先日紹介したWinspace社のホイールブランドである
Lun(ルン(輪))の2023年モデル新型『Hyper』が届きました。
中国より遠路はるばる日本へと飛んできたばかりの第一便。
Winspace Japanの代表石倉さんよりご提案をいただきまして、
「是非お願いします!」と有り難くお借りした代物ですm(__)mアリガトウゴザイマス
こいつには少なからず………いや、多大なる期待を寄せておりますゆえ、
全てのベールを脱がせて秘めたるポテンシャルをさらし出させるべく、
み~~~っちりインプレッションしてやろうと思ってます(`・ω・´)キリッ!
(先にR45、10月以降にR33の予定)
ちなみにですが、実物をちょい確認しただけでも
スペック高すぎ!(私が思うに世界一の高バランス)
デザイン改良(高級感がちょい高まった)
なのが判明しております。
そのため既に物欲はMAXまでビンビン高まっており、
実際走ってみて特に気になるところが無ければ、そのまま買っちゃいそうですw
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開封の儀&内容物チェック
「なんか箱がオシャレになってるんだけど…」
前作では、真っ黒に「ロゴ+Lunの文字」だけの質素なものでした。
ですが新型では、一面にホイールの設計図が描かれています。
これはなかなかに斬新!
つい数値の意味の解読にふけってしまいましたよ~(笑)
「(10分後)……いかんいかん、そろそろ開けよう!」
「You just got faster」=「あなたはたった今速くなりました」
このキザな文言に、スペアスポークとアクセサリーの箱(既視感あるわ~)
クイックリリース(実測:前57.4g、後61.4g)と交換用カーボンスポーク(長さの異なる3本)
立方体の紙箱にはブレーキシュー(4個合計30.0g)と
25㎜バルブエクステンダー(2個合計2.8g)が入っていました。
前作38㎜モデルにはバルブエクステンダーは未付属でしたけど、
それ以外は同じセットであり、物自体も基本変わっていませんねぇ~(^^;
しかし、上の段ボール蓋を取り外すと、そこには……
ボトル(76.7g/個、右上のキャップ付3.6g)と取扱説明書。
これらは無かった!
何気に気を利かせてくれてますやんw
※訂正:ボトルは石倉さんのご厚意で入れて下さったもので、本来は見付属。
「FIND YOUR BALANCE」=「あなたのバランスを見つけよ」
ぜひ刻んでおきたい、心に響く言葉です(^^)
このボトルも安っちいのじゃなくて、
開閉機構付きの比較的良いやつです。
持ち運ぶ際は「閉め」状態で。
ライド中は「開け」状態で、ボトルを握って飲む。
続いて、取扱説明書(全5ページ)を読んでみましょうかp(。_。)ペラリ
(何かしら発見を求めて、一通り目を通したいタイプ)
英語、中国語(簡体字と繁体字)、日本語、韓国語の4か国語。
Winspaceは中国メーカーなんで、その周辺の国々を厚めにカバー。
「お客様がこのマニュアルに何かわからない事があれば、
ご購入のショップまたはWINSPACE JAPANまでご連絡ください。」
わざわざ”WINSPACE JAPAN”と書かれているあたり、
メーカーと日本代理店WINSPACE JAPANの連携がしっかりしているのが感じ取れるんで、
購入後のアフターケアにも安心感が持てますね(^^)b
「カーボンリム専用ではないブレーキパッドを使用すると、
ホイールが損傷し、保証が無効になる場合がございます。」
ここを別の読み方をすれば、
カーボンリム用であればブレーキパッドはなんでもOKということ。
タイヤ装着と手入れなどについて。
ここは当然気を付けるべき内容ばかりなのでスルー。
ハブメンテナンスと保証期間(2年)について。
「ベアリングを損傷する可能性があるため、
WD40またはその他の洗浄剤を使用しないでください。」
WD40というのは、アメリカの大手メーカー。
「再注油するにはすべてのエンドキャップの内側に防水グリースを塗布します。
Kluber NB52などの高品質の潤滑材を使用して、ラチェットリングの内側を軽く覆います。
通常、ラチェット爪や爪スプリントに潤滑剤は必要ありませんが、
必要な場合は、ミシンオイルなどの非常に軽い潤滑剤のみをお勧めします。」
Kluber NB52というグリスを調べてみると、
そのあまりの値段にビビりましたΣ(◎-◎;)!?
