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松木です。

 

大阪サイクルモードライド 2018

「サイクルモードライド大阪2018」に行きました(家の近所)。

 

このイベントも、今年で三年目を迎えましたが、
年々来場者数が増えているような気がします。

 

会場はすごい人口密度でしたし、
人気モデルを試乗するために2~3時間待ちはザラでした。

 

コルナゴ『C64』 COLNAGO『C64』 インプレッション 感想 乗車レビュー

今回も試乗した車体は次の10台

 

  1. COLNAGO『C64』
  2. BOMA『CIEL』
  3. KhodaaBloom『FARNA ULTIMATE』
  4. KOUTA『KOUGAR』
  5. CUBE『AGREE C:62』
  6. GIANT『PROPEL ADVANCED PRO DISC』
  7. AE社製『百式アルミ(RB-ALHY01)』
  8. DEROSA『PROTOS』
  9. 3T『STRADA』
  10. MACCHI『R9』

 

『C64』『PROPEL』『PROTOS』の3台をメインに据えて、
他の気になるロードバイクも試乗させてもらいました。

 

試乗コースは比較的長く、上り下りもあって、
車体の特徴をつかみ易かったですね(^^)

 

 

以上10台の試乗インプレを3回に分けて紹介します。

そして、いつもと同様に
最後にはフレームベスト3を決めようと思います。

 

今回のラインナップ

  1. COLNAGO『C64』
  2. BOMA『CIEL』
  3. KhodaaBloom『FARNA ULTIMATE』
  4. KOUTA『KOUGAR』

 

先に言っておきますが、
前編となる今回のインプレはやや辛口です……

 

【中編、後編】
『Agree C:62』『Propel Advanced Pro Disc』『百式』
デローサ『プロトス』3T『ストラーダ』Macchi『R9』

 

【他の試乗インプレ】
『アルプデュエズ』『Helium X』『Fenix C』『ARIA』『FR1』
『Venge Vias』 『Roubaix』『Tarmac』『ウルゲシュタルト』『Diamante SV』
『Dogma F10』 『GAN RS』『SINTESI』『RCR TL』『TRANSONIC』
『785 Huez RS』 『KHAN』『Oltre XR3』『XR4』『Specialissima』。
『Concept』 『V2R』『O2』『One』『Nemo Tig』。
『Izalco Max Disc』 『AR FRD』『Izon』『Orca Aero』『Noah SL』。
『SCYRON』『ORCA OMR』『TCR Advanced Pro Disc』『Carbonex HR』『Carbonex』
『FRTC01チタン』『MADONE 9.9』『新型Emonda SLR』『新型R5』『新型S5』『XELIUS SL Ultimate』

 

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試乗インプレッション前編

コルナゴ『C64』推定130万

コルナゴ『C64』 COLNAGO『C64』 インプレッション 感想 乗車レビュー

【加速性】8.25点
【剛性】9点
【振動吸収性】8点
【巡航性】8.75点
【登坂性】8点

【お気に入り度】7.5点
(※8点で「なかなか良い」)

コルナゴ『C64』。製造の裏側、C60との比較、乗車インプレッション。

 

今回最大の目玉。

 

『C64』を目当てにしている方は多かったようで、
3台体制だったにも関わらず、常に3時間待ちの状態でした。

 

もちろん自分も期待感を持って試乗に臨みました。

 

ですが……

 

コルナゴ『C64』 COLNAGO『C64』 インプレッション 感想 乗車レビュー

予想外に無味無臭のバイクでした。

 

相当集中して感じ取るようにしていましたし、
「おかしいな?」と首をかしげつつ2回目を乗ってみるも、印象は変わらず。

 

コルナゴ『C64』 COLNAGO『C64』 インプレッション 感想 乗車レビュー

BB周りの「剛性感」は高かったものの、
それ以外の性能は、はっきり言って”平均”だと感じました。
(「巡航性」が良かったのは、60mmホイールの影響)

 

爆発的な「加速」を発揮するでもなく、

坂で「軽快な走り」を魅せるでもなく、

コツコツと振動も伝わって「快適」でもなく。

 

