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前日の記事DAY17の走行データDAY17 期待以上 「ふあぁ〜〜〜(=_ヾ)」 時計を見ると5時半。前日、どんなに疲れていても、どんな時間に寝ても不思議なもんで5時台に目が覚める体になってしまいました。 カチカチとパソコン作業して8時、1Fへと朝食を食べに行きました。 「おはよう!」「おはようございます。」 朝から椅子にふんぞり返ってタバコをくゆらせているご主人。 「あれ?7時半に朝食を食べるって言ってなかった?今から作るね。」「あっ、すみません。お願いします。」 実は7時35分に一度...

DAY17の走行データ

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DAY17 蹂躙されるかのような圧倒的スケール感

「ぜぇはぁ!ぜぇはぁ!」

 

別府弁天池を出発した後、
十三峠とクリソツな路面・勾配の坂道を登っていました。

 

「ふぅ〜、やっと越えたで……( ´ཫ` )」

 

下り切ってその先に待ち構えているのが、

 

秋吉台を通るカルストロードです。

ここも かねてから走ってみたかった道なんですよねぇー(^^)

 

………ところが、実際入ってみると、、、

 

「ただの山道(※しかも坂道)じゃねぇか!ヽ(`Д´#)ノ ムキー」

 

もしや”がっかりスポット”だったりするのか?

嫌な予感が頭をよぎりました。

 

 

・・・期待を裏切られ、
失望の念と、沸々とした怒りを感じつつ走ること10分。

周囲を取り囲み、視界を遮っていた木々が突如消え去りました。

 

そして、

 

「うっ………」

 

「うわあぁぁぁぁーーーー(゚∀゚)キタキタキタ━!!!」

 

どこまでも続く、果てしないカルスト地形。

ちょっとこれは信じられん光景ですわ。。。

 

一面緑に覆われたミルクロードも良かったですけど、
この奇妙奇天烈(きてれつ)かつ圧巻な景色は、その感動を遥かに上回ります。

 

「”がっかりスポット”とか早とちりしてゴメンよ……。゚(゚´Д`゚)゚。」

 

せっかくなので『秋吉台カルスト展望台』にも立ち寄りましょうかね(^^)

 

この石灰岩は一体何百万……いや、何千万個あるんだろう?

夥しい数の岩を目の前にし、図らずもそんなことを想像してしまいます。

 

「はぁ〜、すごかったぁ〜!」

 

この上ない感動の気分に浸りながら
駐輪場に停めていたロードバイクに戻ってみると、、、

 

 

「カラス!?Σ(゚Д゚)」

 

 

なんとリアバッグの上に かの有名な黒鳥がw

ダッシュで駆け寄ると飛び去っていきました。

 

「はぁはぁはぁ………」

「よっ、良かった。なにも荒らされてはないみたいε-(´∀`*)ホッ 」

 

バッグを開けぱなしにしてたらば、
中の食糧はやられてたでしょうね(^^;

 

「おしっ!気を取り直して次に向かうとするか!」

 

秋芳洞(あきよしどう)

秋吉台に真下に広がる国内最大の鍾乳洞(全長10.7km、内1kmが観光コース)です。

 

入口は、両端と真ん中の計3つ。

私が入ったのは、その内の真ん中の「エレベーター口」

ここはまずエレベーターで80mの地下世界へと連れて行かれます。

 

「あの〜、中って結構寒いですか?(バイクジャージ姿)」

「内部は年中17℃の一定に保たれています。」

「(17℃か……なら防寒着無しでも大丈夫だな!)」

 

貴重品だけ持ってエレベーターに乗り込みました。

 

 

「さぶい!?((;゚Д゚))ガクガク 」

 

洞窟らしく ひんや〜りした空気感。

歩いているだけで手がかじかんできます。

 

「これはどう考えても10℃ちょいしかないぞ……」

 

横着せずダウンジャケットと手袋を着てくるべきでしたw

 

 

あっ、肝心の秋芳洞のほうですけど、
信じられんほどの非現実的で壮大な世界ですよ。

 

RPGの洞窟ダンジョンに自らが迷い込んだかのような……

俗っぽい例えで恐縮ですが、まさしくそんな感覚でしたよ(^^)

 

くらげの滝登り

 

洞内富士

 

百枚皿

 

傘づくし

 

などなど、炭酸カルシウムを含んだ地下水の流れ方の違いにより
独特な自然の芸術作品が、たくさん生み出されてましたね!

 

秋吉台も大概凄かったですけど、この秋芳洞も同レベル。

「一生のうちに一度は見ておきたい」

どちらも そう言ってなんら差し支えない素晴らしい観光地でした(^^♪


 

 

「いやぁ〜、今日はずーーっと感動しっぱなしだったなぁ〜」

 

ホクホクした気持ちで本日の宿へと向かいます。

その途中、

 

「ビュオォォォーーー!!!」

「なんだぁ〜この激下り坂は(゚Д゚)???」

 

気になって振り返ってみたところ
そこには写真で目にしたことのある光景が!

 

カルストベルグ

プロロードレースのコースとして有名な激坂です。

その特徴的な急勾配と広い道幅に一発で気づきましたよね。

 

「チャレンジしてみようかしら?」

 

そう思ってUターンして登り始めましたけど、

”ズシリッ…”

あまりのペダルの重さに、わずか10mで踵(きびす)を返しました(笑)

 

遠くから見ると、その”壁具合”がよく分かりますよね。。。

ここをコースにするとか鬼畜の極みですわ…(^^;

 

 

その後、5分とかからずに、本日の宿へと辿り着きました。

 

ゲストハウス&カフェパブ
「TRIP BASE COCONEEL(ここにいる)」

 

「(ガラガラガラ)すみませ〜ん」

「(シーーーン)」

 

店内に大きなBGMが流れてはいるものの、
どうやら誰もおられない様子。

 

「それにしてもオシャレな空間だなぁ〜」

 

興味津々で店内をキョロキョロ見回していると、
宿泊者のメッセージカードの中に「新米パパ頑張ってください!」

それから、入口近くにポストイットが貼ってあって
「16〜19時外出中、ご用の方は連絡を」と書いてあります。

 

( ゚∀゚)ピコーン!

