新型DT SWISS ARC 1100 DICUTに読み解く最先端のホイール事情【基本スペック編】
公開日 : / 更新日 :
松木です。
2020~2021年モデル
DT Swiss『ARC 1100&1400 DICUT(ダイカット)』(左1100、右1400)
2018年に発売された前作と名前こそ同じものの、
リム、ハブ、スポーク、全てがアップグレートされている100%の新作。
スペックうんぬんも気になる所ではありましたが、
「どういった思想で、新作は生み出されたのか?」の方が個人的には知りたい……
”ホイール業界のリーディングカンパニーが提示する
現時点における「ホイールの理想の形/構造」とは?”
記事を分けて、可能な限り解明していきたいと思っています。
今回は新旧比較しながらの【基本スペック編】です。
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DT Swiss『ARC 1100&1400 DICUT』のスペック
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旧ARC1100 DICUT |
新ARC1100 DICUT
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新ARC1400 DICUT
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リム高 |
48㎜/62㎜/80㎜ |
50㎜/62㎜/80㎜ |
左に同じ |
リム内幅
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17㎜ |
20㎜ |
左に同じ |
リム形状 |
U形状
|
UV形状(Aero+)
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左に同じ |
公表重量
左のモデルとの差
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1490g/1609g/1768g |
1472g/1676g/1762g
-18g/+67g/₋6g
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1552g/1753g/1837g
+80g/+77g/+75g
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タイヤタイプ |
クリンチャー
(チューブレスOK) |
左に同じ |
左に同じ |
ブレーキタイプ |
リム&ディスク(DB) |
ディスク(DB)のみ |
左に同じ |
ハブグレード |
DT Swiss 240 |
DT Swiss 180 |
DT Swiss 240 |
ラチェット |
スターラチェット36T |
Ratchet EXP/36T |
左に同じ |
ベアリング |
SINCセラミック |
左に同じ |
スチール |
スポーク |
後輪ドライブ側
DT Aero Comp
それ以外
DT Aerolite |
後輪ドライブ側
DT Aero Comp II
それ以外
DT Aerolite II |
DT Swiss
Aero Comp |
スポーク本数 |
前24本/後24本 |
左に同じ |
左に同じ |
スポーク組み方 |
2クロス(1:1) |
左に同じ |
左に同じ |
日本参考価格 |
28~29万円 |
32~33万円 |
26~27万円 |
- 現在のロードホイールの主流である技術「リム内幅の拡大」「UVリム形状」を採用
- 昨年に発表した新型ハブ『Rachet EXP』を、ようやく自社ホイールに導入
- 同時並行で開発していた新型スポーク『Aerolite II』『Aero Comp II』で組まれている
- ハブ240⇒180で軽いのに、全体重量はほぼ変わらない所から判断して、リム重量は微増?
- 1100と1400のリムは共通、違いは「ハブ」と「スポーク」で、重量差75~80g、価格差6万
次回は、ARC1100の深みにドップリとハマりに行きましょうか(^^)
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