その他にも、特別優れていると感じた性能は無く、
また、『C64』独特の乗り味が存在する訳でもありません。

 

コルナゴ『C64』 COLNAGO『C64』 インプレッション 感想 乗車レビュー

カーボン/ナイロン/エラストマーから成る
「振動吸収性」を備えたパーツが組み込まれているヘッド。

 

全く体感できず。

 

 

以上が『C64』試乗の素直な感想です。

 

コルナゴ『C64』 COLNAGO『C64』 インプレッション 感想 乗車レビュー

もっと乗り込めば、印象は変わるのかもしれません。

 

それに、別の方が
「硬すぎず、柔らかすぎず、ちょうどの剛性感。良かった!」
と話しているのを耳にしましたから、

人によって『C64』に感じるものは、ある程度異なるはずです。

ボーマ『シエル』推定68万

BOMA

「BOMA(ボーマ)」は、
カーボン繊維商社を前身とする「ASK TRADING」が、

「経験」「ノウハウ」「素材の供給体制」「工場での生産体制」
「他所とのコネクション」などを活かして
2006に自転車事業に参入した日本ブランドです。

 

んだままに動く」=望馬(ぼうま)=BOMA。

 

ボーマ『シエル』 BOMA『CIEL』 インプレッション 感想 乗車レビュー
(BOMA『TH-10C』公表1270gの38mmハイトチューブラー)

 

ボーマはフレームだけじゃなく、
ホイール、ハンドル、ステム、シートポスト、フォーク、ボトルケージ
といったオリジナルパーツも製造しています。

 

下の「オフセットブレーキシューケース」もBOMA製品。

 

ボーマ『シエル』 BOMA『CIEL』 インプレッション 感想 乗車レビュー

【加速性】8.25点
【剛性】8点
【振動吸収性】9点
【巡航性】8.25点
【登坂性】8.5点
【お気に入り度】8点
(※8点で「なかなか良い」)

 

試乗した『シエル』は、近頃発表された”最軽量モデル”。

Sサイズ(トップチューブ515mm)の重量は745g(未塗装)。

塗装アリだと800g前半ぐらいでしょう。

 

従来のシリコンパーツに加え、大量の発泡剤を使用する
「デュアルモールディング2」というカーボン成型の新製法によって
フレーム内部に均一に圧力をかけてフレームを作成。

 

フレームの厚みにムラが発生するのを抑えることで、
「性能」「強度」「軽量」を両立させることが可能となります。

 

BOMA ciel シエル インプレッション
(Amazonの「サイスポ3月号」紹介より)

先日のサイスポ3月号に
安井さんの『シエル』のインプレが載っていました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

攻撃的なのに上品。

反応が鋭いのにしなやか。

機敏なのに扱いやすい。

 

そんな相反する言葉が見事に同居している。

要するにトータルバランスが最上級なのである。

 

動きはどこまでもさわやかに軽く、
”軽薄さ”や”嫌な硬さ”はまったくない。

しかも、どんな速度域からもスカーンと気持ちよく伸びる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

自分が試乗して感じたことは、
これと似ていますが、もう少し控えめです。

 

  1. 超軽量を売りにしているが、全体的なバランスは崩れていない
  2. 突出した部分は無いが、各性能は高めのレベルでまとまっている

 

結果、忌憚なく言ってしまえば、

「物欲はそそられないけど、レースにおいて機材面で不利ということもない」

といった所になります。

 

ボーマ『シエル』 BOMA『CIEL』 インプレッション 感想 乗車レビュー

SOYO『Upstream』チューブラータイヤ24c。

 

チューブは「ラテックス」ではなく「ブチル」らしいのですが、
タイヤ構造が”シームレス”ためか、乗り心地は随分良かったです(^^)

 

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コーダブルーム『ファーナアルティメイト』推定78万

KhodaaBloom『FARNA ULTIMATE』 コーダブルーム『ファーナアルティメット』 インプレッション 感想 乗車レビュー

「KhodaaBloom(コーダーブルーム)」は、
国内自転車販売台数2位を誇る「ホダカ株式会社」が
2008年に立ち上げたロードバイクブランド。

 

