松木です。
スペシャライズドから
「Roval Cotton(ロヴァールコットン)」タイヤが発売されました。
こちらのタイヤ、まだ正式な商品ではなく、
パイロット版としての先行発売。
24cサイズは日本のみ、しかも限定500本だそうです。
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Specialized「Roval Cotton」の特徴
- ケーシング:320 TPI、ポリコットン
- ビード:折りたたみ可能
- コンパウンド:GRIPTON
- 耐パンク機能:BlackBelt
勘の良い人はすぐに気づくと思いますが、
ベースは「Turbo Cotton」と同じです。
「Turbo Cotton」のサイドパターンを無くし、
究極の路面抵抗を狙ったのが「Roval Cotton」です。
Specialized「Turbo Cotton」について
「Bicycle Rolling Resistance」のデータによると、
「Turbo Cotton」の路面抵抗は、
クリンチャータイヤの中では「Grand Prix TT」に次ぐ2位。
プロは基本的にチューブラーしか使いませんが、
元世界王者トニー・マルティンが、
TTで「Turbo Cotton」クリンチャーを使用していた時期がありました。
それだけ”速さ”という点で信頼されていたんでしょう。
ちなみに「Turbo Cotton」の使用感は、
「しなやさで上品な半面、転がる感じは少なめだけど、
タイムを計測してみると、実はかなり速い」といった具合です。
「Roval Cotton」と「Turbo Cotton」の違い
「Roval Cotton」と「Turbo Cotton」の違いは、
トレッドパターン(模様)、サイドのカラーだけのように思えますが、
それ以外の違いがある可能性があります。
ホイールへの装着の際、”roval cotton”ロゴの入る面が
クランク側(ドライブサイド)になるようお取り付けください。
「Turbo Cotton」の商品ページには、
このような注意書きはありません。
単に「ロゴをクランク側に持ってきて欲しい」だけとも考えられますが、
表面からは分からない”タイヤの向き”が追加されたのかもしれません。
加えて、両者の実測重量も少し違います。
「Turbo Cotton」24cの実測重量は、
220~225gの間に収まりますが、
既に「Roval Cotton」を購入された方によれば、
実測重量は230gと、+5g以上。
たかが5gの違いですが、
細かい改良が加えられている可能性もあるのでは?
来年には、フィードバックを得た改良版「Roval Cotton」が、
正式に商品ラインナップに加えられるかもしれませんね(^^)
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