松木です。
世の中には鬼畜、それゆえ価値がある挑戦が存在します。
そんな挑戦の中で”ヒルクライム”にまつわるものの話。
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目次
『The PEAKS』Max 6,176m
「自分が参加したい興奮できるイベントを作りたい!」
自分が出たい魅力的なイベントは
残念ながら今の日本には無いですし、
そして、こういうイベントを作って
皆さんとも楽しさを共有し、
味わってもらいたいから作ったのです。
ヌルいイベントでは満足できないツワモノが、
この日のために身体を鍛え、
トレーニングを積んで、
自転車も完璧なまでにチューニングして挑む。
それでも天候、体調、その他諸状況により
完走できるかどうかはわからないけど、
「絶対完走する!」と臨む厳しいイベントだってあっていい!
このイベントにチャレンジするという
その事自体が「凄い!!」とリスペクトされるような
最強のライドイベントを作っていきたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「Longridefan.com(⇒HP)」主催の『The Peaks』は
2014年の第一回から今までに4度開催されています。
The PEAKS ラウンド1(上田)獲得5070m、制限時間15.5h
2014年9月7日、長野県上田にて初開催(ルートラボ)。
- 出走者 442名
- 完走者 356名
- 完走率 80.5%
初めて『The PEAKS』の存在を知った瞬間は、
なかなか衝撃的だったなぁ‥‥
The PEAKS ラウンド2(赤城山)獲得5327m 制限時間13.5h
2015年はコースが確保できず、およそ2年ぶりの開催。
ラウンド2は2016年7月9日、
群馬県赤城山で行われました(ルートラボ)。
- 出走者 244名
- 完走者 173名
- 完走率 70.9%
天候が雨だったためか、完走率は10%ダウンの70.9%。
これは、トライアスロンの最長種目
「アイアンマン」なんかよりも低く、
100㎞マラソンなんかに近い数字です。
The PEAKS ラウンド3(熱海)標高4841m、制限時間11.5h
ラウンド3、2017年4月23日静岡県熱海市。
走行する順番の自由度が増し、
頭を使う戦略的要素が追加されました。
- 出走者 256名
- 完走者 108名
- 完走率 42.2%
ただ、その複雑なコース設定によって
迷って時間をロスしてしまう人が続出。
さらには制限時間短縮という要因が重なって、
過去最低の完走率を記録してしまったラウンドです。
The PEAKS ラウンド4(奥多摩)標高6176m、制限時間13.6h
ラウンド4、2017年9月3日東京都奥多摩(ルートラボ)。
複雑なコースが挑戦者を苦しめたラウンド3とは違い、
『The PEAKS』史上、最長&最高獲得のド直球勝負と名打った大会。
距離194km、獲得標高6176mのコース設定で、
最高レベルの★★★★★が付けられました。
- 走者数 279名
- 完走者 205名
- 完走率 73.5%
スタート時間を30分遅らせるハンデを負う「変態割」(-1,000円)
スタート時間を1時間遅らせるハンデを負う「ド変態割」(-3,000円)
面白い!
The PEAKS ラウンド5(蓼科)&6(熱海)ともに獲得5154m
2018年最新の『The PEAKS』は、
ラウンド5が7月8日長野県蓼科(たてしな)
ラウンド6が9月30日静岡県熱海2にて開催予定。
熱海のほうはラウンド3のリベンジマッチ。
ほぼ同じコースです。
現在申し込み受付中⇒スポーツエントリー
ラウンド5の蓼科(たてしな)のコースプロフィール(ルートラボ)。
麦草(むぎくさ)峠の部分、コースを伸ばす「ド変態増し」に注目。
エントリーフィーは-2,000円、「変態」ステッカーもプレゼント。
ただし、+33㎞、+1042mUPとなり、
総距離226km、総獲得標高6196mと、
尋常じゃない事になります‥‥
『七葛』4,675m
関西では、それなりに知名度の高い『七葛(ななかつ)』。
和泉葛城山を七方より7回上ります。
自前の『The PEAKS』といったところ。
昨年6月にやりました。
距離、獲得標高こそ『The PEAKS』に及ばないものの、
上りの平均が8%と、勾配が凝縮されていて、
血反吐を吐きそうになるぐらいキツかったです‥‥
詳しくは、下の戦記でw
【戦略編】獲得標高4,675mの『七葛』。七方から葛城山を攻めるクレイジーチャレンジ。
【攻略前編】獲得標高4,675mの『七葛』。七方から葛城山を攻めるクレイジーチャレンジ。
【攻略完結編】獲得標高4,675mの『七葛』。七方から葛城山を攻めるクレイジーチャレンジ。
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『ZWIFT エベレスト』8,848m
最近ドハマリしている
ローラー台オンラインゲーム「ZWIFT」。
2015年の発売から会員数は伸び続け、
2019年時点で全世界100万人以上の登録者がいます。
ゲーム内には、条件を満たすとバッジが手に入る
「アチーブメント」という仕組みがあります。
このアチーブメントには、
プレイヤーをゲームに慣らす目的のような
簡単なものも多いのですが、
中には、存在自体が隠されており、
さらに、達成するにも身体能力的難易度の高いアチーブメント、
「エクストラクレジット」が隠されています。
その中の一つ。
達成条件は「1回のライド中に獲得標高8,848m」。
休憩せずに走り続けたとして、
そこそこ健脚の人でさえ
11~12時間はかかるであろう
極限とも言えるヒルクライムサバイバル。
いずれ挑戦してみたいですね(^^;;
※追記 18/3/12成功
以上、悪魔じみたヒルクライム集でした。
「クライマーよ大志を抱け」
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