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松木です。

 

以前紹介した1405g、4万円台という
コスパ最高のホイール「ALX473」↓

『4万台にして軽くDURA超えしているホイール、アレックスリム「ALX473」』

 

弱点は「剛性面」といったことを話しましたが、
その点を強化してきた新型が登場しました。

ZONDA C17越えなるか?進化したアレックスリム『ALX473 EVO』登場。

『ALX473 EVO』
リム:クリンチャー(チューブレスにも対応)
リムハイト/幅:30mm/22mm
実測重量:1463g(F:643g/R:820g)(公表1460g)
価格:47,000円(税抜)

 

名前はそのまんまですね(笑)

「ALX473」に比べて
重量が+60g、価格は+1,000円となってしまっていますが、
具体的にどこが変わったのか見ていきます。

 

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自社設計、製造のハブに変更

「ALX473」からの変更点は”ハブ”です。

 

”リム”と”スポーク”の部分は前作と変わらずですが、
元々の出来が十分良かったので、
わざわざ手を加える必要はなかったんでしょう。

 

ZONDA C17越えなるか?進化したアレックスリム『ALX473 EVO』登場。 フロントハブ

前作「ALX473」のハブ。

 

ZONDA C17越えなるか?進化したアレックスリム『ALX473 EVO』登場。 リアハブ

ノバテック社のフロント型番「A291SB-SL」、
リア「F482SB-SL-11S」が使われていました。

色んなメーカーの完組ホイールに採用されるオーソドックスなハブです。

 

ですが、『ALX473 EVO』に使われているのは、
アレックスリムが自社設計・製造するオリジナルハブ

 

「コスト削減」それから「理想的な形状のハブを作れる」
といったメリットから変更に踏み切ったんだと推測します。

 

ZONDA C17越えなるか?進化したアレックスリム『ALX473 EVO』登場。 ハブ フランジ幅 横剛性

前のハブのと寸法の違いですが、
まずフロントハブのほうは、スポーク穴PCDが7mm拡張。

 

ZONDA C17越えなるか?進化したアレックスリム『ALX473 EVO』登場。 ハブ フランジ幅 横剛性

そして、リアハブのほうは、
フリー側のスポーク穴PCDが5mm、半フリー側が2mm拡張。

さらに、左フランジがエンド側へと6mm移動し、
リムをより横方向から支えられるようになっています。

 

以上の変更点は、すべて「横剛性アップ」につながります。

 

たかが数ミリの話ですが、
ハブ寸法はホイールの性能に大きく影響してきます。

 

ZONDA C17越えなるか?進化したアレックスリム『ALX473 EVO』登場。
Photo: Masami SATO

フロントハブの横剛性が高まると、
高速域でのコーナリングが安定し、外側に膨らみにくくなります。

 

そして、リアハブの横剛性が高まると、
加速、ダンシングなど、バイクを左右に振りながら強くペダリングする際に
力が逃げるような感覚が少なくなります。

 

特に、反フリー側の-6mmが「横剛性」に大きく影響するところで、
前作よりも鋭さの増したフィーリングになっていると想像できます。

※追記 実走インプレッション

ZONDA C17を越えたか!進化したアレックスリム『ALX473 EVO』ホイール。

言わずと知れたロードバイク中心の自転車ライター
安井行生さんによる乗車テスト。

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総重量は軽いが、
これはおそらく軽いハブで稼いだ数字だろう。

アレックスリムは『ALX473EVO』と同じリム形状の
「PRO30」というアルミリムを作っている。

もし『ALX473EVO』のリムが「PRO30」だとしたら、
リム重量は440gということになり、そこそこの重さだ。

しかし、走りそのものはすばらしい。

低速域からキンキンに弾けるタイプではないが、
加速は力強く、低剛性ホイールにありがちな
「後ろに引きずられる感じ」がない。

中~高速域ではさらに光る。

トルクに対してゴンゴン反応してくれるし、
巡航性も良好だ。

何より「加速が濃い感じ」「力強く進む感じ」が良い。

前作との比較はできなかったが、
ハブの設計変更が吉と出たに違いない。

5万円でこの走りは立派だ。

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『ALX473 EVO』は死角の無いホイール

ZONDA C17越えなるか?進化したアレックスリム『ALX473 EVO』登場。
Photo: Masami SATO

「ALX473」が持っていた
セミディープで軽量なリムから生み出される
「減速感の少ない巡航性」「軽快な走り」

 

それに「強い入力に対しての反応性」がプラスされた新型『EVO』は、
コスパ最強のアルミホイール「ZONDA C17」を越えている可能性があります。

 

60g重くなったハブ、1,000円高くなった価格に
十二分に見合った進化を遂げていると言えるでしょうね。

 

税込定価50,760円(以下のサイトだと44,000円)、
10月下旬~11月にかけての発売予定です。

 

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