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松木です。

 

Q&A「Mt.富士ヒルで最速のホイール組み合わせは?」など4つの質問
 松木です。 「IT技術者」さんのように”質問箱”を用意はしていませんが、ブログ開設当時から「ご相談・お問い合わせページ」を設けています。 なので、...

 

先日、「ご相談・お問い合わせページ」に寄せられた
「面白い」と感じたご相談を掲載させてもらいました。

 

その後、ありがたいことに問い合わせが急増しまして、
「なるほど、こういった事が知りたいのか~」と
自分も楽しみながらお答えさせてもらっています(笑)

 

色んな経歴の方から、多種多様な質問をもらうので、
メールでやり取りする中で気づかされることも多いですね。

 

 

これからも読まれる方の役立ちそうなご相談を選んで、
3~4つずつ掲載していこうと思います。
(※読みやすいように一部加筆・省略・修正してます)

 

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【軽量化】「回転部」と「それ以外」の軽量化の効果は同じですか?

ロードバイク 【軽量化】回転部とそれ以外の軽量化の違い

Q. ブログの中で、
”1kg軽くなると、100mの獲得標高で3〜4秒ほど速くなる”との解説が度々出てきますが、
「回転部」でも「それ以外の箇所」でも、軽量化の効果は同じなのでしょうか?

 

是非、お考えを伺えればと思います。よろしくお願いします。

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A. この質問はとても興味深い内容ですね(^^)

 

ホイール・タイヤ(回転部)の重量に関しては、
「慣性モーメントが~」とか、
「他の部分の軽量化の数倍の効果がある」とか、
まことしやかに話されることがありますね。

 

実際、軽量ホイール・タイヤで山を登ると、
”踏み出しの軽さ”を体感しやすいのは事実ですから、

感覚的には、軽量化のタイム短縮効果は
他のパーツよりも回転部のほうが大きいと思われがちです。

 

ですが、個人的な考えとしては、
「ホイール・タイヤの軽量化のタイム短縮効果は、他のパーツと大差ない」
というように考えています。

 

何か深い根拠があったりする訳でないのですが、
そのように考える理由を上げるとすれば、次の2つです。

 

  1. 同じ重量のものを、同じ高さまで上げるのに必要な運動エネルギーは、
    回転していようが回転していまいが、ほとんど変わらないはずだから
  2. 1450gの50mmディープリムと、1100gの24mm軽量ホイールで同じ峠を登った際、
    -350g以上のタイム差が得られる現象は起きなかったから(厳密なテストではないですが)

 

ですので、ヒルクライムレースだからと言って
ホイール周りの軽量化だけを特に重要視して、

「軽さ」以外の性能が犠牲になってしまうような超軽量ホイール、
耐パンクベルトが入っていないペラペラのタイヤ、

そういったリスクを伴うパーツは使いません(昔は使っていましたw)。

 

 

ただ、最初にも話しましたが、回転部を軽量化すれば
ペダリングが軽くなったり、”かかり”が良くなったり感じるのは確かなので、
そういった乗り味を好んで使うのは、普通にアリだと思います。

【カーボンクリンチャー】10万のホイールと、有名メーカーの物の違いは体感できますか?

10万のカーボンクリンチャー PRIMEインプレ

Q.  PrimeやLWCなど、10万円前後のカーボンクリンチャーと、
マヴィック等の有名メーカーとの違いは初心者に体感できますか?

 

自分なりに調べたところ、
ハブにNovatecやBitex製が使われていて、特別変なものでもないみたいで……

PrimeやLWCなどは、既製品を使った手組みホイールのように思いました。

 

価格の違いは「専用設計」であったり「広告費や研究費」の差だと感じます。

 

是非ご意見をお聞かせ下さい。

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A.  いくつかの10万クラスのカーボンクリンチャーを乗った経験として、
大手メーカーの20~30万クラスと比較しますと、
いずれの性能においても、やはり大手メーカーのほうが優れていると感じます。

 

その中でも、一番の体感できる違いは「走りの軽快さ」

 

エントリークラスのアルミホイールに比べれば、
PrimeやLWCのホイールでも感動するはずですが、

比較対象が、マヴィック等のカーボンクリンチャーとなると、
走りが全体的に”もっさり”しているように感じられます。

 

 

10万のカーボンクリンチャー PRIMEインプレ

ただ、ご質問の中にある通り、大手ホイールの場合には、
「広告費・研究費」「専用設計」「ブランド名」など、
性能とはあまり関係ない要因で、価格が上乗せされていますから、

10万クラスのカーボンクリンチャーの性能は、
大手ホイールの15万クラスに匹敵している傾向にありますね。

 

 

ですから、Primeなどの10万円前後のホイールは、
カーボンクリンチャーとしてのコスパは普通に良いと思っていて、
「切れ味鋭い走り」を求めないならば、十分選択肢に入れていいでしょう。

 

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【その他】どのようにスネ毛の処理を行っていますか?

ER-GK70 ロードバイク スネ毛処理

Q. ロード乗りの皆さんは脚がツルツルに毛の処理をされています。

 

過去の記事で「空気抵抗を減らす目的」と教えていただいたのですが、
どのようにすね毛の処理を行っているのでしょうか?

