松木です。

 

畑中勇介 全日本選手権ロードレース2017優勝者畑中勇介は、どんな機材で戦っていたのか?

昨日6月25日、青森県で開催された
『全日本選手権ロードレース2017』男子エリートは、
Team UKYOの畑中勇介選手が勝利しました。

 

畑中勇介 全日本選手権ロードレース2017優勝者畑中勇介は、どんな機材で戦っていたのか?

 

念願の全日本ロード初優勝を支えた機材は何だったのか?

 

一緒に見ていきましょう。

 

【関連記事】

 松木です。 少し前の事になりますが、6月24日に島根県益田市で開催された『全日本選手権ロードレース2018』男子エリートは、キナンサイクリングチームの山本元喜選手が、悲願の優勝を果たしました。 日本最速のロードレーサーを支えていた機材とは? メディアで詳しく取り上げられること無かったと思います。 【関連記事】 2018年全日本選手権ロードレース優勝者の機材※画像クリックで拡大しますフレーム:Yonex「Carbonex HR」ストレートフォーク仕様コンポーネント:Campagnolo Chorusペダル:LOOK「...

 

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2017年全日本選手権ロードレース優勝者の機材

全日本選手権ロードレース2017優勝者畑中勇介は、どんな機材で戦っていたのか?

フレーム:GARNEAU「GENNIX A1」
メインコンポ:DURA-ACE 9070(ブレーキのみR9100)
ペダル:DURA-ACE PD-R9100
ホイール:SHIMANO「WH-9000-C24-TU」
タイヤ:VITTORIA CORSA 25c
ハンドル:PRO「PLT」2017年モデル
ステム:PRO「VIBE」2017年モデル
サドル:ASTVTE「SKYLITE SR I-PROF」
パワーメーター:PIONEER
バーテープ:OGK「BT-02」

ボトルケージ:OGK「PC-3」
ジャージ&ビブ:ATLAS製カスタムオーダージャージ

ヘルメット:OGK「AERO-R1」
サングラス:OGK「PRIMATO」
グローブ:OGK「PRG-6」
シューズ:SHIMANO「SH-R315」

 

 

メインコンポとホイールは旧型デュラですね。

 

ホイールに関しては、
他のUKYO選手は「WH-R9100-C40-TU」を使っていますから、
あえて旧型の「WH-9000-C24-TU」を選んでいることになります。

 

C40はワイドリム化したことで、
わずかながら重く、軽快さが落ちたというようにも考えられ、

アップダウンの多い今回の全日本コースでは
「坂道に優れるC24のほうが向いている」と判断したのかしれません。

フレーム:GARNEAU「GENNIX A1」

ジェニックス GENNIX R1

ガノーには「ジェニックスR1」というオールラウンドモデルがあります。

 

アップダウンの多かった全日本ロード2017のコースでは、
「R1」のほうが相性が良さそうですが、「A1」を選択。

 

【プロバイク機材レポート】2017年ツアー・オブ・ジャパンVol.4 オスカル・プジョル 楕円 富士優勝

先日の「富士あざみライン」で圧勝した
オスカル・プジョルも「ジェニックスA1」でした。

 

つまり、”上りもこなせるエアロロードバイク”ということです。

 

シクロワイアードの「ジェニックスA1」紹介記事↓

ルイガノが展開するピュアスポーツバイクブランドGARNEAU(ガノー)。2017年モデルより新たにラインアップに加わった、ブランド初の本格的エアロロード「GENNIX A1」のインプレッションをお届けしよう。

 

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タイヤ:VITTORIA CORSA 25c

vittoria corsa 全日本選手権ロードレース2017優勝者畑中勇介は、どんな機材で戦っていたのか?

