松木です。
知り合いの方に「良いよ~」と言われて興味が沸いたので即行ってきました。
”片鉄ロマン街道”
今回は、実際に行ってみて感じた
「見所」「グルメ」などのお話です。
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片鉄ロマン街道について
廃線となった片上鉄道跡地を整備して、
2003年に自転車・歩行者専用道として復活させたのが「片鉄ロマン街道」。
起点を岡山県備前市西片上(山陽新幹線高架下)、
終点 を旧吉ヶ原駅(きちがはら)のある「柵原(やなはら)ふれあい鉱山公園」とした、
全長34.2kmの、国道374号線と並行して走る幅2~3mほどのサイクリング道です。
正式名称は「岡山県道703号備前柵原自転車道線」と呼ぶそうです。
「レンタサイクルできる場所」や「見所」「歴史」などの
基本的な情報が網羅されたパンフレットです。
訪れる前に読んでおくと、漏れなく楽しめるかと思いますね。
ちなみに、パンフレットの冊子は「備前市役所観光課」でもらうことができます。
あとは、和気(わけ)駅前のレンタサイクルできる建物(9:30~)にも置いていそうでした。
(「備前市サイクリングターミナル」には置いていませんでした)
片鉄ロマン街道を走ってみた
朝一で大阪から電車でJR和気(わけ)駅まで輪行し、
そこから下のルートで64kmを走りました。
獲得標高は230mほどで、北へは緩やか~に上り、
南へは緩やか~に下る、ほぼ平坦道。
途中、色んな見所がありましたけど、
やっぱり有名所の①~⑦が良かったですかね。
では、片鉄ロマン街道の旅へと訪れに行ってみましょう。
大阪から3時間弱、朝9時頃に
今回のスタート地点「和気(わけ)駅」に到着しました。
和気駅北側にレンタサイクルできるところがあります。
借りられるのは、ママチャリかマウンテンバイクです。
片鉄ロマン街道のパンフレットももらえるはずなので、
開店の9時半以降であれば、ぜひ立ち寄っていきましょう。
”片鉄ロマン街道”と書かれた橋。
色合いが良い味を出していますね~。
この橋、和気駅を出てすぐに架かってるのですが、
片鉄ロマン街道の道になっているので、
知らずに走っていると、おそらく素通りしてしまいます(^^;
こんな感じでサイクリング道には
所々に水色のラインを引いてくれていて、
思った以上に分かりやすかったです。
片鉄ロマン街道と言えば、
駅舎の残っている「天瀬駅」や「苦木駅」が有名なんですが、
片上鉄道は全18駅あったそうで、
駅名標(えきめいひょう)だけ残っている駅もチラホラ目につきました。
和気駅から2~3kmぐらいの地点、
サイクリング道から少しだけ逸れた場所に
「和気鵜飼谷温泉」が建っています。
ここは温泉旅館なのですが、
600円で日帰り入浴もできるので、
サイクリングで汗をかいた後に、さっぱりしていくのも良いですね!
さて、サイクリング道に戻ります。
和気駅から北側の終点「柵原ふれあい鉱山公園」までは30kmないぐらい。
途中、貨物列車なんかも残してありました。
つい脚を止めて撮りたくなるものがたくさん見つかります(^^♪
しばらくすると、木々に囲まれたトンネルを通っていきます。
歩行者もほとんどいなくて、自分だけの道のように感じてきますね。
こちらは吉井川の「新田原井堰(しんでんはらいせき)」。
実物だと大きくてテンションが上がりますよ!
