松木です。
”一番良いローラー台マットは?”
今回は、そんな少しニッチな頂上決戦の話w
ですが、騒音問題を考えなければならない
マンション住まいの方にとっては切実な問題だったりします……
比較するのは、次の7種類。
- ALINCO(アルインコ)『EXP150』
- MINOURA(ミノウラ)『トレーニングマット4』
- ELITE(エリート)『トレーニングマット』
- WAHOO(ワフー)『KICKRトレーナーマット』
- CYCLEOPS(サイクルオプス)『トレーニングマット』
- TACX(タックス)『トレーニングマットT2910』
- GIANT(ジャイアント)『トレーナーマット』
先日の記事↓と関連の深い内容なので、
併せて読んでもらえばいいかと思います。
ローラー台、完璧な防音・防振対策6選!ブルカット3、ALINCO EXP150等。
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目次
ローラー台マットのスペック比較
まずは7種類のマットを比較しやすいように
それぞれの特徴を表にまとめてみます。
※画像クリックで拡大します。
「ローラー台とメーカーを合わせたい」
「赤色が良い」
「折りたためるのが良い」
そういった選択基準もあるでしょうけど、
「振動吸収性(=厚み)」と「価格」を重視すれば、
- アルインコ『EXP150』
- ミノウラ『トレーニングマット4』
この二択になるはず。
そこで、この両方を購入し、実物を比べてみることにしました。
「ELITE」「WAHOO」「CYCLEOPS」「TACX」に興味があるなら、
比較インプレッションしている下の記事が参考になります。
アルインコ『EXP150』 VS ミノウラ『トレーニングマット4』
表面と裏面の比較
まずは”表面”の比較。
滑り止めの役割を持つ「シボ加工」(=シワ)は同じですし、
素材も両方ともがPVC(ポリ塩化ビニル)。
続いて”裏面”。
両方ともに滑り止めの「ドット加工」。
「厚さ」と「弾力性」の比較
続いて、ノギスで「厚さ」を測ってみたところ、
左のミノウラが6mm厚、右のアルインコは9.5mm厚。
厚さは異なるものの、指で押した際の反発力は同じで、
内部のスポンジの材質に大きな差は無さそうです。
汗が落ちた際の「撥水力」の比較
水を一滴ずつ落としてみました。
こちらが、その5分後。
両方とも吸収されていますが、
若干アルインコ『EXP150』のほうが水分が残っているような‥‥
でも、顕著な差だと言えませんね(^^;
「臭い」の比較
ミノウラ『トレーニングマット4』は、開封時からほぼ無臭。
対する、アルインコ『EXP150』。
鼻を10cm以内に近づけると、
少しゴム臭のようなものを感じますが、
気になるレベルではありません。
一応、開封直後に一度外干ししておけば万全でしょう。
ベストなローラー台マットは?
ローラー台マットを引くのは、
- 汗やチェーンオイルからフローリングを守る
- クリートから床を保護する
というのが主な目的であって、
「騒音対策」というのはあまり関係ありません。
というのも、
6mm以下のマットでは「体重」「車体」「ローラー台」の重さによって、
マットのスポンジが完全に潰れて底付きしてしまうためです。
ですが、アルインコ『EXP150』であれば、
厚さが9.5mmと、他の6種類と比べて3.5~5.5mmも厚く、
そう簡単には底付きしません。
自分は振動対策のため『ブルカット2』を挟んでいるのですが、
凹んだ部分を触ってみると、まだ厚みを数mm残しており、
マットのほうでも「振動吸収性」を発揮できる状態になっています。
集合住宅住まいだったら、
この点は大事なポイントかなと思いますね。
ミノウラ『トレーニングマット4』は、
「薄くて地面の安定感が高い」のが利点で、
周囲を気にしなくていい環境で乗るのであれば最適。
唯一3,000円台というのも大きいです。
そして、周囲に音をなるべく伝えたくないのであれば、
やはりアルインコ『EXP150』がベストでしょう。
厚みがあって多少フワフワした接地感になってしまいますが、
周囲を気にする心配が減って、精神衛生上優しいマットです。
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