コンセプトは「日本人が企画した、日本人のためのスポーツバイク」。

 

「KhoodaaBloom」という名前は、
「HODAKA」のスペルを組換えた「KHODAA」と
「花が咲く」という意味の「Bloom」を組み合わせたものだそう。

 

KhodaaBloom『FARNA ULTIMATE』 コーダブルーム『ファーナアルティメット』 インプレッション 感想 乗車レビュー

【加速性】8.25点
【剛性】8.5点
【振動吸収性】7.5点
【巡航性】7点
【登坂性】8点

【お気に入り度】7点
(※8点で「なかなか良い」)

 

トップチューブ535mmで、重量は805g(塗装あり?)。

『シエル』と同じ”超軽量”に分類されるモデルで、
「日本ブランド」という点も共通しています。

 

 

しかしながら、実際に試乗してみると、

『シエル』ほど完成度は高くないと感じました。

 

 

「剛性」は高めで、その上「軽量」。

ですが、そこから予想される「加速性」には届いていません(低い訳ではない)。

 

ホイールの影響もありそうですが、
それを差し引いて考えても、少し物足りない気がします……

 

 

それから「ハンドリング」がクイックで
常時”フラつく感覚”がありました。

 

路面からの振動もそこそこ伝わってきます。

 

また、「軽さ」による影響なのか
”減速感”も強くて「巡航性」も低めでしたし、
「車体の安定感」もイマイチ。

 

「KHODAABLOOM FARNA ULTIMATE」 究極を求めて開発されたストイックな軽量フレーム
 埼玉県に本社があるホダカが手がけるスポーツバイクブランド「KHODAABLOOM」(コーダーブルーム)は、日本人に最適なロードバイクの開発を熱心に推し進めてい…

 

上のサイクリストのインプレ記事では、
なかなか高評価のようですが、

個人的には、”乗りづらさ”の目立つ、苦手なタイプのバイクでした。

 

KhodaaBloom『FARNA ULTIMATE』 コーダブルーム『ファーナアルティメット』 インプレッション 感想 乗車レビュー

ホイールは「WH-9000-C35-CL」

 

『ファーナアルティメイト』の持ち味である「加速性」を邪魔せず、
「走りの安定感」「巡航性」「快適性」をプラスするような
「カーボンディープリム+ラテックスチューブ」の方がマッチするでしょうね。

クオータ『クーガー』41万

KOUTA『KOUGAR』 クオータ『クーガー』 インプレッション 感想 乗車レビュー

【加速性】7.75点
【剛性】8点
【振動吸収性】8.5
【巡航性】8.5点
【登坂性】8点
【お気に入り度】7.5点
(※8点で「なかなか良い」)

 

総合評価は「悪くない」

 

『シエル』を基準にすれば、
「加速」-0.5、「巡航」+0.25、「登坂」-0.5。

 

各性能にソツは見当たりませんが、
逆に、走りの「軽快さ」「機敏さ」はほとんど感じません。

 

KOUTA『KOUGAR』 クオータ『クーガー』 インプレッション 感想 乗車レビュー

ヴィットリア『ザフィーロ』25cは、
ゴムが厚くて走りが重い(300g)半面、
「乗り心地」「地面とのグリップ感」は良好。

 

このタイヤのおかげで、
身体に伝わってくる微振動は収束されていましたが、

縦方向の「突き上げ」は感じました。

 

「快適性」を狙ってシートステイは細身ですが、
肝心のシートチューブの”しなり”には貢献できていない気がしましたね(^^;

 

KOUTA『KOUGAR』 クオータ『クーガー』 インプレッション 感想 乗車レビュー

『クーガー』は「エアロ」も意識しているため、
フロントブレーキが、フォークに融合する形の「Vブレーキ」、
そして、リアブレーキはBB下に取り付けられています。

 

このブレーキ方式に関しては
メリットよりもデメリットが遥かに上回っていて、
”蛇足”だとしか思えません。

 

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