 

「はは〜ん、これは用事(子育て)で家に帰ってるのかもなー」

 

電話してみます。

「はい、TRIP BASE COCONEELの松田です。」

「あのー、今日泊まらせていただく松木と申します。」

「あっ、いらっしゃいましたか。すぐ向かいますので5分お待ちいただけますか。」

 

5分後に松田さんがやってきました。

 

思ったよりもずっと若い。……年は私と同じぐらい?(実際は40ちょいでした)

背が高くてスラッとした体型。

丸メガネをかけ、髪は首ぐらいまでの長め、軽くパーマがかかっています。

さらにバギーパンツを違和感なく着こなしておられ、
店内のオシャレさも納得の、垢抜けた雰囲気をまとう男性でした。

 

「それじゃ今からここの説明をしますね。」

 

”デキる男”という感じで、テキパキ案内・説明していただく。

 

「あのーさっきそこのメッセージを拝見したのですが、
お子さんが生まれたばかりなんですか?」

「はい、そうなんです。今9ヶ月でして大変な時期なんですよ。
なのでまた今から帰って夜の営業まで面倒を見ないといけません。」

 

ビンゴ!やはりそうだったか!

 

「もし夕ご飯のアテが無いようでしたら、
夜の営業時間中にこちらのメニューから注文していただくこともできます。」

 

「分かりました。ありがとうございますm(_ _)m」

 

そうして松田さんは家に帰られました。

その後、お腹が減っていたので、
持ってきていた食事を店内で食べていると、
なんとなくテーブル上の雑誌が目に止まりました。

 

「表紙の人はもしや松田さん?」

 

パラパラとめくってみます。

すると、そこに松田さんのインタビュー記事が掲載されていました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

美祢市の高校を卒業後、バンド活動をするために22歳で上京しました。

12年間の活動後、結婚を機にシステムエンジ転身して3年ほど働きました。

実は上京してすぐに人混みが苦手ということに気づいて、
早く自然が豊かな美祢(みね)市に帰りたいと思っていました。

そして2019年に念願だった美祢市にUターンすることができました。

 

当初は地元企業に就職しようと考えていたのですが、
秋吉台周辺に宿泊施設がほとんどないことを知り、
滞在してもらうことで、美祢の魅力をもっと知ってほしい、
地元を活性化したいと思い立ちました。

 

そこで、父や友達の協力を得て、
かつて祖父ぞが営んでいた定食屋をDIYで改装して(DIY前の写真
ゲストハウスにカフェ&パブを併設した
『TRIP BASE COCONEEL』をオープンしました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ほほう、そういうことなのか〜

お店の立地や”作り上げた感”、
そして松田さん自身の都会的な雰囲気に合点がいきました。

 

 

食事後、部屋で黙々と作業します。

 

・・・数時間後、20時近くになってお店のほうで物音が聞こえました。

部屋を出てカフェのほうへ行ってみます。

するとそこに、腕を組みながらソファーに寝そべる松田さんの姿が(笑)

 

「あの〜すみません、料理を注文したいのですが。」

「ん?ああ、すみません(笑) はい、大丈夫です。何になさいますか?」

「タコライスをお願いします。」

 

ガバッと起き上がり、会計後に調理を始められました。


 

その後、食事している間に

  • このお店のこと(父親とリフォームしたこと、DIY改装に5ヶ月を要した)
  • バンド時代はギター担当だったこと(が、最近ドラムセットを買ったw)
  • 奥さんが植物雑貨クリエイターであること(先の写真のハーバリウムなどを手がけている)
  • 美祢市周辺のおすすめスポット(松下村塾)や名物(美東ごぼう、一本千円する高級品)
  • ロードバイクが趣味の一つであること。走られるコース

 

などなど、色々とお話をしてくださいました。

 

「ツーリングが好きなんですが、GIANTのカーボンを買ってしまいました(笑)」

「いや、むしろカーボンのほうが乗りやすいですから、それで良いと思いますよ!」

 

ガレージに自転車を置かせていただいた際に
黒ベースに赤の差し色が入ったGIANTが目に入りました。

コンポ105、ホイールUltegraという
超堅実かつベストコスパなパーツ構成で組まれてましたよ(^^)b


 

「この近くで、美味しいお店があれば教えてもらえませんか?」

「お客さんによくその質問されるんですが、
いつも山村の唐揚げをオススメしてます。」

「あっ、そのお店は、さっき机の上の雑誌でも見ました!」

「ここの唐揚げは、とにかく”パリッパリ”なんですよ!
特製ダレとカラシをつけて食べるのも山村流です。
私は30年前からここの唐揚げが日本一だと思い続けてます。」

 

今回は営業時間的に難しく、泣く泣くパスしちゃいましたけど、
その名はしっかりばっちりインプット!(-ω-)ミネシヤマムラ、ミネシヤマムラ…

 

「死ぬまでに一度は食べたい唐揚げ」として
私の脳ミソに焼印が押されましたとさ。

 

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DAY18の走行データ

DAY18 移動日につき写真のみ(秋吉台→須佐ホルンフェルス→益田市)

 

DAY19-20へ続く…

 

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