松木です。
バーテープをオージーケーの『BT-06』に変えました。
パッケージのチャートからも分かるように
プロライダーからのフィードバックによって生まれた
攻撃的かつ実戦的なバーテープです。
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OGK『BT-06』バーテープ
『BT-06』の最大の特徴は、何と言ってもその薄さ!
厚さは0.7mmしかなく、ぺらぺらです。
リザードスキンズほどではないにしても
表面のグリップ力は、かなり高めです。
表面の凹凸が水はけを良くする役割を担っているようで、
濡れてもグリップ力はそれなりに残りましたから、
雨の日に使っても特に問題ないでしょう。
ボントレガー「Gel Cork」バーテープとの比較
交換前は振動吸収性を重視したバーテープ
ボントレガー「ゲルコルク」を巻いていました。
バーテープ自体の厚さは2.5mmもあり、
ハンドル幅は、裸状態よりも4mm以上厚い28.3mmでした。
対して『BT-06』を巻いたハンドルの幅は25.8mm。
ハンドルを直接握っているかのようなダイレクト感があります。
重量測定。
「ゲルコルク」は片側133cmで20.2g、
車体一台分は2倍の40.4g。
そして『BT-06』が204cmで26.4g、
裏の保護テープを剥がしたら24.8gでした。
車体一台分の266cmだと、32.3gという計算になります。
つまり、『BT-06』は「ゲルコルク」の8割程度の重さであり、
車体一台分で40.4-32.3=8.1gの軽量化できました。
ステム近くまで巻く車体ならば、12~13gほど軽くなるはず。
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OGK『BT-06』インプレッション
試しに、左側は「ゲルコルク」を残したまま
右側だけ『BT-06』に交換し、素手で10kmほど走ってみました。
【グリップ力】
「ゲルコルク」:★★
『BT-06』:★★★★
表面素材の違いから、
グリップ力は明らかに『BT-06』のほうが上。
【振動吸収性】
「ゲルコルク」:★★★★
『BT-06』:★★
振動はどちらも感じますが、
よりダイレクトに伝わってくるのは
予想通り『BT-06』のほうですw
自分の場合、登りでも上ハンドルを持つことはありませんし、
エアロフォームを取る際には、ブラケットの”角”を持つので、
ライド中のほとんどの時間をブラケット部分しか握りません。
バーテープに触れるのは、
下ハンドルを持つダウンヒルの間ぐらいです。
なので、ある程度グリップ力があって
自在にバイクを操れる「コントロール性」を重視します。
それでいて「軽く」「ハンドルが細身になって空気抵抗が小さい」という
僅かながらも”速さ”を求めた結果、『BT-06』という選択になりました。
逆に、上ハンドルを多用するタイプの人や
下ハンドルを持って巡航する人は好まないかもしれませんね(^^;
ただ、グローブにもクッションは付いていますから、
そこまでフカフカにする必要もないんじゃないでしょうか?
結論として、薄手タイプが好みな方には、
最高のバーテープだと思います。
そして、以前紹介したグローブOGK『PRG-6』との組み合わせだと、
ダイレクト感はそのままにグリップ力は倍増します(笑)
バーテープは消耗品で、価格も気になるところですが、
Amazonで1,300円台とお手頃なのもグッドです!
「リザードスキンズ」「スパカズ」なんかだと4,000円ぐらいしますから。
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