この記事の所要時間: 228

 

松木です。

 

TIMEの新型ビンディングペダル『Xpro』。3つの攻撃的な変更点とは?

タイムのビンディングペダル「Xpresso」が
『Xpro』(エックスプロ)という名になって、
3年ぶりのモデルチェンジを果たしました。

 

新旧比較などしながら、
『Xpro』がどのように変わったのか見ていきます。

 

スポンサーリンク

TIMEのビンディングペダルの優れた点

先にTIMEペダルの特徴を話しておきます。

実際に使っている人でも、初めて聞く機能もあるかもしれません(笑)

クリートキャッチ機構「Iclic」

TIMEペダルの最大の特徴が
「Iclic(アイクリック)」という独自のクリートキャッチ機構です。

 

踏む力によって後ろの爪を開く構造の他メーカーと違い、
爪が元から開いている状態にあります。

 

TIMEのビンディングペダルの優れた点 TIMEの新型ビンディングペダル『Xpro』。3つの攻撃的な変更点とは?

分かりやすく置き換えると、
「開いたドアに板を噛ませている状態から、
その板を取り除いてドアを閉める」イメージです。

 

爪を開く力が必要ないため、
初心者でも比較的楽にクリートキャッチできるメリットがあります。

クリート調整の多様性

クリート調整の多様性 TIMEの新型ビンディングペダル『Xpro』。3つの攻撃的な変更点とは?

 

  • クリートの左右方向の取り付け調整範囲は2.5mm
  • ペダル横のマイナスネジを回すことで、キャッチの強さを3段階調整可能
  • クリートの左右を入れ替えることで、Qファクターを±2.6mm調整可能
  • フローティング角度は±5°

 

僕が使っているLOOKペダルなんかは、
キャッチの強弱を調整するにはカーボンバネを交換しないといけないですし、
Qファクターを広げるのにも、別売のスペーサーを噛ませる必要があります。

 

TIMEペダルの場合、その辺りの調整機構が
ペダル自体に組み込まれているのが良いですね(^^♪

 

クリート調整の多様性 TIMEの新型ビンディングペダル『Xpro』。3つの攻撃的な変更点とは? フローティング角度5°

また、SHIMANO(上図)、LOOKでは、
クリート固定後の角度の遊び「フローティング角度」
の違いで3種類のクリートが発売されているのに対し、

 

フローティング角度 TIMEの新型ビンディングペダル『Xpro』。3つの攻撃的な変更点とは? フローティング角度 TIMEの新型ビンディングペダル『Xpro』。3つの攻撃的な変更点とは?

TIMEペダルは±5°(左)、もしくは完全固定(右)の2種類です。

 

フローティング角度があるのを嫌う人もいますが、
TIMEペダルの場合、スタンダードの位置に戻ろうとする力が働くため、

フローティング角度ありの「遊びがあって膝に優しい」強みと
完全固定の「常に正しい角度、かつパワーが逃げにくい」強み、

両方を併せ持っていると言えます。

『Xpro』の3つの変更点

『Xpro』「Xpresso」新旧比較 『Xpro』「Xpresso」新旧比較

表面の新旧比較。左「Xpresso」、右『Xpro』。

 

1つ目の変更点は「ボディデザインの改良」です。

『Xpro』は、縦方向に直線的なデザインとなっていますが、
クリートとの”噛み合わせ”が「Xpresso」よりもしっかりしているそうです。

 

TIMEの新型ビンディングペダル『Xpro』。3つの攻撃的な変更点とは? 踏み面 プラットフォーム 725

そして、2つ目の変更点は「踏み面(プラットフォーム)の拡大」

700㎟だったのが725㎟と少し広くなりました。

 

一般的に言って、踏み面が広くなるほど
「安定感が増す」「パワー伝達性が上がる」ため、
どのメーカーも踏み面を広くすることに注力しています。

 

余談ですが、TIMEのプラットフォームは
消耗劣化したり、割れたりしても交換可能です。

 

『Xpro』「Xpresso」新旧比較 『Xpro』「Xpresso」新旧比較

裏面の比較。

一目瞭然ですが、「エアロカバーの追加」が3つ目の変更点。

 

ビンディングペダル スピードプレイ ディンプル 空気抵抗 ビンディングペダル ルック エアロ 空気抵抗

既にSPEEDPLAYやLOOKには、
空力を意識したデザインのものがあります。

 

ですが、TIMEの場合、
エアロカバーはネジ止めされているため、
プラットフォーム同様、おそらく交換できます

 

『Xpro』「Xpresso」新旧比較
『Xpro』「Xpresso」新旧比較

側面。上「Xpresso」、下『Xpro』。

 

新旧の最上位モデル「Xpresso 15」と『Xpro 15』の違いを
表にまとめてみます。

「Xpresso 15」 『Xpro 15』
ボディ素材 カーボン カーボン
シャフト素材 中空チタン 中空チタン
踏み面の広さ 700㎟ 725㎟
スタックハイト
TIMEの新型ビンディングペダル『Xpro』。3つの攻撃的な変更点とは? スタックハイト 13.5mm 13.5mm
クリート Iclic Iclic
キャッチの強弱調整 3段階 3段階
ベアリング セラミックスピード製 セラミックスピード製
エアロカバー 無し 有り
片側重量 66.5g 87.3g

 

『Xpro』シリーズは、「軽さ」より「性能」に振っている分、
片側20.8g重くなってしまいましたね(^^;

 

スポンサーリンク

『Xpro』のラインナップ

『Xpro』「Xpresso」新旧比較

一つ目は、これまで見てきたハイエンドモデル『Xpro 15』

【ボディ素材】軽量カーボン
【シャフト素材】中空チタン
【片側重量】87.3g
【価格】$600(≒¥67,300)

 

xpro12 TIMEの新型ビンディングペダル『Xpro』。3つの攻撃的な変更点とは? xpro12 TIMEの新型ビンディングペダル『Xpro』。3つの攻撃的な変更点とは?
xpro12 TIMEの新型ビンディングペダル『Xpro』。3つの攻撃的な変更点とは?

そして、二つ目が『Xpro 12』

【ボディ素材】カーボン
【シャフト素材】チタン
【片側重量】94g
【価格】$400(≒¥44,800)

 

『Xpro 15』との違いは「軽量化の突き詰め具合」ですね。

13.4gの軽量化に¥22,500を払えるかどうか‥‥

 

派手な赤色なので、フレームカラーによっては
ペダルだけ少し浮いてしまう気がします。

 

xpro10 TIMEの新型ビンディングペダル『Xpro』。3つの攻撃的な変更点とは? xpro10 TIMEの新型ビンディングペダル『Xpro』。3つの攻撃的な変更点とは?
xpro10 TIMEの新型ビンディングペダル『Xpro』。3つの攻撃的な変更点とは?

最後、三つ目は『Xpro 10』

【ボディ素材】カーボン
【シャフト素材】中空スチール
【片側重量】226g
【価格】$250(≒¥28,000)

 

シャフトを中空スチールにしてコストダウンを図ったモデルです。

3種類の中では一番重いものの、
DURA-ACEペダル「PD-R9100」234gよりも軽いですし、

ブラックベースの大人しいデザインは、個人的には一番好み。

 

『Xpro 15』⇒値段が高すぎる
『Xpro 12』⇒カラーが合わない

ということで、この『Xpro 10』に落ち着く人も多そうです。

 

『Xpro』ペダルは、11~12月にかけての発売予定です。

 

Wiggleで片側66.5gの「Xpresso 15」が日本価格の半分‥

スポンサーリンク