そして、有名な「天瀬(あませ)駅」に到着。
ロマンを感じながら中で座って一休み。
親切にトイレなんかも用意してくれていました。
ゆっくりしていきたくなりますが、先へと進みます。
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片鉄ロマン街道は
374号線の左右どちらかを走り続けるように設けられています。
ですから、途中374号線を何度か横断することがありました。
天瀬駅から6kmほど。
次は、「苦木(にがき)駅」へと到着しました。
こういう写真を見るとノスタルジックな気分になります(^^♪
駅舎内に残るスイッチもレトロな雰囲気。
鉄道オタクなら、こういうのを見ると興奮するかもしれませんね。
苦木駅を過ぎてしばらくすると、374号線の歩道に出ます。
ここから先の吉ヶ原駅までは、
曲がる場所も多く、それでいて青いラインや標識も減ってきます。
ここ交差点を右に曲がって周匝(すさい)橋を渡り、一度迂回します。
この辺りが特に分かりづらかったですね。
ここが374号線から「柵原ふれあい鉱山公園」へと続く入り口。
終点「吉ヶ原(きちがはら)駅」にたどり着きました。
途中まったくロードバイクとすれ違わなかったのですが、
ここ吉ヶ原駅では、5人以上のサイクリストに会いました。
他の駅の駅舎と違いほぼ100%現存。
それもそのはず、月一回の第一日曜日には
隣の黄色柵原(こうふくやなはら)駅まで展示運転が行われ、
300円の切符を買って乗車することもできるんです!
ところで、駅長猫と言えば和歌山電鐵「貴志駅」の”たま駅長”が有名ですが、
ここ吉ヶ原が駅長猫の発祥の駅。
現在の吉ヶ原駅のねこ駅長「ホトフさん」。
可愛いですね~(^^♪
第一日曜の展示運転の時に会えるそうですよ。
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吉ヶ原駅構内には、カフェもありました。
”和ハーブカフェ「まる吉」”
(和ハーブガパオ風ごはん)
県内唯一の”和ハーブインストラクター”の方が経営するカフェ。
土日の11~17時が営業時間ということですが、
毎週は開店していなかったり、
展示運転の行われる第一日はお弁当のみだったり、
第二土日は「団子屋」↓になったりして、変則営業です。
下の「まる吉」HPで確認してから行ったほうが良いでしょうね。
「まる吉」を紹介しているブログ↓
吉ヶ原駅から数百メートル離れたところには
「らん」という”たまごかけごはん屋さん”もあります。
(土日祝日の11~17時営業)
”黄ニラ”を含めた6種類の調味料が用意されていて、
色んな味で美味しくいただけます。
水餃子なんかも絶品らしいですよ(^^♪
「らん」のHP↓
「らん」を紹介しているブログ↓
さて、南へと引き返しましょうか。
帰りは片鉄ロマン街道を通らずに374号線で。
普通に車が通る道ですが、
交通量は少なく、ロードバイクに慣れている人なら
正直こちらのほうが走りやすいと思います。
上の写真は、374号を走らないと通らない「キャットアイ吉井工場」。
和気駅からは、再び「片鉄ロマン街道」を走りました。
和気駅から緩やか~に上っていき、頂上にあるのが「峠清水トンネル」。
(清水駅は気づかず素通りしてしまいました(^^;)
中はひんやりした空気に満たされていて、
夜に通ると少し怖そうです‥‥
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トンネルを抜け、下っている途中に
「備前サイクリングターミナル」が建っています。
少し期待していたのですが、
ママチャリをレンタルできるぐらいで、
特に何か見所があるってわけでもありません。
28.6%の激坂を下っていくと、
(※パーミルです)
片鉄ロマン街道の南端、「JR西片上駅」に到着します。
”ポツン”とたたずむ、駅員さんのいない無人駅。
電車も1時間に1本のペースでしか来ません。
コーラ片手に涼みながら電車をしばらく待ち、
そして、そのまま輪行で大阪へと帰りましたとさ。
いや~、予想以上に走りやすく、
見所も多くて良いサイクリング道でした(^^♪
次はもう少しゆっくり、
「展示運転」「グルメ」「温泉」などを
楽しんでいきたいなーと思いましたね!
ぜひ一度訪れて、ロマンを感じに行ってみてはいかがでしょうか。
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