松木です。
各メーカーの新作ダイレクトドライブ式ローラーに呼応するように
ついにTACX『NEO Smart T2800』の後継機が発表されました。
TACX『NEO 2 Smart T2850』
パッと見では、色違いにしか見えませんね……
果たして前作から進化したポイントとは?
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Tacx『NEO 2 Smart T2850』のスペック
まずはスペックから。
【パワー精度】±1%
【再現可能斜度】25%
【最大計測パワー】2200w
【本体重量】21.5kg
つまり、スペック的に変化はありません。
ただ、これ以上上げても意味は無いとも言えます。
TACX『NEO 2 Smart T2850』の6つの改良点
- 容量型非接触センサーによりケイデンスの正確さUP
- ペダルストローク解析機能の追加
- ペダリングパワーの左右差が測定可能に
- 将来的な機能追加に備え、内蔵メモリの容量UP
- 内部電子を刷新され、より静かに、より自然な負荷に、より負荷変化の反応が速く
- 142 x 12mmと148 x 12mmアクスルアダプターの追加
う~ん……
これらの改良は実際の所どうなんでしょう?
『NEO Smat』を購入するほとんどの人は、
ZWIFTが大きな目的なんじゃないかと思います。
(将来的には分かりませんが)現時点では、
「ペダルストローク解析」(ZWIFTで表示されない)
「ペダリングパワーの左右差」(ZWIFTで表示されない)
「内蔵メモリの容量UP」
これらがZWIFT上のプレイの質を上げる訳ではありません。
そうなると、
「ケイデンスの正確さUP」
「より静かに、より自然な負荷に、より負荷変化の反応が速く」
この2つが実用面で関係ある改良ということになりますが、
なるべく良いに越したことはないものの、
現行の『NEO Smart T2800』でも十分満足できる
「正確さ」「静かさ」「負荷のかかり方」を実現してますからね……
TACX『NEO 2 Smart T2850』は買いなのか?
新型の『NEO 2 Smart T2850』には、
フロント自動昇降装置『KICKR Climb』に対応できること、
もしくは『KICKR Climb』に類するTACX製品を作ってくれること、
それから「デザイン変更」や「ワクワクするような進化」を期待していました。
そうであれば買い替えも本気で視野に入れたでしょう。
そういう意味で、今回のアップデートには少々ガッカリ……
海外レビュアーの方も「2ではなく1.5」だとか
「マイナーチェンジ」だと話されていますし(^^;
前作から3年も経ってようやく発表した新作なのに、
ここまで「見た目」「機能」の変化が小さいとなると、
正直言って”手を抜いている”印象を受けてしまいました。
考え方によっては、
物欲が猛烈に刺激されるような代物ではなくて、
お財布事情としては安心した所もありますけどね(笑)
ヨーロッパでは既に発売開始していて、
日本へは12月中旬~1月頃に海を渡ってくる予定だそうです。
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