松木です。
東京五輪自転車ロードレースのコース案が発表されました。
各組織、自治体との調整の後、
来年3月に正式発表されるそうですが、
コース図まで公開されている以上、
大幅に変更されることはないでしょう。
果たして選手達は、どんな道を走るのでしょうか?
※追記 コース正式発表後の記事
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目次
東京オリンピック自転車ロードレースコースの特徴
上の大雑把なコース図に加え、
次のことが発表されています。
- 男子ロードレースの距離はおよそ270km
- スタート地点は、「武蔵野の森総合スポーツ施設」付近
- 南多摩尾根幹線道路が、コースに組み込まれる予定
- 国道413号「道志みち」を走って、山中湖へと向かう
- 山中湖を周回⇒富士山麓を周回⇒「富士スピードウェイ」を周回してゴール
(周回数で距離を調整する)
コースをルートラボで作成してみた
以上の情報を元に、ルートラボでコースを作成してみました。
おおむね合っているとは思いますが、
細かい道や、山中湖・富士山麓の周回の走り方などは
あくまでも予想の範疇です。
山中湖を3周、富士スピードウェイを5周としました。
距離270km、獲得標高4411m。
国道413号「道志みち」が長くて緩い坂道、
関東屈指の激坂「明神(みょうじん)峠・三国峠」、
獲得1000m近い「富士スカイライン」。
この辺りがコースに組み込まれていますから、
獲得標高は自ずと大きくなります。
コース上の主なスポット・峠
スタート「武蔵野の森総合スポーツプラザ」付近
今月11月25日にオープンする東京都体育施設。
東京都調布市にあり、オリンピックの一部種目の競技会場にもなります。
18km付近「南多摩尾根幹線道路」
全長17km弱、キレイな路面、広い道幅、程よいアップダウン。
多摩周辺のサイクリストには、有名な道路のようです。
多くの観戦者で賑わうんでしょうね~(^^)
ちなみに、コースとして誘致するための、多摩市の文書がこちら。
45km付近、国道413号線「道志みち」
山中湖へと続く40km以上に及ぶ、
サイクリストだけでなく、バイク乗りにも人気の道です。
1.5%ほどの緩い坂道がひたすら続き、
最後には「山伏(やまぶし)峠」が待ち構えています。
そこを越えれば、山中湖はすぐです。
88km付近、山中湖畔を周回
山中湖畔、1周13km強を周回。
富士山を望める絶好のロケーションに加え、
選手達が通っていくのを何度も見られるので、
ここも熱い観戦スポットになるはずです。
関東屈指の激坂「明神(みょうじん)峠・三国峠」
距離6.7km、獲得標高688m、平均勾配10.5%。
18%の壁が立ちはだかる難所中の難所「明神峠・三国峠」。
(峠が二つある訳でなく、途中で名前が変わる)
コース図を見る限り、どうやらここを通るようです。
南からの勾配がキツいので、
そちら側から上がっていくのではないか?と思います。
上りが苦手な選手は、ここでサヨナラするでしょう(笑)
富士山スカイライン・南富士エバーグリーンライン
富士山麓の国道152号線「富士山スカイライン」と
有料道路「南富士エバーグリーンライン」。
コース図では、ここも組み込まれているようですが、
まだ明言されていなくて調整中の模様。
勾配は6~7%とキツくはありませんが、
800m以上も登る上に、位置的にレース終盤だと思いますから、
クライマーじゃないと相当厳しいでしょう。
ゴール「富士スピードウェイ」を周回
270kmに及んだレースは、
一周4,563mのサーキットコース「富士スピードウェイ」で締めくくられます。
多くの人が観戦できますし、少なくとも5周以上は走るはずです。
ツールのシャンゼリゼのように逃げる選手も出てきそうですが、
集団が圧倒的に有利なサーキットコースなので、
大人数のスプリント勝負になる可能性が高いと思います。
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本当かどうか知りませんが、明神峠は下る(しかも2回)らしいですよ。
https://mobile.twitter.com/laflammerouge16/status/928166422135607296
相良さん、面白い情報ありがとうございます!
これだと距離が短めですが、
おそらく山中湖、富士スピードウェイの周回で調整されるんでしょうね。
それにしても明神峠、北側からですか‥‥‥これは下りが地獄ですよ!!危険過ぎます!!
最後の山頂「片蓋山」は富士北東に位置しているようですが、これは何かの間違いっぽいですね~(^^;