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松木です。

 

SACRA『IGNITE』ハイスペック過ぎるカーボンスポークホイール

SACRAの新型ホイール。

 

『KYLE IGNITE(イグナイト)』

 

「昔使っていたサプリも同じ名前だったな~」と想起してしまったんですが(笑)、
「IGNITE」は、英語で「点火」「発火」を意味する単語です。

 

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前作のノーマル『KYLE』がベースとして、
SAPIM『CX-RAY』⇒32%軽量、伸び剛性3倍の『カーボンスポーク』

 

金属スポークでは決して成し得ない「軽さ」「剛性」を手に入れ、
他に類を見ない「重量剛性比」を実現しているホイールです。

 

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重量

SACRA『IGNITE』ハイスペック過ぎるカーボンスポークホイールSACRA『IGNITE』ハイスペック過ぎるカーボンスポークホイール

『KYLE 5 IGNITE TU』(50mmチューブラー)の前後実測1156.7g。

これはリムが重めの個体で測定したそうで、
公表はこれよりも10g軽い1147gほどになります。

 

『KYLE 5 IGNITE TLR』(50mmチューブレス対応クリンチャー)
の実測重量が1325g

『KYLE 3 IGNITE TLR』(38mmチューブレス対応クリンチャー)
の実測重量は1243g

 

ちなみにノーマル『KYLE』の実測重量は、

KYLE 5 TU:1201g(+54g)
KYLE 5 TLR:1375g(+50g)
KYLE 3 TLR:1298g(+55g)

 

ですから、カーボンスポークの採用により、
50~55g軽量化を果たしていることになります(2:1組、前16本/後21本の場合)

 

そこで、「ノーマル『KYLE』より53g軽い」と仮定すると、
『KYLE IGNITE』の予想公表重量は以下のようになります。

 

  • KYLE 5 IGNITE TU:1148g(リム357g)⇔CLX 50 TU:実測1191g(+43g)
  • KYLE 5 IGNITE CL:1303g(リム434g)⇔CLX 50 CL:実測1390g(+87g)
  • KYLE 5 IGNITE TLR:1322g(リム444g)⇔Aeolus 5 TLR:実測1457g(+135g)
  • KYLE 3 IGNITE TU:1051g(リム304g)⇔CLX 32 CL:公表1155g(+104g)
  • KYLE 3 IGNITE CL:1239g(リム398g)⇔CLX 32 CL:実測1336g(+97g)
  • KYLE 3 IGNITE TLR:1245g(リム401g)

 

どれも尋常な軽さじゃないですね……(^^;

 

SACRA『KYLE IGNITE』ハイスペック過ぎるカーボンスポークホイール

沖縄210km覇者も使用し、勝利に最も近いホイール『ROVAL CLX』シリーズ。

『KYLE IGNITE』は、それらよりも優秀。

やはり、カーボンスポークの貢献は大きいです。

 

SACRA『KYLE IGNITE』ハイスペック過ぎるカーボンスポークホイール

続いて、Lightweight『Meilenstein 24E』と比較してみましょう。

 

  • KYLE 5 IGNITE TU:1148g 26万⇔Meilenstein 24E TU:公表1164g(+16g)51万
  • KYLE 5 IGNITE CL:1303g 26万⇔Meilenstein 24E CL:公表1290g(-13g)59万
    (50mm高、MAX27mm幅、前16本/後21本⇔48mm高、24mm幅、前16本/後20本)

 

ほぼ同じ。

ただし、価格は違いますけどね。

 

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剛性

SACRA『IGNITE』ハイスペック過ぎるカーボンスポークホイール

「軽さ」は『KYLE IGNITE』の魅力ではありますが、
実際の乗り味に大きな変化を与えているのは「剛性」の方。

 

金属スポークに「方向性」はありませんけど、
カーボンスポークには「方向性」があります。

 

SACRA『IGNITE』ハイスペック過ぎるカーボンスポークホイール

個人的に、ノーマル『KYLE』では、
「リア剛性」(=強く踏み込んだ際の加速感)に
若干の物足りなさを感じていました……

 

ですが、カーボンスポークが搭載されたことで、
このネガティブな感触は消滅しているはずです。

 

SACRA『IGNITE』ハイスペック過ぎるカーボンスポークホイール

ここで一つ疑問が生まれるかもしれません。

 

「逆にガチガチなんじゃないの?」と。

 

この点に関して、SACRAの田中さん曰く、

 

「”リム”がホイール剛性の大半を担っています。

軽量なKYLEリムはそこまで硬くないため、
『KYLE IGNITE』全体の剛性は”上の下”ぐらいに仕上がっています。」

 

つまり、「リム剛性」(あと「スポーク本数」の少なさ等)で、
ホイール全体の剛性は過剰になっていない、という意見。

 

「カーボンスポーク」と聞いただけで”硬い”というのは早計なワケです。

空力

SACRA『IGNITE』ハイスペック過ぎるカーボンスポークホイール

SACRA『IGNITE』ハイスペック過ぎるカーボンスポークホイール
(48km/hを想定した風洞実験結果、おそらく前輪のみ)

 

『ROVAL CLX』を上回るエアロを叩き出したノーマル『KYLE』。

実際、抜群の「空気抜けの良さ」「高速巡航性」を体感できました。

 

対する『KYLE IGNITE』では、
まだ風洞実験は実施していないとのこと。

 

さすがに、エアロではSAPIM CX-RAYに劣るでしょうけど、
完全な丸スポークではなく、若干潰した楕円形状であるため、
「酷く空気をかき乱す」ということもないと思われます。

 

それに、鹿屋体育大学の成海さんが、
50mmのテストライダーとしてイチ早く使用されているらしく

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カーボンスポークによって剛性が高くなっており、
それに加え空力もかなり良く感じますので、
平坦での巡航、ダウンヒルが特に速いです!

ディープリムだからといって重さを感じることもなく、
登坂もスイスイいけちゃうのでイチ押しのホイールです!

本当に今まで使用したホイールの中で1番感触がいいものに仕上がっています!

皆さんに是非試してもらいたい!!

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この文面から察するに、空力面でのデメリットは感じていない模様。

 

 

SACRA『IGNITE』ハイスペック過ぎるカーボンスポークホイール

以上、『KYLE IGNITE』の特徴でした。

 

「もうこれがホイールの限界なんじゃないか?」

 

そう思わせるに足る、桁外れにハイスペックなホイールですね(^^;

 

来たる12月に発売される予定ですが、
おそらくその前後にテストさせていただけるので、
また徹底的に実物インプレッションしたいと思います。

 

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