松木です。
GUSTOというメーカーには、これまで散々触れてきており、
- フレームは、ハイエンド~エントリーまで東レT1000+T800を使用した同一製品
- 同様に、全モデルのハンドル、ステム、シートポストは同じもの
- 故にハイエンド~エントリーの違いは、基本的に「コンポ」と「ホイール」のみ
- 全モデルに渡って、コスパが異常に高い。例えば『RCR Team TL』は「カーボンフレーム+R8000+45mmチューブラーホイール」7.3kgで29万!
- 乗った印象も抜群に良い!
といった理由から「世界一のコスパ」という結論に至っています。
そんなGUSTOが放つ新たな二頭の虎……
『RCR Team Limited DISC』『RCR Team Sport DISC』
「ディスクモデルの詳細スペックは?」
「ディスクモデルで変わった箇所は?」
「2020年モデルの全ラインナップは?」
「相変わらずコスパは良いままなの?」
などなど、気になる部分をチェックしていきましょう(^^)
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2020年モデルGUSTOの全10種類ラインナップ
まずは2019年のラインナップのおさらい。
名称 | コンポ | ホイール | 税抜定価 |
RCR Team TL (ゴールド) |
R8000 | アタッキ社オリジナル 45mmチューブラー |
268,000円 |
RCR Team Legend (マットチタン) |
R8000 | カンパ『シャマルウルトラC17』 | 298,000円 |
RCR Team Pro (レッド/ホワイト) |
R8000 | カンパ『カムシン』 | 228,000円 |
RCR Team Elite (ホワイト) |
R7000 | カンパ『Calima(カリマ)』 | 188,000円 |
RCR Team Duro TL (ゴールド) |
R8000 | アタッキ社オリジナル 45mmチューブラー |
268,000円 |
RCR Team Duro Sports Ultra (レッド/マットチタン) |
R7000 | アタッキ社オリジナル 45mmチューブラー |
228,000円 |
RCR Team Duro Sports (レッド/マットチタン) |
R7000 | カンパ『Calima(カリマ)』 | 188,000円 |
フレームは2種類、
反応性『RCR Team』と振動吸収性『RCR Team Duro』があり、
ホイールとコンポの違いで、7種類のラインナップがありました。
この事を踏まえた上で、
2020年のラインナップは下の通り(写真クリックで拡大)
『RCR Team』6種類+『RCR Team Duro』4種類の計10種類に増えています。
赤背景:NEWモデル
ピンク文字:パーツ変更
その他の箇所は2019年から変わらず継続(少し名前が変わっていたりしますが)
主な変更点をまとめると、
- ディスクモデル『RCR Team Limited DISC』『RCR Team Sport DISC』の追加
- 『RCR Team (Duro) Limited』にクリンチャーホイール仕様(+1万、0.3kg)が追加
- 『RCR Team Edition Legend』のホイールが『シャマルミレ』から『レーゼロ』に
- 『RCR Team Duro Legend』が追加
- 『RCR Team Pro』が無くなった代わりに『RCR Team Evo』
- 『RCR Team Duro Sports Ultra』が無くなった代わりに『RCR Team Duro Evo』
ディープリム22.8万の「RCR Team Duro Sports Ultra」が消えたのは痛い所ですが、
それを補って余りある充実のラインナップになりましたね(^^)b
それから、各メーカーの値上がりが続く中、GUSTOは価格据え置き。
ありがたや~m(__)m
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ディスクモデルの詳細
こちらは『RCR Team Limited Disc』
税抜328,000円はGUSTOにしては思い切った価格ですが、
「最高グレードフレーム」+「油圧ULTEGRA R8020」+「カーボンクリンチャー」
冷静にスペックを観察すれば、まだ十分安いと思えるでしょう!
う~~ん……
フレームの形状、カラー、素材、
リムブレーキモデル『RCR Team Limited』との違いは特に見られませんね。。。
ただ、「高速域でのフロントブレーキ使用によるハンドルの微妙な揺れ」
が発生しないように、フロントフォークを非対称設計にしているとの事。
これと似た考え方をピナレロ『Dogma F12 Disc』も採用していました。
そして「ワイヤー内蔵」に関しては、
全く無理のない範囲で行われています。
完成車重量は8kg。ディスクブレーキモデルにしては悪くない方。
リムブレーキモデルだと7.6kgですから、
フレーム、コンポ、ホイールの重量増が+0.4kgという計算。
”アルミ製”の「ハンドル」「サドル」周辺を軒並みカーボンに変更し、
軽量なペダルを取り付ければ、7.8kg程に仕上げられるはずです(^^)
もう一種類のディスクモデル『RCR Team Sport Disc』
「最高グレードフレーム」+「油圧105 R7020」+「レーシング9」
という組み合わせで238,000円。
公表重量は8kgとなっていますけど、
それだと『RCR Team Limited Disc』と同じですから、
これはさすがにサバ読み臭い(笑)
とは言え、価格離れした威風堂々の存在感を纏ってます……
Attaque 45 カーボンクリンチャー
一部の完成車にアッセンブルされる事となったAttaqueカーボンクリンチャー。
『Attaque 45 チューブラー』の実測重量は、
1355g(フロント580g、リア775g、リアリム380g)なのだそう。
チューブラー完成車が7.3kg、クリンチャー完成車は7.6kg。
ホイールで+0.2kg、タイヤ&チューブで+0.1kgと仮定するならば、
『Attaque 45 クリンチャー』は1550g程度の代物だと予想できます。
個人的にオススメする3つのモデル
上のインプレッションでも話した通り、
攻撃特化の『RCR Team』より万能型『RCR Team Duro』の方が好み。
まずはGUSTO内で最高コスパを誇る『RCR Team Duro Limited』
(運動性能を追い求めるなら『RCR Team Limited』の方でもOK)
「最初からディープリムが良い!」と望むならばベストチョイス(゚∇^d)
新たに加わった『RCR Team Duro Legend』×『レーシングZERO』
(運動性能を追い求めるなら『RCR Team Edition Limited』の方でもOK)
シチュエーションを選ばず、かつ運動性能にも優れた
言わば「万能攻撃型」のフレームとホイールのコラボ。
コンポにも、これまたバランスの良いULTEGRAを搭載し、
「これぞ待ってた!」と唸りたく、パーフェクトなアッセンブルです。
最後は『RCR Team Duro Evo』22.8万
(運動性能を追い求めるなら『RCR Team Evo』の方でもOK)
これぐらいの価格帯のカーボン完成車ならいくらでも存在しますが、
- フレームが最上位グレードと同じもの
- コンポーネントがフル105
- ホイールには『ZONDA』
ここまで好条件を揃えているのはGUSTOぐらいなものでしょう!
誰もが抱く「カーボンが欲しいけど、なるべく安いと良いな……」という願望。
このロードバイク以上に応えてくれるものは他にありません。
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