ZWIFT(ズイフト)完全攻略データベース

 

動画には、文字や画像以上に心揺さぶる影響力があります。

「〇〇の動画・映画を見て生き方が変わった」という話も珍しくはありません。

 

  https://youtu.be/HhabgvIIXik素晴らしい動画は、文字や画像以上に心揺さぶられるものです。「〇〇の動画・映画を見て人生が変わった」という話も珍しくはありません。    以前、ロードバイク関連のオススメ動画を10本紹介しましたが、今回はそのZWIFT版。  ZWIFT世界一のヒルクライム(5分41秒/7.21倍) 世界一 VS 最強のヒルクライムバトル(33分24秒/6.19倍) アイアンマン世界二位トライアスリートの本気 ~ターミネーター~ 尊敬している日本人ズイフター(4分/6.9倍) 日の丸ジャージ...
  https://youtu.be/SsoZbGFjk8U動画には、文字や画像以上に心揺さぶる影響力があります。「〇〇の動画・映画を見て人生が変わった」という話も珍しくはありません。  以前、ZWIFT動画を5本紹介しましたが、今回はその後に生まれた名勝負5選。  命燃やすデッドヒート(4分02秒/7.17倍) 1人 VS 20人 ~決死のエスケープ~ Japan National Champion 2019 ~数cmの命運~ 神々のヒルクライムバトル(32分/約7倍) 断トツ一番のZWIFT動画 ~目指すべき走り~ ZWIFTのゲーム規模、競技人口が大きく...

 

以前、上のZWIFT動画を10本紹介しましたが、
今回は新しい動画、その後に生まれた名勝負など5本をお届けします(^^)

 

  1. ターミネーターたるゆえん(6分/7.5倍)
  2. 世界選手権:アルカンシェルジャージは誰の手に?
  3. Zwift KOM世界記録の瞬間(1分19秒/11倍)
  4. 「力こそパワー」の体現者(2分33秒/7.9倍)
  5. 世界と戦う孤高の侍クライマー(15分18秒/6.4倍)

 

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①ターミネーターたるゆえん(6分/7.5倍)


【レース】2020/4/5 18:00『Ronde van Zwift』
【特徴】プロや強豪ズイフターが参加した、Canyon主催の招待制イベント
【コース】「Cobbled Climbs」@Richmond 3周回、距離28.1km、獲得350m

 

FTP400wというパワーと、プロトライアスリートの並外れた持久力により
「ターミネーター」と畏怖されているLionel Sanders氏

 

最終3周目に入るところで4名の逃げ集団を形成。

その後に4名から逃げ切りアタックを仕掛けた
34:50~40:47の6分間がヤバすぎる!!!

 

パワーウェイトレシオ7.5倍、およそ550w

 

こんなん人間ちゃうで……

550wなんて1分足らずでオールアウトしちゃいます(^^;

②世界選手権:アルカンシェルジャージは誰の手に?


【レース】2020/12/9 23:45『2020 UCI Cycling Esports World Championships」
【特徴】参加者はUCIチームのプロ選手と、世界トップレベルのZwifterのみ
・・・・勝者には、ZWIFT内でアルカンシェルジャージが与えられる
【コース】「Figure 8 Reverse」@Watopia 1と2/3周、距離51km、獲得477m

 

1:50:15~の山頂ゴールが必見。

大集団のまま最後のZwift KOM(距離920m、獲得51m)へと突入する場面です。

 

序盤から全選手が8~9倍!

その驚異的なペースに「やはり集団スプリントか?」と思ったと次の瞬間……

 

Jason Osborne氏が12倍強まで上げてロングスプリント!

 

そのまま後続を寄せつけずに圧巻の優勝。

Zwift KOMタイム1分21秒、パワーウェイトレシオ10倍強。。。

 

 

実はこのOsborne氏、自転車選手ではなくボート競技の選手なんですよ!

2018年の世界選手権にて金メダルを獲得するほどの実力の持ち主。

 

トレーニングの一環としてロードバイクを活用しているらしく、
ドイツ国内TT選手権では、その高い身体能力を武器に6位に食い込んだのだそう。

 

……とは言え、本業のUCIプロを負かしてしまうなんて、、、

ZWIFTだからこそ起こりえた面白い大番狂わせだと思いました(^^)

③ Zwift KOM世界記録の瞬間(1分19秒/11倍)

続いてはJonathon Levie氏の動画。

 

世界有数のアマチュアZWIFTチームKISS Racing Team(KRT)に所属。

ZWIFT愛好者であり、熱烈なプレイヤー。

好きが高じてZwift HypeというZWIFTレア情報を投稿するFacebookページを運営していたり、
上のような、Modを入れたZWIFT動画を投稿したりしています(ZWIFT社員とパイプがある模様)

 

 

そんな彼が、2018年に行った個人的なZwift KOM TT。

これが”サラッ”とえげつない事をやってのけてます。

 

1分19秒、パワーウェイトレシオ11倍 Σ(ОДО)!!

