松木です。
リム素材、ハブのグレードを落として
10万円台という価格を実現しているAeolus『Pro』。
35mmハイトの『Pro 3 TLR』しかありませんでしたが、
50mmハイトの『Pro 5 TLR』が追加されました。
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ボントレガー『Aeolus Pro 5 TLR』
【税込価格】フロント¥90,720、リア¥108,000(前後¥198,720)
【仕様】チューブレス対応クリンチャー(TLR)
【重量】フロント705g、リア900g(前後1,605g)
【リムハイト】50mm(外幅27mm、内幅19.5mm)
【リム素材】OCLV Pro Carbon製
【ハブ】RLハブ(3爪ハブ、24ラチェット)
【スポーク】DT Swiss Aerolite
『Aeolus Pro 5』は、
旧型『Aeolus 5 D3』の廉価モデルという位置付けです。
新型『Aeolus XXX』のほうではありません。
ボントレガーAeolus XXX 2,4,6。10,000以上のリム形状をテストした新型ホイール。
『Aeolus Pro 5』の特徴については、
下の記事を読んでもらえると、かなり詳しく理解できます。
2018新型Aeolus『Pro 3 TLR』。20万のフルカーボンクリンチャーホイール。
『Aeolus Pro 5 TLR』VS『Roval CL50』
同価格帯で、まず間違いなくライバル視されるである
スペシャライズド『Roval CL50』と比較してみましょう。
『Roval CL50』ホイールがかなり熱い!奪われる『CLX 50』の立場‥‥
『Aeolus Pro 5 TLR』 | 『Roval CL 50』 | |
公表重量 | 1,605g(F:705g/R:900g) | 1465g(実測は1550g前後) |
リム高 | 50mm | 同じ |
リム幅 | 外幅27mm、内幅19.5mm | 外幅29.4mm、内幅20.7mm |
スポーク数 | F:18本/R:24本 | F:16本/R:21本 |
スポークパターン | F:ラジアル組 R:フリー側タンジェント/反フリー側ラジアル |
F:ラジアル組 R:2to1クロスラジアル組 |
スポークメーカー | DT SWISS「エアロライト」 |
DT SWISS「コンペティションレース」 |
ハブベアリング方式 | カートリッジベアリング方式 (F:2個/R:4個) |
カートリッジベアリング方式 (F:2個/R:4個) |
ベアリング | スチールベアリング | 同じ |
ハブ | F:Bontrager RL R:Bontrager RL(内部構造は3つ爪、24ラチェット) |
F:Roval AF1 R:Roval AF1(内部構造はDT SWISS 350スターラチェット) |
税込定価 | 198,720円 | 199,800円 |
「リムの軽さ」「エアロ効果」は、『Roval CL50』のほうが上。
「スポーク」は、『Aeolus Pro 5 TLR』のほうが上。
そして、「剛性」に関しては、
「リム幅」「ハブの設計」を見れば『Roval CL50』ですし、
「スポーク本数」「組み方」を見れば『Aeolus Pro 5 TLR』で、
ホイール全体としては同程度といった所でしょうか?
いずれにせよ、
「〇〇のほうが良い」と決定づけるような
明確な差は無いように感じますね。
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