本代理店のLUN通販サイトで買うのがいいでしょう!
開封の儀(付属品、UNAAS『X』との比較)
開けてみるとこんな感じ。
「You just got faster」=「あなたはたった今速くなりました」とな(笑)
写真に映っている物がすべてです。
右上の直方体の紙箱には、
クイックリリース(実測:前57.4g、後62.1g)と交換用カーボンスポーク(長さの異なる3本)
立方体の紙箱にはブレーキシューが入っていました(4個合計28.9g)
………以上、書類なども付いていない超シンプルな中身ですw
ちょっとここでUNAAS(ウナス)『X』と比較してみましょうか。
UNAASは、WinspaceがOEM生産しているノルウェーのメーカーであり、
この『X』は『Hyper』と双子関係にある瓜二つなホイールなんです。
両者の違いを挙げるとすれば、
- リムハイトのラインナップ(Hyperは38/50/65、UNAASは30/40/50)
- 『X』のリムには「バタフライエフェクト」カーボンパターンが無い
- 『X』のリアのスポークパターンが少しG3気味
- 『X』のブレーキ面に、ウェット時の制動力を高める”水はけ溝”が設けられている
(カンパの水はけ溝『AC3』の制動力UP効果は、ドライ時+3%、ウェット時+43%と謳われている) - この動画を見る限り、『X』のホイール組、箱詰めなどはノルウェーで行ってるっぽい
違いはそのぐらい。
ハブ、ベアリング、スポーク、クイックリリース、ブレーキシューはま~~~ったく同じ物です。
以下、UNAAS『X』の開封動画です⇩
立派な箱、シリアルカード、ホイールバッグ、皮のケース……
『Hyper』と違って”いたれりつくせり”といった印象ですねw
UNAAS『X』もW.V.C.C.Storeで取り扱われています。
先にも話した通り、
ホイール本体と基本付属品は同じ物なんですが、
『Hyper』よりも44,000円高いです。
………まぁ上記の『Hyper』には付属してこないアイテムが欲しかったり、
『X』のデザイン、リムハイト、スポークパターンの方が好みならばアリなんじゃないかと。
私も、リムの色がもっと深い黒だったならば『X』を選んでたかもしれませんね~(^^)
ホイール実測重量をはかろう!
おぉ~~~、存在感あってなかなか良いじゃないですか(^_-)bグッド
ホイール正味の重さを計測するのに、
コイツらは単に邪魔でしかありません。
自分はクリンチャーで使いますし、このリムテープは容赦なくひっぺがしました。
(クリンチャーのリムテープとして、ぺらいテープ一重巻きは心許ない)
チューブレスバルブ50㎜が2本で10g。意外と軽いんですねー
そしてリムテープ24.8㎜幅が一重巻き(約15cm重なってる箇所アリ)、前後輪分合わせて17.4g。
いずれチューブレスで使いたい時が来たら、Notubes/25㎜⇩でOKだな。
さてさて……準備は整いました!
38㎜ハイトRim版の公表重量は1267g。
これよりも重ければ「ハズレ」、軽ければ「アタリ」だと判定しましょう!
(たった1gでも公表重量より重いと、なんか萎えますよねw)
とあるサイトでは、実測1282gだったそうですが果たして……(*゚д゚*)ドキドキ
前輪546g(計測用のプラスチック台はあらかじめ除いてます)
後輪713g
合計1259g(公表−0.63%) アタリキチャ━━(゚∀゚)━━!!!
いやぁ~~いがったいがったε-(´∀`*)ホッ
同種類のホイールの重量差って主に
一番個体差が出やすいパーツ「リム」に起因するものでしょう。
つまり「公表より軽い個体=リム重量が軽い個体」だと概ね考えられますから嬉しいですね(^^)
今回はひとまずここまで!
『Hyper』についてまだまだ語りたい事はあるんですけど、
長くなると皆さんが読むのダルいでしょうしw、少しずつ話していきます(⇒次回「リム編」)
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大変勉強になる記事を掲載していただき、ありがとうございます。
こちらのインプレ記事を参考にして、私も LUN HYPER ホイールを購入しました。
ご参考に、私の個体の重さを投稿します。
モデル:リムハイト38mm/リムブレーキ
チューブレスバルブ(キャップ付き)+リムテープ付きの前後重量=1294g
記事中のリムテープ+バルブの重量=約27.4g
バルブキャップ 約0.5g
正味のホイール重量=1266g(前554g 後712g)
公式重量とほぼ同じです。(-1g)
自転車パーツの重量は公式より重いのが常識なのに以外ですね。
ところで話は変わりますが、今後ベアリングを日本製に交換する際、
管理者様は「非接触シール」タイプを使用する予定でしょうか。
回転性能重視のためかハブの止水機能が弱めと感じたので、
ベアリングの防水性はどのタイプを選択するべきか迷っていまして。
参考にしたいと思い伺いました。
ちーたんさん、初めまして。情報提供ありがとうございます(^^)
純正ベアリングに”ゴリ”が出るまで交換予定はありませんが、もし交換するとすれば「非接触型」にすると思います。その理由は「低抵抗」なのももちろんですが「自らで試して、耐久性などを試してみたい」という好奇心が多分にありますね(笑) もし何かあった際にも、ベアリング交換をすぐ自分で行えるのも大きいです。
ですが、現時点では「非接触型の方が良い」とまでは断言できません。
Hyperのハブの防塵・防水性はそこまで高いようには見えませんし、それに例えば「外走りで天候問わずハードユースする」という方が「非接触型」を選択した場合、予想以上に早く”ゴリ”が出てしまって交換を余儀なくされる……といったケースも予想できます。また、標準で装着されているベアリングはおそらく「接触型」でしょうし、「非接触型」に交換するという行為はメーカーの設計思想から幾分かズレることにもなります。
以上諸々を考慮して「接触型」「非接触型」のどちらにするか選択すべきでしょうね。「低抵抗だから非接触型」というだけの考え方はいささか短絡的かもしれません。
松木さん
いつものごとく、松木さんの後追いに命を懸けている当方としまして、38mmディスクバージョンを、本国サイトから購入しました。
何故かゼロハンドルと一緒に買ったので(^_^)、10%オフにしてくれました。 火曜の夜に発送完了メールをもらっていたので、UPSで3日で届いたことになります。
さっそく重量測定。
保護キャップは取り除きましたが、リムテープなど全てそのままで
●前631g
●後772g
●合計1403g
ちーたんそん同様に、松木さんのデータを参考にリムテープ等を取り除きますと、1375gとなります。
メーカー値1374gなんで、ほぼ公称値通りですね。
改めて見ると、バタフライデザインはなかなかかっちょいいですね。
あとは、このホイールを履かせるフレームの仕上がりを待つだけです^_^。
ゆうぽんさん、こんにちわ。実測重量情報ありがとうございますm(__)m
おぉ~~Lun Hyper購入されたのですか!!50㎜と迷われていましたが38㎜にされたんですね^^
(リムが派手なだけに50㎜だと主張強めな印象がしますので、個人的には38㎜が好みです笑)
合わせ買い10%OFFはナイスなサービスですね!USPなら到着も速かったようですし、本国サイトからの購入が現状ベストかもしれません。
「このホイールを履かせるフレームの仕上がりを待つだけ」ということは、まさかSLCを…??