松木です。
グローブはOGK「PRG-6」を使っています。
このグローブは、先日の全日本ロードを制した畑中選手も使用していました。
『全日本選手権ロードレース2017優勝者畑中勇介は、どんな機材で戦っていたのか?』
畑中選手に限らず、プロの間では
OGK「AERO-R1」ヘルメット+OGK「PRG-6」グローブ
というのが、最近定番の組み合わせ。
このOGK「PRG-6」は
「フィット感が抜群」
「グリップ力がしっかりしている」
「エアロ効果が高い」
といったレビューが多いですが、
実際のところはどうだったでしょうか?
細かく見ていきたいと思います。
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基本スペック
まずは、マジックテープ付き、クッションも少しだけあるような、
一般的なグローブの実測重量は16.8g。
対する、OGKカブト「PRG-6」は12.5g。
手で持ってみてもペラペラで、ほとんど重さを感じません。
「素手の感覚」に近づけるためにパッドが一切入っていませんが、
その分、ハンドルを握った際のダイレクト感は強いです。
OGK「PRG-6」のフィット感
このグローブには1つ惜しい部分があります。
それは、エアロを意識しているため、
手首の部分にマジックテープが付いておらず、
着脱がかなりしづらい点です。
写真の通り、手を小さくすぼめながらでないと入りません。
入り口の部分は多少伸びますが、それでもかなりキツイです。
身長180cmで平均的な手の大きさですが、
Lサイズでなかなか苦労します。
実際、着脱にどれぐらいの時間がかかるのかを測ってみると、
通常のグローブであれば着けるのも外すのも6~7秒で済むところ
OGK「PRG-6」だと、25秒もかかりました。
つまり、出発前にグローブを付けるのに、両手で1分近くかかるというわけです。
ですが、装着し終えると、写真の通り
全体的に若干「余り」や「シワ」が出てきてしまい、
これが「フィット感」を損なってしまいます。
着け外しを考えるとLサイズなんですが、
着け終わった後の「フィット感」を考えるとMサイズ‥‥
OGK「PRG-6」のグリップ力
シリコン製のノンスリップラバーの部分は、
触れたものに喰いつく感じで、特にグリップ力が高いです。
手首に近い「プロテクト素材」の部分にも
うっすら点々の滑り止めのようなものが付けられていますし、
手の平全体に使われて、小さく穴が開けられている
「クラリーノTM」素材も比較的滑りにくい素材。
先日走っている最中にゲリラ豪雨に見舞われましたが、
「滑りそう」といったことは一切感じませんでした。
「雨」や「汗」でも強いグリップ力を発揮してくれる、
トータルで考えて、相当グリップ力の高いグローブです。
OGK「PRG-6」のエアロ効果
通常のグローブでは、
ストラップの部分や手首の部分に凹凸ができてしまいますが、
OGK「PRG-6」は非常にシームレスなデザインで、
ほぼ素手の状態と変わりがありません。
これによってどれほどの出力を削減できるのかは分かりませんが、
シューズカバーが-7W(+0.4km/h)の効果があると考えると、
エアログローブは-1Wぐらいは期待できるのではないでしょうか。
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まとめ:着けると猛烈に気合いが入る
途中、デメリットなんかも話しましたが、
デザインと使い心地、両方とも気に入っています。
何より普通のグローブと違って
「着けると気合いが入る」というのが最高です!
オススメなのは、この「PRG-6」と
「着脱が楽で手軽なグローブ」の2種類を用意すること。
普段の練習で「PRG-6」を使うのは、
毎回の着け外しがやや面倒臭いと思うので、
「レース」や「本気で練習する時」といった時にだけ「PRG-6」を着けます。
そうやってある種”特別感”を出すことで「気合いの入り方」も強まります。
勝負服みたいなものですね(^^)
なので、改めてMサイズを買うことにしました(笑)
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