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松木です。

 

ロードバイクチューブ頂上決戦Ver2020!猛者7社11種をテスト。

前回のタイヤ編に引き続き、今回はチューブ編です。

AeroCoachが大手7社11種類の「転がり抵抗」を比較テスト。
(実験方法はタイヤ編と同じなので省略(⇒こちら))

 

~本日のお品書き11品目(製品名、実測重量、定価)

ラテックス
Vittoria Latex: 72g、1848円
Challenge Latex: 74g、2420円
Michelin Aircomp Latex: 81g、2200円

ブチル
Continental Race Supersonic: 55g、参考1990円
Continental Race Light: 78g、参考1430円
Continental Race: 104g、1980円
Michelin Aircomp Ultra Light: 76g、1100円
Schwalbe Extra Light: 80g、1650円
Hutchinson Air Light: 80g、1100円

TPU(熱可塑性ポリウレタン)
Tubolito Tubo Road: 40g、5280円
Tubolito S Tubo Road: 22g 、4730円(ディスクブレーキでのみ使用可)

 

『ラテックスも種類によって「転がり抵抗」は異なるのか?』
『軽いチューブほど「転がり抵抗」も小さいのか?』
『TPU素材の超軽量チューブの「転がり抵抗」は実際どうなの?』

 

誰もが気になっているであろう、これらの疑問を解決する良いチョイス(^^)b

 

ロードバイクチューブ頂上決戦Ver2020!猛者7社11種をテスト。ロードバイクチューブ頂上決戦Ver2020!猛者7社11種をテスト。

 

「鬼のように軽い」「空気があまり抜けない」が強みの
TPU素材チューブTubolito(チューボリート)は注目ですね~

 

TPU(熱可塑性ポリウレタン)は、
自動車業界や医薬品産業などでも多用されている素材。

触った感触は、ゴムというより”超柔らかいプラスチック”ですw

 

今回得られるTubolitoの結果は、
Wolfpack(TPU/25g)やREVOLOOP(TPU/39g)、FOSS(TPE/92g)などの
同系統のチューブを推しはかるのに役立つでしょう!

 

WiggleでMichelinラテックス半額

結果と考察

ロードバイクチューブ頂上決戦Ver2020!猛者7社11種をテスト。

情報を付け加えると次のようになります。

 

ロードバイクチューブ頂上決戦Ver2020!猛者7社11種をテスト。
(クリックで拡大)

 

  1. 同重量なら「転がり抵抗」はラテックス<ブチル<TPU
    ⇒”ブニブニ”のラテックス素材は「ヒステリシスロス」が小さいのだろう
  2. ラテックスではVittoria≒Challenge≦Michelin
    「重量」が「転がり抵抗」にキレイに比例している
  3. ContinentalのブチルではSupersonic<Race Light<Race
    ⇒「重量」が「転がり抵抗」にキレイに比例している
  4. 76~80gの重量の近いブチル4種類の「転がり抵抗」に多少ばらつきが出た
    ⇒同じ「素材」「重量」でも「転がり抵抗」は異なる(中でもContinentalは比較的優秀
     同じブチルでも、メーカーによって微妙に違うのだろうと想像できる
  5. Tubolitoの「転がり抵抗」は”可もなく不可もなし”

 

ロードバイクチューブ頂上決戦Ver2020!猛者7社11種をテスト。

上の結果は45km/hという”平地の高速巡航時”を想定していますが、
”ヒルクライム”ならばどうでしょう?

もっと低速、しかも「軽さ」が活きる状況ならば、22gのTubolito Sは強いのではないか?

 

”勾配10%の上り坂を16km/hで走行する場合、
164gの軽量化は-0.8wの節約、+0.03km/hの速度UPにつながる”

 

AeroCoachのこのデータを基にVittoriaラテックスと比較してみると、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【軽量化】
前後輪2本分の重量差(72g-22g)×2=100g
よって、勾配10%、16km/hにおける100gの軽量化は、

Tubolito S:0.8w×100g/164g≒-0.49w

【転がり抵抗】
『「転がり抵抗」は「速度」の影響をほとんど受けない』という見解もあれば、
『「転がり抵抗」は「速度」に比例する』というデータもあるのだが、
今回はVittoriaに不利な後者の「比例する」パターンで考えると、

Tubolito S:(30.5w-27.2w)×16kph/45kph≒+1.17w

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

以上から、Vittoriaラテックスと比べて、
”勾配10%の上り坂を16km/hで走行する場合においてさえ
Tubolito Sの方が1.17w-0.49w=0.68w多く踏まないといけない

 

チューブが100g軽くなれば、踏み込んだ際に「おっ!軽い!」とは感じられますけど、
ラテックスの「極上の乗り心地」「路面抵抗の低さ」とは釣り合わないと思いますねぇ…(^^;

 

…………いや、ここはやっぱり、

 

ロードバイクチューブ11種頂上決戦テストVer2020【ラテックスvsブチルvsTPU】

チューブはラテックスでしょと言い切っておこうw

 

WiggleでMichelinラテックス半額


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