松木です。

 

考え得るパーフェクトなボトルELITE『FLY』インプレッション。

最近発売したエリートのボトル『FLY(フライ)』

 

 

今までボトルはデザインぐらいしか気にしていませんでしたが、
この『FLY』は相当良い!

 

使い勝手にとことんこだわっていて、すぐ惚れました(^^♪

 

考え得るパーフェクトなボトルELITE『FLY』インプレッション。

他のボトルと比較しながら『FLY』の特徴を見ていきます。

 

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①小さい割に容量が大きい

考え得るパーフェクトなボトルELITE『FLY』インプレッション。 小さい割に容量が大きい

ボトルの高さ、内容量は写真の通り。

『FLY』は40ml多い「POLAR」よりも4.5cm低く、
同じ容量550mlの「旧ELITEボトル」と比較しても1.5cm低いです。

 

ボトルの高さがあると、
小さいフレームや、スローピングのきついフレームでは
ボトルを抜き差ししづらいことも多いですし、

女性用フレームなんかは、特にシビアですね。

 

 

粉末を水に溶かしてジュースを作るのは大体500mlですから、
ボトルの容量は550mlは欲しいところ。

 

『FLY』は、その最低ラインの容量を確保しながらも
形状に工夫を凝らすことで、
低身長なボトルを作り上げることに成功しています。

②重量が軽い

考え得るパーフェクトなボトルELITE『FLY』インプレッション。 重量 重さ 軽量 軽い 考え得るパーフェクトなボトルELITE『FLY』インプレッション。 重量 重さ 軽量 軽い

「POLAR」の保冷ボトルが124g。

「旧ELITEボトル」は92g。

 

「POLAR」は、保冷シート入り二重構造の上に、
サイズも大きめなので当然重たいのですが、

シンプルな「旧ELITEボトル」でも意外と重量がありました。

 

考え得るパーフェクトなボトルELITE『FLY』インプレッション。 重量 重さ 軽量 軽い

対する『FLY』は54g

 

38g軽くしようとすると、
パーツによっては数万円かかる場合もあったりしますが、
『FLY』ボトルは、たったの756円。

 

「軽量化」という面で考えても、コスパは最高。

ヒルクライマー向けのボトルでもあります。

③ボディが柔らかい

ボディが柔らかい 考え得るパーフェクトなボトルELITE『FLY』インプレッション。

ボトルのボディは、”柔らかめ”です。

ただ、「素材自体が柔らかい」のではなくて
「薄いから柔らかい」といった感じ。

 

他のボトルと同じ力で握っても、より凹みますから、
それだけ出てくる流量も多いです。

 

峠の登りで疲れている状態で補給する際など、
ボトルを強く握るのさえ辛くなってきますから、
「ボディが柔らかい」のは普通に助かります。

④流量が多い

流量が多い 考え得るパーフェクトなボトルELITE『FLY』インプレッション。

ボディが柔らかく、凹ませやすいのに加え、
流量が多い新型のバルブが採用されているので、
中の水分がしっかり出てきてくれます。

 

流量が多い 考え得るパーフェクトなボトルELITE『FLY』インプレッション。

試しに、水を550mlの満タン入れた『FLY』と「旧ELITEボトル」を両手に持ち、
左右同じように握って、どちらのボトルの水が先に無くなるかを実験。

 

結果は、予想通り『FLY』が先に無くなります。

そして、「旧ELITE」のほうには、まだ150mlの水が残っていました。
(一応左右の手を入れ替えても行いましたが、結果は同じでした)

 

つまり、『FLY』ボトルを使えば、
片手で不安定な状態となる給水の時間を短縮できるというわけです。

⑤広口設計

広口設計 考え得るパーフェクトなボトルELITE『FLY』インプレッション。

蓋を外した口の部分は、52mmと広めです。

 

”ドリンクが注ぎやすい”

”粉末をこぼさず入れやすい”

”夏場、大きい氷でも入る”

”内部を洗いやすい”

”最後まで飲み干しやすい(=中に水分が残りづらい)”

 

このように口が広いメリットはたくさんあります。

⑥BPAフリー

BPAフリー 考え得るパーフェクトなボトルELITE『FLY』インプレッション。

BPAは、主にプラスチック製品に使われている物質。

人体への悪影響が指摘されて問題になっている
環境ホルモン(内分泌かく乱物質)”で、
正式名称は「ビスフェノールA」と言います。

 

アメリカでは、FDA(アメリカ食品医薬品局)から
BPAを含む製品を控えるようにも警告が発表されています。

 

水には溶けにくいようですが、
気温の上がる真夏なんかには
微量ながら溶け出しているかもしれないと考えると気になります。

 

 

それからもう一つ、
BPAは液体への”嫌な臭い”の原因にもなり得ます。

 

BPAフリー 臭い 考え得るパーフェクトなボトルELITE『FLY』インプレッション。

3つのボトル内部の臭いを嗅いでみました。

 

使い古した「POLAR」や「旧ELITEボトル」なんかよりも
『FLY』のほうが断然臭いが少なかったです。

 

これがBPAフリーだからなのかは分かりませんが、
”プラ臭”の付いた水分は、単純にマズいですから、
ボトルの臭いが苦手な人にも『FLY』はオススメです。

 

「臭いが気持ち悪いから飲まない」では、ボトルの意味が無くなります。

 

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まとめ:全ボトルを「FLY」に変更決定

考え得るパーフェクトなボトルELITE『FLY』インプレッション。

10種類のチームデザインと2種類の通常デザイン。

車体に合いやすいものを選べるのも良いですね。

 

ただ、唯一の弱点を挙げるなら、
この塗装(シール)が甘めなことです(^^;

 

他のボトルでも少なからず塗装が傷付いてはきますが、
やはり『FLY』でも、部分的にシールが剥げてきます。

この点は避けられないかな‥‥

 

※追記(18/3/11)

750ml&シンプルなデザイン(←シール剥げのリスク減)が登場。

軽量かつソフトで握りやすい新開発プラスチック・ボディ(BPAフリー)を採用した、エリートの「FLY(フライ)」ウォーターボトル。...

 

 

考え得るパーフェクトなボトルELITE『FLY』インプレッション。

最近では、フルーム率いるチームSKYを始めとする
多くのプロチームが『FLY』ボトルを採用しています。

 

価格は税込¥756、2本買っても¥1,512。

これで水分補給の質が上がるんだったら
間違いなく”買い”だと思います。

 

特に、買い替える理由も無かったので、
3年ぐらい同じボトルを使ってきましたが、
これを機会に2本とも「FLY」に買い替えることにします。

 

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