松木です。
向こう三週間以内で、
ロードバイクに関係する発売予定の4冊。
粒ぞろいの楽しみな本ばかりです。
スポンサーリンク
目次
『最強ホビーレーサー6人が教える ロードバイクトレーニング』注目度★★★★★
働きながらレースに参戦する「ホビーレーサー」たち。
ホビーレースも盛んになっている今、
彼らはプロ顔負けの激しい戦いを繰り広げている。
本書では、最強レベルのホビーレーサー6名の
「トレーニングコンセプト」や「モチベーションの保ち方」、
「具体的なトレーニング法」を徹底解説する。
強豪ホビーレーサーのトレーニングの秘密がわかる一冊。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3月27日発売。
この「ホビーレーサー6人」の方々なんですが、
Amazonの監修欄を見る限りは‥‥
。
説明不要の有名な方たちばかり!
中村龍太郎さん、森本誠さんのお二方は、
別の本でも見かけたりしますが、
その他の4人の方に関しては、
今まで取り上げられたことが、
ほとんど無かったんじゃないでしょうか?
井上亮さんは、
毎年「ツール・ド・おきなわ」で優勝に絡んでいます。
2013年 140㎞優勝
2014年 210㎞5位
2015年 210㎞3位
2016年 210㎞2位
2017年 210㎞6位
ブログには、育児日記の途中に、
サラッとえげつない練習が書かれていたりします。
確かマラソンも2時間30分台で走られていますし、
とにかく「超人」といったイメージがありますね(^^;
田中裕士さんは、生粋のヒルクライマー。
去年の乗鞍では、
唯一最後まで森本誠さんに喰らい付きましたし、
他のヒルクライムレースでは、
「優勝の狩人」のごとく勝ちまくっています。
飾らない素直なつぶやきが好きです(笑)
井上和郎さんは2016年引退した元プロなので、
純粋なホビーレーサーといった感じはしませんが、
元プロだった観点からの、
理に適ったトレーニングを紹介してくれるでしょう。
は、少し世代が違うのか、
実際あまり知らないのですが、
「最強ホビーレーサー」に選ばれる以上、きっと凄い方のはず。
本の中で色々学ばせてもらいます。
『筧五郎のヒルクライム強化書』注目度★★★★
第一章 脱力から覚えるヒルクライムの基本
第二章 スラロームで覚えるダンシングマスター法
第三章 56流のバイクフィッティング
第四章 パワーを持続できる臀筋ペダリング
第五章 ヒルクライムのためのパワートレーニング
第六章 持続力の強化にものなるタイムトライアル
第七章 シクロクロスで上達するバイクコントロール
第八章 実践レース向けのバイクチューンナップ
第九章 25年間の経験が語る勝つためのメソッド
番外編 チャンピオンが語る全国人気ヒルクライム大会
40歳からはじめる自転車必勝本。
レースに出なくとも、ロードバイクに乗れば、ライバルは必ず出現します。
そんな、身近なライバルに負けないためのトレーニング法を、
さらにわかりやすくテクニックを解説。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2月13日発売。
著者は筧五郎さんです。
レースでは、
積極的にアタックをしかける”魅せる走り”で、
多くの観客の目を引き付けています。
2017年の最速店長でも、
誰もが認めるような走りを披露しての優勝。
2005年と随分前ですが、乗鞍でも一度優勝されています。
また、シクロクロスでは、
水着一丁で走られたりして(→筧五郎さんのFacebook)、
破天荒で面白い方のようです。
ただ、その反面、
勝利のために理詰めのトレーニングを取り入れている方で、
上の「56サイクル」では、
生徒さんのメニューを組み、
トレーニング教室なんかも開催されています。
『ピーキングのためのテーパリング −狙った試合で最高のパフォーマンスを発揮するために−』注目度★★★★
先日のシクロ世界選手権、
今季無双の強さを誇っていた大本命マテュー・ファンデルポールが、
まさかの3位に沈みました‥‥
普段ならば絶対に負けないであろう選手にも遅れを取り、
本調子でなかったことは明白です。
つまり、世界一強い選手であっても、
いつなんどきも最強ではないということ。
そして逆に言えば、
本来の力は及んでいないとしても、
調子のピークを合わせられれば、
怪物のような相手にも一矢報いるチャンスが生まれます。
2月20日発売『ピーキングのためのテーパリング』。
日本人によって書かれた
日本初の「テーパリング」に関する本です。
ちなみに「テーパリング」とは、
試合数週間前からトレーニングの”量”、”強度”を調整し、
試合で最高のパフォーマンスを発揮するための技術のこと。
著者は、河森直紀さん。
海外の最新トレーニングをいち早く取り入れ、
オリンピック日本代表のアスリートも指導される第一人者。
また、科学トレーニングに関する”研究者”としての面も強い方です。
(元「国立スポーツ科学センター」に科学スタッフとして勤務)
こちらが河森さんのブログで、
トレーニングに関する色んな内容を書かれています。
「テーパリング」に関しては、
以前、こちらの本を購入して読んでみました。
海外のとあるコーチが書いた本なんですが‥‥
大学の生物専門書を思い出しましたね(笑)
内容は良いんですが、いかんせん読む気が失せる(^^;
河森直紀さんは、この本を読了済み(ブログ内で紹介していました)。
つまり、わざわざ上の分厚い本を読まなくても、
その本に書かれた内容、河森さん自身の”知識”と”経験”、
それらを
自分たち一般人にも読みやすいようにまとめられたのが
『ピーキングのためのテーパリング』という本だと思います。
テーパリングに関して高次元に昇華された”智”
そういったものが垣間見れるんじゃないかと、
個人的には、一番ワクワクしている本です。
『ロードバイクホイール徹底インプレッション2018』注目度★★★
2月13日発売。
「ロードバイクインプレッション」は毎年発行されていますが、
”ホイール”だけにフォーカスした本は、今年が初めて。
著者は、吉本司さんと安井行生(ゆきお)さん。
吉本司さんは、サイクルスポーツ本誌をはじめ、
自転車関連の記事を執筆するフリーライター。
ロードバイク歴30年と、そのキャリアは長いです。
186cmとかなり高身長。
どのメーカーも贔屓しない
中立的で、偏見のない文章を書いていて、
よく参考にさせてもらっています。
安井行生(ゆきお)さんも同じく自転車ライター。
ネットなんかでもインプレ記事をよく見かけ、
内容もかなりコアでマニアックだったりするので、
機材フリークには、興味深かったりします。
吉本さんとは対称的に164cmと低身長。
このコンビによるホイールインプレッション企画は、
サイスポでも何度も掲載されていて、
『ロードバイクホイール徹底インプレッション』は、
それらの記事のまとめ的な本なのかもしれません。
こちらは本屋で中身を見てから、
買うかどうかを決めようと考えていますが、
とにかく気にはなっています。
以上、発売予定のオススメ4冊でした。
読んでみて、良かった本は、
改めて感想を話そうと思います。
スポンサーリンク