松木です。
先日、チューブラーテープの残骸を取り除いたライトウェイト『ギップフェルシュトルム』
晴れて「実測重量測定」ということで、
その作業に取り組んでいたのですが、
このホイールが持つ面白い特徴を発見しました。
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実測重量だけはかるつもりが……分解してみたくなった
前輪454g(公表470g)
続いて後輪……………と、ちょっとその前に
興味本位でフタを開けて中を覗いてみる。
金属軸が一本通っていて、
そこにベアリングが圧入されているタイプ。
「軽さ」を考えたであろうシンプルな構造。
ふむふむ、なるほど~
後輪の方も気になってきたので分解してみましょう!
一般的なDT SWISSのスターラチェット構造です。
ラチェット数は18T。
これを36Tや54Tにグレードアップするのも悪くはない(´^`)ウ~ム
DT ハブギアバイクパーツ自転車ハブサービスキットスターラチェット 36 / 54T 修理部品 取り替え可能 自転車のハブのラチェット Xchumot
それからさらに内部を観察していく……
(カチャカチャカチャカチャ)
Σ(゜゜)!!??
フリーボディ『鬼の肉抜き』
これはやりすぎでしょwwwww
さすがLightweightのヒルクライムモデルなだけはあります(^^;
更にマニアックな話になりますけど、
ハブの種類・ベアリングの型番/メーカーをまとめてみました↓
Aeolus 5 TLR 3D | Gipfelsturm | |
フロントハブの種類 |
DT SWISS 180 |
Lightweightオリジナル |
フロント(2個) | 6803(外26㎜×内17㎜×厚5㎜) | 609(24×9×7) |
リアハブの種類 |
DT SWISS 180(18T) | DT SWISS 180(18T) |
リアフリー側 | 6902(28×15×7) | 6902(28×15×7) |
リア半フリー側 | 6802(24×15×5) | 6802(24×15×5) |
フリーボディ(2個) | 6802(24×15×5) | 6702(21×15×4) |
ベアリングのメーカー |
井上軸受工業(IJK) |
6902と6802はIJK 609と6702には刻印無し |
両ホイールともリアハブはDT SWISS 180なのですが、
Gipfelsturmの方は、
「小さくて軽い特殊なベアリングに⇒その圧入箇所を肉抜き」
という一工夫を加えているのが分かります。
マジで軽量化に徹底しているなぁ……
重量測定だけのはずが、脇道に逸れまくってしまった(笑)
グリスアップして、ようやく実測!!
後輪590.5g(公表595g)
よって前後輪の合計重量は454+590.5≒1045gでした。
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