 

「1分10倍」は、どんなレースであろうと優勝できるポテンシャルを示す指標の一つ。

日本国内のホビーレーサーで「1分10倍」出せるのは、
おそらく指で数えられる程の人数しかいないでしょう。

 

ましてや「1分19秒11倍」なんてのはアマチュアの域をはるかに凌駕しており、
UCIプロ選手レベルのパフォーマンスなのは言うまでもありません。

 

Zwift KOM 1分19秒という記録は、
個人的なTTのためにZwift Powerには載っていないものの、
この動画公開から3年以上経った今もなお世界最速タイムです。

「力こそパワー」の体現者(2分33秒/7.9倍)

2020年10月より始まった
ZWIFT×WTRLの新たなリーグ戦『Zwift Racing League』
(現在3シーズンまで終了、次回4シーズンは秋頃開催予定)

 

プロ選手やZWIFTトッププレイヤーしか招待されないイベントとは違い、
あらゆる一般Zwifterが挑戦することが可能。

下位クラスAカテゴリーで好成績を収めたチームのみが、
上位クラスPremier Divisionの出場権を獲得できる「2部制」(J1/J2、幕内/幕下の関係に近い)

不正を排除すべくズイフターに課している「厳格なパワー校正&体重測定」

 

ZWIFT×eSportsの新たな可能性が感じられるイベントであり、
そこから数々の名シーンが生まれて来ていますねぇ~(^^)

その中から、驚愕の走りを魅せてくれた2本の動画をご紹介。

 

 

まず1本目はThomas Thrall(スロール)氏の動画。

 

「パワー」「レース結果」「特定区間のタイム」から計算されるZwift PowerのZPoints

その”ZWIFT総合戦闘力”とも見れる数値で、彼は世界1位に君臨しています。

15秒1300wを叩き出す70kgオーバーのスプリンターながら、
パワーがあり過ぎるがゆえに、登りもめっぽう強いオールラウンダー。

 

そんな彼が優勝したシーズン3第3戦のレースの様子です↓

 


【レース】2021/4/21 3:10 『Premier Division// Zwift Racing League: Season 3-Race 3』
【コース】「NYC KOM After Party」距離37.9km、獲得479m

 

55:35~の最終KOMバトルが激熱。

 

至極当然のように600~700wを連発!!!

さらに17%の激坂区間においては
ケイデンスが53rpmまで落ちながらもゴリッゴリに踏み倒して通過。

 

最終スプリントも絶妙~~なタイミングのスパートをかけ、
高パワーで勝利をもぎ取りました(2位と0.009秒差の超ギリギリw)

 

 

New York Climb Forward
2分33秒/573w、パワーウェイトレシオ7.9倍

 

 

ここまでの4つの動画を見ていて改めて思うんですけど、
海外勢のパワーはマジでイカれますね(笑)

 

う~~む………同じ人間とは思えねぇ、、、

 

私たち日本人が彼ら超人たちと戦うためには、
”パワーの真っ向勝負”を挑もうとするのではなく、
走行テクニックなりw/kgを磨く他ありません。

 

それを実践して立ち向かっているのが、次のIkedaさんの動画となります。

⑤世界と戦う孤高の侍クライマー(15分18秒/6.4倍)


【レース】2021/1/26 4:05「Premier Division// Zwift Racing League: Season 2-Stage 3」
【コース】「Innsbruck KOM After Party」距離37.6km、獲得658m

 

『Zwift Racing League』の上位クラスPremier Divisionにてシーズン2より活躍している
日本チームZwift Warrior Cycling(ZWC)(外国人も在籍している)

 

そのメンバーの一人であるのがクライマーIkeda選手です。


 

こちらの本にも登場されていますよー(^^)

ZWIFT特有の癖(Sticky Draft等)、体力消費を抑える位置取り、勝負のかけ所を熟知した頭脳派。

 

 

市街地周回バトルを危なげなくクリア。

見所は38:15~のゴールへと向かうInnsbruck KOM(距離6km/平均勾配7.4%)

 

登り始めの激しいペースアップにも、キッチリ反応して先頭付近をキープ。

中盤以降の勾配が険しくなる区間では、
自らアタックで攻勢をかけ、並みいる怪物たちをふるい落としにかかります。

 

その姿はまさに”令和の侍”そのもの!

 

いやぁ~ほんとカッコイイわぁ~(≧∀≦)

 

鬼も裸足で逃げ出したくほどのアタック合戦の末、
最終的にはたった5名にまで絞り込まれました。

 

パワー絶対値では勝ち目無しと踏んでか、
やや長めのロングスプリントを仕掛けたIkedaさん。

 

集団から抜け出し、優勝への期待感が膨らみましたが……

Freddy Ovett氏とLionel Vujasin氏(ZPoints 5位)に差されての3位。

 

 

Innsbruck KOM:15分18秒/323w、パワーウェイトレシオ6.4倍

 

 

彼の速さそのものも もちろん凄いのですが、
それ以上に”果敢に攻めるスタイル”にはマジで憧れてますね(^^)


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