松木です。
もみじが色づく季節ですが、
SACRA(サクラ)の『DBサースター』。
以前、このハンドルについて話しましたが、
今回は「使ってみてどうか」という話。
振動60%減。エアロハンドルSACRA『DBサースター』乗車前インプレ。
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振動吸収性
SACRAを取り付ける前のハンドル。
そちらもカーボン製でした。
一般的には
「カーボン=振動吸収性が高い」
と考えられていますが、
このハンドルに関しては、やたらと振動を拾って
まるで常に微弱電流が流れているようでした‥‥
ですので、カーボンだからといって
一概には「振動吸収性がある」とは言えません。
そして、SACRAの『DBサースター』。
交換前のハンドルと比べると、
明らかに振動を軽減してくれます。
「振動が全然伝わってこない」とは言えませんが、
元のハンドルでは、ご丁寧に拾っていた微振動は随分減りました。
その上、手に伝わった振動が消えていくのも早い!
乗車前にハンドルを叩いて確かめた
「伝わってくる微振動がやや少なく、なおかつ収束していくのが早い」
という感触は、実際に使ってみても感じ取ることができます。
なるほど。良くできていますね~(^^♪
ハンドル剛性
まずは、比較のために
同じカーボンエアロハンドル系統のボントレガー「XXX」。
どこに力を入れても歪まず、”剛性”は相当高いです。
「OCLVカーボン」と「カムテール形状」が効いているのでしょう。
対する『DBサースター』。
ガチガチの「XXX」と比べると、たわみますね。
どちらかと言えば『DBサースター』のほうが
一般的なエアロハンドルの”剛性”に近い気がします。
強度試験動画を見てもらうと分かりますが、
上ハンドル部分、流線形の部分が「上下」に動くイメージ。
とは言え、
この「上下」の動きに関してネガティブな印象は、あまりありません。
まず、”スプリント時”。
下ハンドルでもがく場合、「上下」ではなく、
どちらかと言えば「前後」に強い力が加わります。
『DBサースター』は、
カーボン素材自体が軟らかい訳ではないので、
「前後」に力を加えた際のたわみは比較的少ない。
つまり、スプリントで剛性不足とはあまり感じないということです。
そしてもう一点、”ブラケットを握っている時”。
路面からの「上下」の突き上げに対しては、
「程よくサスペンションが効く」ようにしなってくれます。
この動き、自分は結構気に入っているんですね(^^)
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上ハンドルの握り方
上ハンドル、流線形の一番広い部分は53.5mmもあります。
左手のように親指を下にすると握りづらかったです。
となると、右手のように親指も上にして握るのが正解。
こうすると手の平も、上の平らな部分にフィットしてくれます。
エアロ効果
さすがに”エアロ効果”を体感することは人間には無理です。
ですが、一般的には、
丸ハンドルとエアロハンドルで風洞実験をすると、
「時速42km/hで3w削減できる」結果が出ています。
40kmのタイムトライアルを走るならば、
およそ16秒、距離にして187mも速く走れる計算になり、
このアドバンテージを脚力で埋めるとなると、
それなりに大変なのは分かるでしょう。
ハンドルバーは、
ロードバイクの最前面に位置するパーツですから、
その”エアロ効果”は意外と馬鹿にはできません。
新しいカラー・ラインナップ
先日「マットブラック」が追加されました。
“ハンドル幅”に関しては、今のところ
芯-芯400mm、420mmの2種類だけですが、
380mmが追加される予定もあるようです。
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こちらの記事を拝見し、DBサースター購入に至りました。
詳しいインプレをありがとうございました。
ブログご覧いただきありがとうございます(^^)
お役に立ったようで良かったです!