松木です。
2017年11月下旬、
ペダリングモニターセンサーがR8000にも取り付け可能になるのに合わせ、
型番を「SGY-PM910Z」に変更した「Zモデル」を発売します。
変更点は、以下の3つ。
- R8000にも対応可能になる
- 「スプリント検出機能」の追加
- 右送信機カバーのカラー変更
価格(税抜)は据え置きの両側¥129,600、片側¥74,800。
今回のペダリングモニターセンサーのアップデートについて
少し見ていきます。
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ペダリングモニターセンサーの変遷
【2013年秋】「SGY-PM900」
ペダリングモニターセンサー発売開始。
【2014年3月】「SGY-PM910H」
取り付けパーツが格段に簡素になり、対応フレームが増えました。
「操作性」「コンパクトさ」「価格」が改善されたサイコン「SGX-CA500」も登場。
【2015年6月】「SGY-PM910HL/SGY-PM910HR」
「左右独立化」「出っ張りの減少」により、さらに対応フレームが増える。
【2016年10月】「SGY-PM910V」
R9100とPOTENZAにも取り付け可能になったのに合わせ、
型番が「Vモデル」に変更。
機能面での大きな変更はありませんでした。
付属する右送信機カバーが、レッド&グレーからレッド&ブルーに変更。
【2017年11月】「SGY-PM910Z」
R8000にも取り付け可能になったのに合わせ、
型番が「Zモデル」に変更。
「スプリント検出機能」が追加。
付属する右送信機カバーが、レッド&ブルーからレッド&シルバーに変更。
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「スプリント検出機能」
「スプリント検出機能」の特徴
サイコン「SGX-CA500」に蓄積されたデータから算出された
自身の10秒、30秒で出せるパワー。
スプリントを開始し、そのパワーの90%を越えると、
ペダリングモニターセンサーが「スプリントを開始した」と検知して、
普段、1秒間に1回のパワー検出頻度が、
1秒間に2回の高密度検出・記録に自動で切り替わります(30~60秒間)。
そして、「SGX-CA500」の画面には
スプリントで出した10秒、30秒の平均パワーが表示されます。
また、ソフト「シクロスフィア」のほうでは、
下図のようにより細かいパワー変化が記録され、
詳細なデータ解析ができるようになります。
スプリント時は、パワーが瞬間瞬間で大きく変化しており、
パワー検出頻度が低いと、最大パワーを逃す恐れがありますから、
「スプリント検出機能」は普通に役立ちそうですね(^^)
ちなみに「SGY-PM910V」以前のペダリングモニターセンサーを使っている人は、
「スプリント検出機能」を使えないのか?という疑問が浮かんできますが、
11月21日予定の「SGX-CA500」「SGY-PM910」のアップデートで
「スプリント検出機能」を使えるようになります。
「スプリント検出機能」の使い方
- 11/21予定のアップデートを実施する
- 自分の10秒、30秒のパワーデータを「SGX-CA500」に入れる
(方法はこちら。「パワメータ同期」か「手動入力」で行う。) - 「SGX-CA500」で、以下の操作を行う
右送信機カバーのカラー
「SGY-PM910Z」から、右送信機カバーのカラーは、
初代から変わらないメタリックレッド(左)に加え、
アルティメットシルバー(右)の2種類が付属するようになります。
Pioneer(パイオニア) 右クランク ペダリングモニターセンサー用 カバー メタリックグレー SGY-RC910-MH SGY-RC910-MH メタリックグレー
Pioneer(パイオニア) サイクルコンピューター Wifi ANT+対応 トレーニングメニュー・データ解析Webサービス付 SGX-CA500 SGX-CA500
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