松木です。
今年のジロ・デ・イタリアは
最後の数分まで総合優勝者が揺れ動く大混戦。
デュムラン、キンタナ、ニーバリの三つ巴の争いは、
見ていてハラハラドキドキしっぱなしでした(^^)!
『2017年ジロ・デ・イタリア最終第21ステージテキストライブ&総合優勝速報。マリアローザはいったい誰の手に?』
そんな中、最終ステージで逆転優勝したトム・デュムラン。
今回は、彼の乗っていたバイクをチェックしていきます。
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2017年ジロ・デ・イタリア優勝者の機材
フレーム:GIANT TCR ADVANCED SL
メインコンポ:DURA-ACE R9150(シマノ純正ブレーキシュー、11-28T)
クランク:DURA-ACE FC-9000 53-39T、175mm
ホイール:WH-R9100-C40-TU
タイヤ:VITTORIA CORSA 25c
ハンドル:GIANT CONTACT SLR
ステム:GIANT CONTACT SLR OverDrive2 120mm/8°
サドル:GIANT CONTACT SLR FORWARD(座面湾曲)⇔NEUTRAL(座面平ら)
ペダル:DURA-ACE PD-R9100
サイコン:GIANT NEOS TRACK
パワーメーター:PIONEER
ボトルケージ:ELITE CUSTOM RACE PLUS
ヘルメット:GIANT REV
シューズ:SHIMANO S-SPHYRE RC9
基本的に、
”コンポーネントは「シマノ」、それ以外が「ジャイアント」”
という感じで、そこまで変わった機材を使っていたりはしていません。
使用フレームは、2016年モデルの発表に合わせて
フルモデルチェンジした「GIANT TCR ADVANCED SL」。
前作と比べて、名前は変わっていませんし、
形の上でも一見するだけでは違いが分かりませんが、
中身は全く違い、全方位的に進化している完全に別のフレームです。
その辺りのことは、
シクロワイアードさんが「これでもか」というほど詳しく解説してくれていますから、
気になるなら読んでみて下さい↓
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オールラウンドホイール「WH-R9100-C40-TU」に
低抵抗、ハイブリップで話題の「VITTORIA CORSA 25c」。
「万能」×「万能」な、現時点で最高に近い足回りで、
昨日のツアー・オブ・ジャパンでも、多くのチームが採用していた組み合わせです。
関連記事↓
『「WH-R9100-C40-TU」インプレ。万能神たるシマノホイール』
ホイール同様、「VITTORIA CORSA」も、性能に穴のないタイヤ。
定価だと結構いい値段がしてしまうんですが、
海外通販のWiggleで買うのが最安値に近く、ほぼ半額で買えてしまいます。
画像クリックで「CORSA」クリンチャーのWiggle販売ページへ
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続いて、ハンドル周りを見ていきましょう。
ハンドルとステムは、
どちらもGIANTの「CONTACT SLR」という
“軽さ”と”高剛性”を両立させたフルカーボンモデル。
写真のステムの方は旧モデルで、
現行モデルは、もう少し形が落ち着きました↓
サイコンもGIANTのもので、
今年の後半に発売予定の「NEOS TRACK」。
基本情報はもちろん、
「GPS」「ナビ機能」や、「スマートトレーナー」「Di2」とのペアリングなど、
最近の流行りの機能は全部押さえているようですね。
ガーミン言うなら「EDGE 520J」に近いものだと思います。
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