ボトルケージボルトのダメな例(反面教師)

ボトルケージボルトをチタンにしない理由はない!

【ボトルケージボルトのダメな例①】

「ボルトが長すぎる」

 

ボトルケージボルトをチタンにしない理由はない!

【ボトルケージボルトのダメな例②】

「頭が”平頭”」

 

ボトルケージボルトをチタンにしない理由はない!

写真を見て通り横幅が狭いため、ボトルケージとの接触面積が小さくなります。

これでは固定力が下がるのみならず、穴のフチが潰れて固定できなくなってしまう事も……

 

ボトルケージボルトをチタンにしない理由はない!

故に、ボトルケージはナベ頭がベストです!

それに、平頭より”高さ”も低いので見栄えが良いですし、
「ボトルがネジ頭に当たってキズ付く」という恐れも0に。

ボトルケージボルトのイマイチな素材(反面教師)

ボトルケージボルトをチタンにしない理由はない!

【ボトルケージボルトのイマイチな素材①】

「素材が鉄(ステンレス含む)

 

単純に重いことがまず1つ(写真はM5×15㎜)

更にステンレスでなければ汗やドリンクで錆びてガッチリ固着……どえらい目に遭いますよw

 

ボトルケージボルトをチタンにしない理由はない!

【ボトルケージボルトのイマイチな素材②】

「素材がアルミ」

 

鉄よりも遥かに軽く(写真はM5×20㎜)、多くの人がアルミ製ボルトを使っているでしょう。

その反面 ”耐食性”が低く、サビが内部腐食しやすくポッキリ折れる危険性がある素材です。

 

先ほども話した通り
ボトルケージボルト周辺は汗やドリンクがかかりやすく、
ステム周り、ヘッド周りと同レベルで錆びやすい部分。

そんな所にアルミ製ボルトは避けたほうが無難だと思いますね……

 

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ボトルケージボルトにはチタン製一択です!

ボトルケージボルトをチタンにしない理由はない!

以上すべての問題を解決してくれるがチタン製ボルト

まるで危険物であるかのようなパッケージに入ってましたよ(笑)


 

ボトルケージボルトをチタンにしない理由はない!

素材は64チタン

アルミ6%、バナジウム4%添加した、最もポピュラーなチタン合金です。

 

ボトルケージボルトをチタンにしない理由はない!

  • 8㎜とちょうど良い塩梅の長さ(ただ10~12㎜が安パイ)
  • 接触面積が広くて緩みにくい平頭(ボトルケージ取付穴も傷まない)
  • 軽量(比重は鉄7.9、64チタン4.42、アルミ2.7)
  • 表面が薄く酸化しやすく、不働態被膜を形成するために耐食性に優れる
    ⇒ステンレス並みに錆びにくい、アルミのように内部腐食を起こさない

 

まさにボトルケージボルトのために存在するかの如きボルト!!

 

ボトルケージボルトをチタンにしない理由はない!

チタンは陽極酸化処理こちらの動画を参考)にて着色するのが一般的ですが、
色の中でも”黒”と”白”は理論上不可能なのだそうです。

ですから「若干色褪せたような感じかも…」と心配していたのですが、
思った以上にしっかりした黒色(^^)ヨカッタヨー
(ここまで黒いとなると、別の表面処理技術の可能性が高そうです)

 

では、早速取り付けるべし!!

 

ボトルケージボルトをチタンにしない理由はない!

ネジ山にグリスを塗布。

チタンはカジリやすい金属ですから、一般的にカジリ防止用グリスが推奨されます。

しかしボトルケージボルトなど大した力が加わる場所ではないため、心配ご無用。

ここに塗るグリスは、サビ防止目的の普通のグリスで十分でしょう。

 

ボトルケージボルトをチタンにしない理由はない!ボトルケージボルトをチタンにしない理由はない!

イイ感じ (・ω・)bグッ

 

 

ボトルケージボルトをチタンにしない理由はない!

今回はボトルケージボルトを64チタンに交換しました。

ここまで褒めちぎっておいて最後に言うのもなんですが、
チタンボルトの”軽さ”という魅力に憑りつかれて
「出来る部分はとにかくチタン化!」と躍起になるのは、あまり好きな姿勢ではないです。

 

実はボトルケージボルト以外の所にも取り付けようかと
別の2種類も取り寄せていました(写真左上の2本)

ですが、手元に届いた後に”とある懸念”が浮かんできたために
結局そこのボルトを交換するのは取り止めたんですよ(いずれ話す機会も来るでしょう)

 

チタンという素材が持つ特性をしっかりと把握した上で、
「問題が起きないであろう」且つ「効果的だと考えられる」

 

そういった箇所のボルトを慎重に見極めて、
必要最小限で行うのが賢明だと思ってますねー(^^)


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