タイヤは現在プロでの使用率No.1のビットリア「CORSA」

ジロ・デ・イタリアを優勝したトム・デュムランのバイクも「CORSA」でした。

 

科学的な実験によると、
”転がり抵抗”は、コンチネンタル「Competition」よりも上。

 

その上、”グリップ力”があるコンパウンド(ゴム素材)で、
路面に食いつく感じが強く、安心してコーナーを曲がれますし、

内蔵されるラテックスチューブのおかげで
”振動吸収性”が高く、乗っていて疲れにくいです。

 

およそロードバイクに必要とされる性能を高いバランスで備えており、
現時点でも最も「勝ちに近いタイヤ」だと思いますね。

 

 

でも、Wiggleだと尋常じゃなく安売りしているタイヤですw

 

画像クリックで「CORSA」クリンチャーのWiggle販売ページへ

 

画像クリックで「CORSA」チューブラーのWiggle販売ページへ

ハンドル:PRO「PLT」2017年モデル

PRO「PLT」2017年モデル

ハンドルは、PROのセカンドグレード「PLT」

Team UKYOでは、ほとんどの選手がこのモデルを使っています。

 

トップモデルの「VIBE」を選ばないのは、
「VIBE」にはコンパクトモデルしかないからか、
それとも重量のある「PLT」のほうが剛性が高いからでしょうか?

ステム:PRO「VIBE」2017年モデル

PRO「vibe」 ステム 2017年モデル

ステムはPRO「VIBE」2017年モデル。

前面と後端がエアロ形状になっています。

 

【プロバイク機材レポート】2017年ツアー・オブ・ジャパンVol.2 アイソウェイ・スポーツ・スイスウェルネス S5 ハンドル

Di2ケーブルを内蔵できる仕組みになっています。

 

PRO「VIBE」ハンドルと組み合わせないといけないとか、
フォークはツライチで切らないといけないなどの制約はあるものの、
この見た目は、かなりカッコいいと思いますね。

サドル:ASTVTE「SKYLITE SR I-PROF」

サドル:ASTVTE「SKYLINE SR I-PROF」

サドルは、ASTVTE(アスチュート)。

 

ASTVTEは「SKYLINE」「STAR」という2種類があって、
”穴の有無”、”ロゴの有無”、”サドル幅”、”レール素材”、”滑り止め加工”などで
ちょっとずつ名前が変わります。

 

ちなみに、チーム右京が使っているのは、
「SKYLITE SR I-PROF」(カーボンレール、穴無、ロゴ有)のチーム限定カラーです。

 

Wiggleだと近いモデルが32%offになっていますね↓(画像クリック)

バーテープ:OGK「BT-02」

バーテープ:OGK「BT-02」

バーテープはOGKの「BT-02」。

 

非常に細かい溝のおかげで滑りにくくなっている、
全天候型タイプのバーテープです。

コルクよりは多少薄くてダイレクト感があり、
レースシーンでは特に人気がありますね。

ヘルメット:OGK「AERO-R1」

最近、この「AERO-1」が色んなチームに供給されていて、
プロレースシーンでよく目にします。

 

OGK「AERO-R1」のインプレ記事↓

OGK KABUTO初のエアロロードヘルメット『AERO-R1』をインプレ 【サイクルモード2016】

 

OGKヘルメット AERO-TL

「AERO-TL」に匹敵する”空力性能”と
S/Mサイズで210gという”軽さ”、
その上、”安い”というのも受けている理由ですね。

 

ジャージ&ビブ:ATLAS製カスタムオーダージャージ

ジャージ&ビブ:ATLAS製カスタムオーダージャージ

ジャージは、台湾の「ATLAS」社製のカスタムオーダーです。

日本のプロチームでは唯一ではないでしょうか?

 

ちなみに現在のJプロチームトップ5のジャージメーカーは下の通りです。

 

  1. マトリックス:パールイズミ
  2. 宇都宮ブリッツェン:パールイズミ
  3. シマノレーシング:シマノ
  4. 愛三工業:シマノ
  5. 那須ブラーゼン:パールイズミ

 

あとオーダージャージで人気なのは、
ブリジストンアンカーが着る「WAVE ONE」や
アマチュア強豪選手の着用率が異様に高い「サンボルト」など。

 

 

Team UKYOのジャージは「Yahoo!ショップ」から購入できます(画像クリック)

シューズ:SHIMANO「SH-R315」

シューズ:SHIMANO「SH-R315」

シューズは、シマノのカスタムフィット対応の「SH-R315」ですが、
2011年に発売された、かなり前のモデルです。

 

「SH-R315」⇒「SH-R320」⇒「SH-R321」⇒現行「SH-RC900」

 

自分もボントレガーの2012年モデルのシューズを使い続けていますが、
畑中選手も「SH-R315」には強いこだわりがあるんだと思います。

 

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