ちなみにラチェット内部を確認してみると、説明書の内容とは異なり、
べったりとグリスが塗りだくられてましたねw(これが高級グリスなのか……)
結局のところ
「ラチェット部分にはたっぷりめのグリス(ラチェット音軽減効果もあり)
その他のベアリングには防水・防錆目的で薄めにグリス塗布」でOKでしょう。
最後にスポークテンション表。
このLun『HYPER R45』の赤枠の箇所を確認すると、
「前輪のスポークテンションは90~110kgf」
「後輪フリー側のスポークテンションは120~140kgf」
「後輪反フリー側のスポークテンションは、センターが出る必要量」
「縦振れ、横振れ、センターズレは0.2㎜以内」
スポークテンションの数値に関しては、
「結構しっかり張っているな~」という印象。
実際にホイールのスポークを握ってみても”たわみ”は少ないです。
それから0.2㎜という最高精度で組んでいるのは素晴らしい (*゚∀゚*)bビッ
ホイール実測重量をはかるべし!
「クソかっけぇーな……」
持ってる前作38㎜と比べると、存在感あるリムハイトな上に(前46㎜/後54㎜)
HYPER横の小さな「Lun」と「HYPER R45」のワンポイントの追加によって
嫌味なくデザインが洗練されている印象を受けます。
重量計測にあたっては
チューブレスバルブ53㎜(5.4g)と73㎜(6.3g)は取り外しました。
ただしリムテープはそのままにします。
前作38㎜では24.8㎜のリムテープが貼られており、前後2本で17.4gでした。
そして、新型ではリム内幅は2㎜広がっているため、
このリムテープが26.8㎜かつ前作と同一素材と仮定するならば、
17.4g×26.8㎜/24.8㎜=18.8g≒19g
よって1本あたり9.5gと考えることとします。
『HYPER R45』の公表重量は1322g。
これよりも軽ければアタリ、重ければハズレ。。。
………ホイール重量を測る時は、なんだか緊張しますよね(^^;ドキドキ
いざ実測!!
前輪547.5g-9.5g=538g
(計測用のプラスチック台の重量はあらかじめ除いてます)
「あれ?なんか軽くねぇか……」
後輪742.5g-9.5g=733g
合計1271g(公表−51g) オオアタリキチャ━━(゚∀゚)━━!!!
こりゃ~逆詐欺も良いところだわ(笑)
(どんなに重い個体でも1300gは行かないでしょう)
ちなみに、持ってる38㎜は実測1259g。
リムハイト全然違うのに ほぼ同じってマジですか???
また、50㎜(HYPER R45の前身)は実測1301gでしたから、
リム幅+2㎜でも、ちゃんと30g軽量化を達成しております(‘∇^d)ナイス
今回はここまで!
ホイール重量に関しては文句無しに100点満点💯
次回はリム、ハブ、スポークを細かくチャックしていきますね~(^^)
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松木様
おお! 届いたのですね。 ヤフーショッピングでも20万円で予約開始されてましたね。
限定のBroバージョン(DISC)は、前650g、後776gでしたので、リムであることを差し引いても、評判通り、かなり軽くなっているようですね。
結局、前バージョンの35mmと、50mmを手に入れてしまったので、今度はD67か?と思っていますが、軽さを考えるならD33が、使い勝手ならD45がベストチョイスなのだろうなと。
松木さんのインプレ見たら、無条件にポチりそうで怖いですww。