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松木です。

 

【速く走るための風洞実験・エアロ効果⑥】ケーブルの内蔵化は?

最新のエアロロードは、
どれもこれもワイヤーが「完全内蔵」だったりしますが、
実際、ワイヤーがどれぐらい空気抵抗になっているのでしょう?

 

少々気になる所です……

 

【速く走るための風洞実験・エアロ効果⑥】ケーブルの内蔵化は?

そこで、スペシャライズドが誇る研究開発マネージャー、
クリス・ユー(右)とジェシー・フランク(左)の2人が、
自社開発の自転車専用風洞施設「Win Tunnel」にて実験!

 

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比較する2パターン

【速く走るための風洞実験・エアロ効果⑥】ケーブルの内蔵化は?

実験に使用する機体はスぺシャライズド『Roubaix』

変速は「機械式」、ブレーキが「油圧ディスク」です。

 

【速く走るための風洞実験・エアロ効果⑥】ケーブルの内蔵化は?

ヘッドチューブ周りに目を向けると、
計4本のケーブルがゴチャついていますね(^^;

 

こちらが状態①。

 

【速く走るための風洞実験・エアロ効果⑥】ケーブルの内蔵化は?

続いて、
「ケーブルを全て内蔵した」と想定し、
ケーブルをごっそりと取り除きました。

 

こちらを状態②とします。

 

そして、状態①と②の空気抵抗を調べ、
「40km走行において何秒短縮できるか?」を算出します。

実験結果

【速く走るための風洞実験・エアロ効果⑥】ケーブルの内蔵化は?

12秒短縮。

これは42km/h走行において速度+0.14km/h、出力-3wに相当

また、ケーブル1本当たりで考えれば、-0.75w削減できることになります。

 

【速く走るための風洞実験・エアロ効果⑥】ケーブルの内蔵化は?

”丸”というのは、最も空気抵抗が大きい形状の一つですから、
たかがケーブル1本と言えど、意外とバカに出来ないということ。

 

研究開発の2人も

「今回の実験は極端な比較ではあったけれども、
もし自分のバイクのケーブルが多く露出しているなら、
なるべく内蔵させたり、まとめたりすると良いよ」

と締めくくっています。

実際にどうやってケーブルを片付ければいいか?

ロードバイク ワイヤー まとめる スパイラルチューブ 熱収縮チューブ

プロチームの車体でよく見かけるのが、
熱収縮チューブで2本のワイヤーをまとめる手法。

 

まあ確かにスマートではあるのですが、
車体組み立て時にしか装着できませんし、
多少面倒臭いと言えばそうかもしれませんね……

 

ロードバイク ワイヤー まとめる スパイラルチューブ 熱収縮チューブ

そこで、熱収縮チューブよりも簡潔なのが、
スパイラルチューブを巻く方法です。

 

本来は電気系の配線処理に用いる道具なんですが、
車体組み立て後にも簡単に付け外し可能で、結構便利ですよ(^^♪

 

 

【速く走るための風洞実験・エアロ効果⑥】ケーブルの内蔵化は?

もっと本格的にケーブルを処理し、大きい効果を狙うならば、
やはりエアロハンドルの導入が間違いないでしょうね。

 

ハンドル自体で-3~4w(42km/h走行時)の出力削減効果がありますし、

多くのモデルでケーブルが半内蔵できる構造になっており、
今回の実験結果からして、そちらでも最大-1~2w減らし得るはず。

 

自分は上写真のボントレガー『XXX Aero』ハンドルを愛用しているのですが、
(「硬さ」「軽さ」「エアロ」「形状」「サイコン取付可」のバランスが良いため)

 

VIBEエアロカーボンスーパーライト

PRO『Vibeエアロカーボン』を更に「軽さ」に特化させた
PRO『Vibeエアロカーボンスーパーライト』(380mm:205g)や、
(ただし、ノーマルモデルよりも若干「剛性」は落ちます)

 

VIBEエアロカーボンスーパーライト

PRIME『Primavera(プリマヴェーラ)』も気になっているエアロハンドル。

 

こちらの特徴は、

  • 420mmで公表235gとそこそこ軽量
  • 手の平がフィットするように肩部分を凹ませている
  • ケーブルが通しやすそうな穴の位置
  • 下ハンドルが八の字に広がっていて持ちやすい

 

しかも、『Vibeエアロカーボンスーパーライト』が46000円なのに対し、
PRIME『Primavera』16000円と、コストパフォーマンスは最強です。。。

 

WiggleのPRIME『Primavera』の販売ページへ↓

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