 

ツルツルの脚にして夏場ロードに乗りたいと思うので、教えていただければ幸いです。

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A. スネ毛処理に関しては、普通にカミソリを使っています。

 

ですが、一番良い方法だと考えているのは、
パナソニック の男性用ボディートリマー『ER-GK60』です。

 

ER-GK70 ロードバイク スネ毛処理

 

  • カミソリの半分程度の時間で済む
  • カミソリほどは深剃りしないので、肌を痛めにくい
    (カミソリで剃って1~2日後ぐらいの状態の長さ)

 

そういったメリットがあって、
現状、スネ毛処理の最も理想的なアイテムだと思います。

 

もし「ツルツルの状態にしたい」という事であれば、

『ER-GK60』でプレシェービングした後、
ジレットなんかのカミソリで”サッ”と仕上げれば、
毛詰まりする面倒も無い上に、肌へのダメージも最小限に抑えられます。

 

 

ちなみに、自分が『ER-GK60』を使わないのは、
「レース前」や「気合を入れたい時」しかスネ毛を剃らず(嫌がられそうですが……)、
単純に出番が少ないからです。

 

仮に普段の練習からスネ毛を剃る習慣があるならば、
迷わず『ER-GK60』を使いますね。

 

ER-GK70 ロードバイク スネ毛処理

それから、最近『ER-GK70』という後継モデルが発売されたのですが、
『ER-GK60』との違いは「本体の色」と「9mmアタッチメントの有無」だけなので、

価格が2千円ほど安い、旧モデルを選ぶほうがお買い得です。

 

【練習】トレーニングの頻度はどれくらいがベストでしょうか?

ロードバイク トレーニング頻度

Q. 松木さんに質問させていただきたいのですが、
トレーニングの頻度はどれくらいがベストでしょうか?

 

例えば、ZWIFTで1時間程度のワークアウトやヒルクライムをした翌日、
筋肉に疲労が残っている場合もトレーニングはするべきでしょうか?

 

筋肉に疲労感があると、どうしても
「この状態でトレーニングをしていいのか?」という疑問が生じてしまいます。

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A. 「トレーニング頻度」についてのご質問ですね(^^)

 

まず最初に言っておきますが、トレーニングに”絶対”はありませんから、
自分に合った練習を探るための一意見として参考にしてください。

 

 

さて、一般的には「練習と休息はセット」と言われている通り、
練習と休息を交互に取るのが”基本”ではあると思います。

 

この基本にのっとるならば、質問者さんが挙げられた
「ZWIFTで1時間程度のワークアウトやヒルクライム」を行った結果、
次の日に疲労感が残っているなら「休息するべき」なのかもしれません。

 

私もそのように考えていたのですが、最近は考えが変わりました。

 

 

「疲労感が多少残っていたとしても、練習したほうが強くなれる」

 

今ではそのように考えています。

 

 

少し前までは基本通り「練習と休息」を重視して、
多くても月1500kmぐらいまでしか乗っていませんでした。

 

それでも大会で入賞できる程度には速くなれていましたから、
あまり「練習量を見直そう」という考えは浮かんでこなかったんです。

 

ロードバイク トレーニング頻度

ですが、少し前の3月、ZWIFTに取り憑かれまして
バーチャル内ですが、距離3206km、獲得55013m乗りました(←ただの馬鹿w)。

 

その間、あまり”頻度”や”疲労”などは気していませんでしたが、
かつて感じたことが無いレベルまで「持久力」「パワー」は向上。

当たり前ですが、これだけ乗っていれば体型も自然と絞れてきます。

 

そして、その良い流れのままに
伊吹山ヒルクライム2位という望外の結果につながりました。

 

 

>筋肉に疲労感があると、どうしても
「この状態でトレーニングをしていいのか?」という疑問が生じてしまいます。

 

質問者さんのこの疑問に対して、
先ほどの自身の経験から思うことは、

「練習と休息はセット」は押さえておくべき基本ではあるものの、
さすがに「筋肉に疲労感が残らない」状態まで休むとなると、

どうしても”練習量”を減らさざるを得ず、
ある一定以上のパフォーマンスは期待しづらいということ。

 

そして、筋肉の疲労が多少残っていたとしても、
「強度」や「距離」にうまく強弱をつけながら、
なるべく頻度を高く練習するのが一番強くなれると思います。

 

モチベーションを高く保ち、
練習を習慣化するのは簡単ではありませんが、

できれば”毎日”乗るのがベスト。

 

 

「そんな乗り続けると疲労がたまりすぎる」と言われてしまいそうですが、
常に全力ではなく、「強度」や「距離」を調整して取り組めば、
毎日負荷をかけながら、同時に回復して強くなっていくことは十分に可能です。
(この理論は、以前オススメした本『ピーキングのためのテーパリング』も参考になるかと)

 

また、不思議なことですが、毎日乗り続けていると、
疲労に身体が適応し、徐々に苦ではなくなってきますよ(^^)

 

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