松木です。
以前、気になって調べたことがあります。
「コンタドールって十三峠をどれぐらいで登れるんだろう?」って。
ブログタイトルで「十三分切り」なんて豪語してますけど、
これって、自分が知る限り達成した人を知らないんですよ。
ゴロもいいし、日本一のヒルクライマーを目指すちょうどいい目安だと思ったんで、
このタイトルにしました。
で、コンタドールがどれぐらいで登れるかっていうのが分かれば、
ちょっとは目標の指針になるんじゃないかと思ったんです。
仮に、13分に近いタイムとかだったら、
たぶん自分には一生この目標を達成できないだろうなって(笑)
コンタドールの身体データ、パワー値っていうのは、探せば見つかるもんですし、
かなり近いタイムの予想はできます。
では、計算してみます。
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コンタドールの身体データ、パワー値
体重:62kg
FTP(一時間の最大平均パワー):420w
20分間のパワーはFTPのおよそ1.05倍だそうです。
(1/3の時間になっても5%しか上げれないんですね)
20分間のパワーはFTPのおよそ1.05倍ですから、
十三峠を登り切るタイムは12分前後だと予想して、
FTPの1.07倍のパワーを出せると仮定しましょうか。
420w×1.07≒449w
身体データ、パワー値からの十三峠予想タイム
で、ヒルクライム計算サイトにこの数値を入れます。
ちなみに十三峠は、
距離4.0km、平均勾配9.2kg、標高差375mです。
自転車+装備は、6.9kg+1.1kg=8kgとします。
パワー値が449wに近づくように、タイムを入れていくと・・・・
11分16秒( ゚Д゚)
いやー、驚異的なタイムが導き出されましたね!
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2016年 クリテリウム・ド・ドフィーネ山岳TTの結果からの
十三峠予想タイム
コンタドールが優勝したこのレース。
全長4km、平均勾配9.7%、標高差388mの峠を
11分36秒で駆け上がりました。
十三峠に特徴の似た峠です。
次は、この実際のレース結果から、
コンタドールの十三峠予想タイムを考えてみます。
ヒルクライム計算サイトに、
コース全長4km、標高差388m、目標タイム11.6(=11分36秒)、
そして、コンタドールの身体データを入れて計算すると、
平均パワー446wという結果になります。
11分36秒間で平均パワー446w(クリテリウム・ド・ドフィーネ山岳TTの実際のデータ)
全長は十三峠もドフィーネも同じですが、
十三峠のほうが標高差が13m低いですから、
十三峠を登るなら
ドフィーネよりも平均パワーを2ワット上げられるとして448w。
一番初めと同じようにして
ヒルクライム計算サイトを使って
パワー値が448wに近づくようタイムを入れていくと・・・・
11分18秒
身体データ、FTPから予想したタイムにかなり近いですね。
さらに信ぴょう性が増しました。
結論
アルベルト・コンタドールは十三峠を11分16~18秒で登れる。
同じ人間ですから、13分切るぐらいだったら、何とかなりそうですw
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