松木です。
『Tarmac SL7』を発表したSpecializedが、
またも世界を驚愕させようとしているらしい……
超軽量ロードバイク『Aethos』(読み方はエートス、アイソス?)
どこからともなく流れてきた情報で
ちゃんと”裏”が取れている訳ではないのですが、
- UCIルールに囚われず”世界最軽量”を目指したディスクロードバイク
- 完成車重量は5.5kg??
- 新開発の軽量ステム一体型ハンドル、シートポストが付くと思われる
- ワイヤーは(軽さ重視で)外装
- 9月23日に公式発表かも??
などの特徴を持っているのだという。
スポンサーリンク
スペシャライズド『Aethos』について
新開発のハンドル、シートポスト『Alpinist』
『Aethos』の完成車重量を削ぎ落すべく
軽量シリーズ”Alpinist”の名を冠したハンドル&シートポストを粛々と開発。
『Alpinist SL Handle&Stem』
【重量】255g(42㎝-110㎜)
【リーチ】75㎜
【ドロップ】125㎜
【幅&ステム長】40㎝:80~100㎜、42㎝:90〜120㎜、44㎝:110〜130㎜
【価格】$600
255gは十分軽いですけど、
ライバルBontrager『XXX』の234g(42㎝-110㎜)には若干劣ります。
『Alpinist』は「軽さ」を求めつつも、必要十分な「剛性」を確保した結果か?
『Alpinist Seatpost』
【重量】136g(300㎜)、141g(350㎜)
【直径】27.2㎜
【セットバック】12㎜
【価格】$275
サイズこそ異なるものの、こちらは
Bontrager『XXX』(右)の163g(直径31.6㎜、長さ400㎜)にも引けを取ってません。
5.5kgは可能か?Canyon、フレーム重量、パーツ構成から考えてみる。
世界初の5kg台ディスク車Canyon『Ultimate CF Evo Disc 10.0 LTD』
フレーム重量641g、ホイールDT Swiss『PRC 1100 DICUT 25Y Edition』1283g。
ハンドル、シートポスト、サドルにも飛び道具をふんだんに盛り込んで
ようやく5.99kg……(XSサイズ、52相当)
コンポこそeTap AXS(2242g)と軽くないものの、
その他の部分に切り詰める余地はほぼありません。
【フレーム】Aethos
【コンポ】Dura-Ace Di2 1931g
【クランク】S-Works Power Cranks??(R9100より40g軽量)
【ホイール】Alpinist CLX 1248g
【タイヤ】??
【ハンドル&ステム】Alpinist
【シートポスト】Alpinist
【サドル】??
『Aethos』完成車のパーツ構成はこんな具合のはず。
フレーム重量がCanyonよりも更に軽い500g台だとしても、
理論上は5.6~5.7kgが限界。
”5.5kg”は果たして本当なのか……
「機能」(ex.フロントシングル)や「強度」(超軽量パーツ採用)を捨てているのでしょうか?
それとも何か限界を突破する”奥の手”でも隠し持っているんですかね?
皆さんはどうなると予想しますか?(^^)
スポンサーリンク
現実的かどうかはともかく軽量化だけを考えれば、
未発表のFACT13Rカーボンで非エアロ形状のシートポスト一体型フレーム、
機械式ディスクブレーキ、
スルーアクスルではなくクイックリリース方式、
フィジークのような軽量3Dプリントサドル、
ヒルクライム用に36Tぐらいのチェーンリングでフロントシングル、
ホイールはアルピニストのチューブラーモデル(もしくは24ミリハイトぐらいでナローリムの超軽量ホイール)、
などが考えられますね。キワモノパーツのオンパレードになりそうですけど(笑)
あとはワイヤー外装であれば機械式変速の可能性もあるのではないかと?
以上、一つも当たりそうな気がしない予想でした。
ソルトさん、予想ありがとうございます!5kg切りも夢じゃないユニークで面白い仕様ですね(笑)
自分はサドルとかタイヤは既存のスペシャ商品だと少し重いんで、どうするのか気になってます^^