この記事の所要時間: 351

 

松木です。

 

スポーツバイクデモ 2018

ワイズロード主催の「スポーツバイクデモ2018」に行ってきました。

目的はもちろん最新モデルの試乗

 

スポーツバイクデモで試乗した5台+
11月に訪れたサイクルモードで試乗した5台、
計10台を複数回に分けてインプレッションしていきます(^^)

 

  1. Focus『Izalco Max Disc 9』
  2. Focus『Izalco Max Disc 8.8』
  3. Guerciotti『E740』
  4. Chapter 2『HULU』
  5. Chapter 2『TERE』
  6. Chapter 2『RERE』
  7. Ridley『Noah Fast』
  8. Ridley『Fenix SL Disc』
  9. BMC『Timemachine Road 01』
  10. BMC『Teammachine SLR 01』

 

例にもれずハイエンドばかりです(笑)

 

そのため、乗ってみても好感触のものが多かったのですが、
「あれっ?なんか微妙……」というものも中にはありました。

 

そういった車体は批判覚悟でブッタ切ります!

 

【中編と後編】

試乗インプレ Chapter2『HURU』『TERE』『RERE』一気乗り!
 松木です。 「Y's Roadスポーツバイクデモ&サイクルモード2018」試乗インプレ中編です。 今回のラインナップは、 Chapter2『HURU』軽量 Cha...

 

試乗インプレ RIDLEY『Noah Fast』『Fenix SL Disc』BMC『Timemachine Road 01』『Teammachine SLR 01』
 松木です。 「Y's Roadスポーツバイクデモ&サイクルモード2018」試乗インプレ後編です。 今回のラインナップ↓ RIDLEY『Noah Fast』 RIDLEY...

 

【過去試乗したハイエンドバイクのインプレッション】

ホイール・フレームインプレッション
 フレームのインプレ(ABC順)3T『Strada』7.5点Avedio『Pegasus Ti』8.75点Axman『Hemera(百式)』8.25点Basso『Diamante SV』8点BH『G7 Pro』8.25点BH『Ultrali...

 

スポンサーリンク

試乗インプレッション前編

フォーカス『イザルコマックスディスク9』98万(税抜)

インプレッション レビュー Focus『Izalco Max Disc 9』 フォーカス『イザルコマックスディスク9』 インプレッション レビュー

つい先日発表されたFOCUSの新型エアロロード。

今回の試乗会の一番の目的でもあった車体。

 

『Izalco Max Disc』FOCUSが放つ”最速以上”のエアロロード【2019年モデル】
 松木です。 ジャーマンブランドのFOCUS。 エアロロードに手を出していない”最後の砦”とも言える大手メーカーでしたが、「今の時代、オールラウンドモデ...

 

【剛性】8.5点
【加速性】8.75点

【振動吸収性】9点
【巡航性】9.25点
【お気に入り度】8.5点
(※8点で「なかなか良い」)

 

 

面白みに欠けるバイク。

 

 

「速い」かと聞かれれば確かに速いです。

 

エアロロードながら比較的「軽い重量」

綿密に計算されているであろう「剛性」

それらから生み出される、それなりの「軽やかさ」

 

スピードに乗れば、カムテール形状のフレームと、
MAVICの40mmホイールが威力を発揮します。

失速感はしっかり抑えられていて「巡航性」も悪くありません。

 

ただ、高バランスが故に、逆に特化している性能が無くて特徴に乏しく、
また、感情に訴えかけてくるような”何か”を持ってもいませんでした……

 

発表された当初、そのフレーム形状を見て、
「最近のトレンドを寄せ集めただけで、あまり個性は感じられない」
と思いましたが、実際に試乗してみても同様の印象。

 

インプレッション レビュー Focus『Izalco Max Disc 9』 フォーカス『イザルコマックスディスク9』 インプレッション レビュー

別に「良くない」と言っているのではありません。

高性能&高バランスな車体であるのは間違いありません。

 

ですが、
何か一つだけでも”Izalco Max Discにしかない魅力”が欲しい
というのが素直な感想。

 

何十というメーカーがひしめき合っている状況の中、
「アイデンティティ」は、少なからず必要だと考えます。

 

インプレッション レビュー Focus『Izalco Max Disc 9』 フォーカス『イザルコマックスディスク9』 インプレッション レビュー

MAVIC『Cosmic Pro Carbon UST Disc』
チューブレスタイヤが嵌められていて
「乗り心地」に関しては申し分ありませんでした。

 

それから、
シートステイは”しなり”重視で扁平だと思っていたのですが、
意外とそうでもなかったですね。

 

すごく細い訳でもないため、
「剛性(=機動性)」と「快適性」の間を狙っているっぽい。

フォーカス『イザルコマックスディスク8.8』54万

インプレッション レビュー Focus『Izalco Max Disc 8.8』 フォーカス『イザルコマックスディスク8.8』

フレーム素材を『High Modulus Carbon』にグレードダウンしたセカンドモデル。

”9”と比べ、フレーム150g、フォーク22g重たくなりますが、
フレーム形状などの機能面に違いは見られません。

 

【剛性】8.5点
【加速性】7.75点
【振動吸収性】7.5点
【巡航性】9.25点
【お気に入り度】7.25点
(※8点で「なかなか良い」)

 

脚へと伝わってくる「剛性感」

速度が上がった際に感じる「巡航性」

この2点に関しては”9”との間に明らかな差は感じず。

 

ただ、走りに大分と”重ったるさ”があるな……

 

それから、車体のどこにもノードノイズを収束してくれる箇所が無く、
車体が細かく暴れている”ガチャガチャ”した乗り心地になってしまっていましたね(^^;

 

 

フレームの素材を変えたぐらいで
ここまで悪影響を及ぼすことはないはずで、
おおかた、アッセンブルされている「足回り」のせい

 

インプレッション レビュー Focus『Izalco Max Disc 8.8』 フォーカス『イザルコマックスディスク8.8』

Novatec『R5 DISC』+コンチネンタル『Ultra Sports』25c

 

Novatec『R5 DISC』は、前後セット1735g(リム重量535g)と重量級。

コンチネンタル『Ultra Sports』も
『イザルコマックスディスク』には到底似つかわしくない
「安さ」と「耐久性」だけが売りのような練習用タイヤ。

 

イケてなさ過ぎでしょ……

 

インプレッション レビュー Guerciotti グエルチョッティ『E740』

逆に言えば、
ホイールとタイヤを”9”と同じMAVICに交換しさえすれば、
『イザルコマックスディスク9』とさして変わらないのではないかと。

 

ですが、フレームセット価格は”9”が44万、”8”が38.8万。

価格はあまり変わらないため、
”9”を選んでおくと後悔することは少なそうですけどね。

 

スポンサーリンク

グエルチョッティ『E740』推定82万

インプレッション レビュー Guerciotti グエルチョッティ『E740』

イタリアの老舗メーカーGUERCIOTTI。

 

インプレッション レビュー コンチネンタル GP5000

正直言って、メーカーにそこまで興味ありませんでしたが(笑)、
装着されていたContinental『GP5000』が気になり試乗してみることに。

 

【剛性】8.5点
【加速性】9.5点
【振動吸収性】9.75点
【巡航性】8.75点
【お気に入り度】9.5点
(※8点で「なかなか良い」)

 

 

「うおぉぉぉ~~~~タイヤすげえええええΣ(゚Д゚)!!!」

 

 

いや~、久々にビビっときましたね(^^)

 

インプレッション レビュー コンチネンタル GP5000

まず、今までに感じたことのない路面接地感。

「微振動減衰性」が尋常じゃなく高いです。

 

ですが、Vittoria『Corsa』タイヤやラテックスチューブなどの
「しなやかさが乗り心地を生む」というタイプとはまた違った不思議な感触。

 

タイヤの厚み、わずか2.8mmの間に
微振動をカットする装置が埋め込まれているような……

 

”ザラザラザラ”というロードノイズが”サラサラサラ”と。

 

他に類するタイヤが思い浮かばない唯一無二と言える特長。

 

インプレッション レビュー コンチネンタル GP5000

それからコーナリングが抜群

 

サイドの「剛性」が高いためか、
倒した際に”ベチャッ”とタイヤが潰れてしまうことなく、
しっかりとした安定感があります。

これは、柔らかいフォークだとコーナリングが怖いのと同じ理屈です。

 

また、指で触ると他の部分よりも摩擦の大きい「Lazer Grip」が効いて、
タイヤが地面に食いつき、車体を深く倒しても滑る気が一向にしませんでした。

 

  1. 微振動が少ない
  2. サイドの「剛性」が十分
  3. 「Lazer Grip」の摩擦

 

故に、コーナリングが秀逸。

 

【実験】GP5000タイヤの転がり抵抗・耐パンク性をテストした結果
 松木です。 「すぐにやってくれるだろうな」と期待はしておりましたが、お馴染みBicycle Rolling Resistanceが、『GP5000』の「転がり抵抗・耐パンクテスト...

 

”速さ”を体感するのは、なかなか難しかったですが、
その点は科学的に実証されているので心配無用でしょう。

 

 

インプレッション レビュー Guerciotti グエルチョッティ『E740』

さて、タイヤの感想が熱くなってしまいましたが(笑)、
『E740』も普通に良かったです。

 

740gというフレーム重量から想像される通り、
一切の引っかかりを感じることなく「加速」。

 

踏み込むと脚が”ストンッ”と気持ち良く下りてくれるのは、
リム重量の軽いシマノ『WH-R9100-C24-CL』との相乗効果でもあります。

 

インプレッション レビュー Guerciotti グエルチョッティ『E740』

超軽量フレームにありがちな

「パリパリした嫌な脚当たり」
「コントロール性に乏しいヒラヒラとした挙動」
「失速感」

こういったネガティブさも特に無し。

 

文句を付けるような所は見当たらず、
そして「タイヤ」と「軽快さ」が心に強く響いてくるバイクでした。

 

自らの車体も大至急『GP5000』に履き替えたくなりましたねw

 

スポンサーリンク